NARUTO−ナルト−   用語集

 

 

 

鉄ノ爪(アイアンクロー) #467〜

 掌で敵のこめかみを鷲掴み、指の力だけで締め上げる忍体術。

暁 #143〜

 オビトが月の眼計画成就のために結成した、総勢9名の小組織。ただし元々は弥彦がオビトの助言を受けて設立した、極力武力に頼らない平和を模索する組織だった。組織のシンボルである赤い雲は、雨隠れの里に血の雨を降らせた戦争を象徴している。だがそれも弥彦が存命中に限ってのことであり、彼の死後は憎しみに呑まれた長門によって力ずくで平和を求めるテロ組織へと変貌。特に半蔵への復讐を果たし雨隠れの里を乗っ取ってからは構成員が入れ替わり(前構成員のその後は不明)、オビトをリーダーとしつつ表向きは長門の操るペイン天道が仕切る戦闘傭兵集団となった。新たな構成員はオビトの選出した抜け忍ばかりで、ほとんどがSランク級の重罪人。全員が前組織の名残であるシンボルが描かれた黒いコートを羽織り、指には幻龍九封尽発動時に必要な刻印(零・白・亥・朱・空・南・玉・青・北・三)の入った指輪をしている。組織の目的は前述のように月の眼計画だが、ゼツ以外はそれを知らされておらず、長門ですら偽りの計画を信じ込まされていた。構成員の主な仕事は人柱力の生け捕り(一人につき一体がノルマ)・賞金稼ぎ・諜報活動・闇の任務請負業などで、二人一組でそれらに当たるのが基本。また一枚岩の組織であり続けるべく、リーダーの命令には絶対服従・仲間への罵詈雑言は厳禁・裏切り者には死、などの掟がある。

忍者学校(アカデミー) #1〜

 木ノ葉隠れの里にある、忍の養育機関。二代目火影扉間によって設立され、多くの優秀な忍を輩出している。設立当初は独立した教育施設のみだったが、次第に周辺の軍事・内政施設を含むようになり、三代目火影ヒルゼンの手で確固たるシステムを持つ教育体制が完成した。入学に必要とされるのは心得のみ(一、里を愛しその平和と繁栄に尽力する志を持つ者であること。二、不撓不屈の精神を有し弛まぬ努力と鍛錬を行う者であること。三、心身ともに健全であること。)で特に制限は無く、入学式に身内が参加するのが通例となっている程度。一応卒業試験が存在し、合格すれば下忍と認められ額当てを貰えるが、難度はそれほど高くない。ただし卒業後に担当となった上忍が行う下忍認定試験に落ちた場合、強制的に額当ては没収され戻ってくる羽目になる。こちらの難度はそれなりに高く、合格率は毎年約30%。なお他里にも同様のシステムが存在するが、卒業試験等のカリキュラムは里によって大きく異なっている。

赤秘技・機々三角 #464〜

 人傀儡の全身に仕込まれているクナイを、同時に一斉射出する忍術。

赤秘技・百機の操演 #272〜

 術者のチャクラと人傀儡を直結させ、百体もの人傀儡を操る忍術。術者の意志がそのまま人形の動きとなり、タイムラグ無しで手足の如く動かせる。サソリはこの術で一国を滅ぼしたという。

秋道一族 #55〜

 木ノ葉隠れの里において、太めの体型と飽くなき食欲を伝える有名な一族。基本的に食いしん坊で胃腸も発達しており、食料摂取量は常人の数倍にもなる。

荒繰鷺伐刀 #411〜

 七本の刀を自在に操って、踊りながら縦横無尽に刃を繰り出す攪乱体術。その切先は敵のあらゆる急所に襲い掛かり、剣筋を読んで見切るのは極めて困難。勇壮なる演武を舞うかのように、一瞬で敵の間合いに入り斬りつける。

朝孔雀 #258〜

 八門遁甲の体内門を景門まで開いて敵を蹴り上げ、飛躍的に高めた身体能力で無数の拳を繰り出す体術。摩擦により炎が生じる程の速度と、喰らった者が吹き飛ぶ暇すら与えない高速連撃は、正に必殺と言ってもいい程の破壊力を誇る。名称の由来は飛び散る炎が空を赤く染めていく様が、日の出の如く明るくて孔雀の尾羽の如く鮮やかな事から。

甘栗甘 #34〜

 木ノ葉茶通りにある甘味処の一つ。栗羊羹や栗善哉など、栗メニューが豊富。

雨隠れの里 #39〜

 土・風・火の三大国に囲まれた位置にある、長門が神として統治している隠れ里。シンボルは雨のマーク。地理的条件の悪さから予てより戦場になる事が多く、特に忍界大戦中は犠牲者が絶えなかった。数年前までは半蔵が頭として里を牛耳っており、出入りする者には入国審査と滞在期間中の監視を徹底していたため、中忍試験の手続きでさえ毎回困難を極めていたという。しかし長門率いる革新派が内乱を起こし、長年に亘る内戦の末に革新派が勝利。半蔵は一族や関係者ともども全て処刑されたが、元々閉鎖的で情報の漏洩などもほとんどなかったので、内戦状態にあった事すら知る者はごく僅か。忍一人一人の能力を限界まで高め独自の術を次々と生み出しているといい、中でも暗殺術や幻術に長けた者が多く他国からの依頼はかなり多いらしい。

油女一族 #70〜

 木ノ葉隠れの里に伝わる、伝統ある蟲使いの一族。この世に生を受けると同時に体を巣として蟲に貸し与え、寄壊蟲の術を生涯使い続ける定めにある。よって蟲への造詣と誇りは忍界において右に出る者は無く、それらを代々受け継いでいく宿命も持つ。また寡黙を貴ぶ性質があり、熱い想いは表情に出さず胸に秘め全てを蟲に託す。

雨蜘蛛 #194〜

 巨大蜘蛛の卵嚢から生まれた子蜘蛛たちを使役し、敵へ一斉に襲いかからせる忍術。子蜘蛛たちはチャクラでできた糸を操り、敵に逃れる隙を与えない。

天照 #148〜

 消火不能の黒炎を召喚し、あらゆるものを焼き尽くす炎遁忍術。燃やしたい所を目視してピントが合えば、その視点から黒炎が発生する。太陽の如き高温をもって七日七晩燃え続けたといい、それ故に日の神を表す名称が付けられたといわれている。万華鏡写輪眼の継承者のみ発動が可能で、同じ眼を持つ者であれば消火もできる。なお月読とは対を成す術であり、物質界と光を象徴する。

天手力 #674〜

 輪廻眼の視界内における特定の範囲内において、術者と対象物の位置を一瞬で入れ替える忍術。近距離攻撃の瞬時回避、投擲武器との入れ替えによる攻撃など応用性は高い。

天之御中 #679〜

 輪廻写輪眼の視界にいる者全てを、術者ごと始球空間と繋がる5つの空間(溶岩・氷・超重力・砂・酸)へ強制瞬間移動させる忍術。抗う術は無く、術者以外の者が自力で元の世界へ戻るのは不可能。

暗号解読班 #250〜

 木ノ葉隠れの里に存在する特務部隊の一つ。暗号部とも言う。暗号化されたメッセージを素早く解き明かすのが任務。

暗部 #12〜

 各隠れ里に必ず存在している、五影直属の暗殺戦術特殊部隊。上・中・下忍の枠に囚われず里中から選りすぐられた忍で構成されているが、中でも裏の任務に従事する者の素性は全て伏せられ動物を模した仮面を被って行動する。暗殺や隠密など特殊かつ高度で危険な任務を請け負うため、その全ては闇に秘され彼らの功績が表に出る事は無い。多々ある任務の性質に応じて最も適当な人物を割り当てるべく、拷問・尋問部隊や解析班を始めとする幾つかの部隊に分けられている。

居合斬り #531〜

 神速で刀を抜き放ち、標的を一瞬で斬り捨てる居合剣術。

イザナギ #476〜

 僅かな時間だけ術者にとって不利な現象を夢に描き変え、有利な現象を現実とするうちは一族の究極幻術。術を掛ける対象は術者自身であり、それによって幻と現実の狭間をコントロールし運命を変える(術の効果時間には個人差あり)。陰陽遁を操る者だけに許された特殊な瞳術で、六道仙人の万物創造を応用したもの。ただチャクラの消費が膨大な上に、この術を行使した写輪眼は確実に失明し二度と開く事は無い。かつての大戦時には運命を変える完璧な瞳術として一族に貢献したが、術者を傲らせ個を暴走させる要因ともなり、遂には一族内で都合のいい結果の奪い合いまで起こったという。以上の2点が原因で、程なく禁術に指定されたらしい。印は卯・亥・未。

イザナミ #582〜

 イザナギと対を成す、うちは一族の究極幻術。行動の中の任意の一瞬における、己と相手の体の感覚を瞳力で写真のように記憶し、更に同じ感覚を再現して同様に瞳力で記憶する。その二つを重ねて繋げ、間の時の流れをも繋げて無限ループを作り出し、相手を閉じた時間の中に閉じ込めるのである。ただし抜け道も用意されており、本来の自分という運命を受け入れる事が出来ればループは終わる。元々イザナギ使用者を戒め傲りと怠慢から救うための術であり、都合のいい結果を選び続ける限り抜け出せない仕組み。イザナギ同様に使用後失明するリスクを持つ上、抜け道がある術など実戦では使えないので、こちらも禁術に指定されている。

石隠れの里 #515〜

 土の国と風の国に挟まれた小国。詳細は不明。

威装・須佐能乎 #621〜

 九尾の巨大な体を須佐能乎で包み、鎧のように纏わせる忍術。前足に須佐能乎の武装が携えられて攻撃力が増し、同時に絶対的な防御力も付与される。元は初代火影柱間の火影式耳順術・廓庵入鄽垂手対策として、マダラが考案したもの。

イチャイチャシリーズ #5〜

 自来也が綿密な取材に基づいて執筆している、18禁のベストセラー小説。上・中・下巻の「パラダイス」、「バイオレンス」、「タクティクス」などのシリーズがあり、値段は全て一律120両。最近になって映画化(鑑賞料は180両)されたほか、ゲーム・DVD・グッズなど数々のメディア進出が予定されているという。

一糸灯陣 #535〜

 足下に陣を広げ、その中にいる者の動きを封じる封印術。封印術の基礎であるらしい。

一閃 #617〜

 神速で刀を抜き放ち、巨大な斬撃を遠方へ飛ばす居合剣術。

犬塚一族 #364〜

 木ノ葉隠れの里において、忍犬を生涯のパートナーとし擬獣忍法を伝える一族。嗅覚や聴覚に秀でており、時にパートナーの忍犬すら上回る事も。

猪鹿蝶トリオ #137〜

 山中一族・奈良一族・秋道一族で結成される三人一組のこと。長所を活かし弱点を補い合う最高の連携戦術は有名で、特にいのいち・シカク・チョウザの名は他国にも知れ渡っている。

医療忍者 #68〜

 卓越した医療技術と医療忍術を用いて、バックアップと後方支援を専門に行う忍。微細の極致ともいえるチャクラコントロール力、膨大な量の専門知識、それらを広く応用する頭脳と根気が絶対条件とされるが、何よりも一番大事なのは自分だけは絶対に死ねないという覚悟である。当初はあまり存在の重要性を認識されていなかったが、小隊生存率と任務達成率を鑑みた綱手の提案により、一小隊に一人は必ず必要という常識が生まれた。

医療忍者の掟 #577〜

 綱手が医療忍者を考案した際に定めた、絶対に守らなければならない決め事。第一項、医療忍者は決して隊員の命尽きるまで治療を諦めてはならない。第二項、医療忍者は決して最前線に立ってはならない。第三項、医療忍者は決して小隊の中で最後まで死んではならない。第四項、忍法創造再生百豪の術を極めし医療忍者のみ上記の掟を破棄できる。

医療パック #239〜

 忍界大戦中に考案されたという忍具。応急処置に必要な医療アイテムが、機能的に収納されている。

医療班 #68〜

 木ノ葉隠れの里に存在する、医療を専門とする忍(忍医)たちの特務部隊。救急担当や技術研究担当などの部隊に分かれ、常に盤石の態勢で里の医療を統括する。なお細部は違うものの、他里にも同様の組織は存在する。

岩蛙 #409〜

 妙木山の修業場にある、無数の蛙の形をした岩。大蝦蟇の先祖たちが死と共に自然と一体化し石化したものと、仙人モードの修業をした人間たちが蛙石化したものがある。

岩隠れの里 #9〜

 土の国に存在する、土影を長とした隠れ里。シンボルは重なった岩のマーク。岩山が連なる天然の要塞に地の利を得ており、死を恐れない忍たちが数多く存在する。

岩分身の術 #513〜

 岩を媒介にして、実体のある分身を作り出す忍術。質量があるため看破されにくく、潜入・陽動・不意打ちなど有用性は幅広い。

印 #1〜

 体内で練り上げたチャクラを術に変換するための、極めて重要なプロセス。各術ごとに細かく決められており、寸分の間違いもなく発動の瞬間に合わせて素早く結ぶ必要がある。当然ながらレベルの低い術ほどシンプルで、高度な術になるほど複雑になっていく。種類は数え切れないほど存在するが、多くの術に使われている基本的なものは十二個あり、十二支に準えて「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」という名が付いている。

インドラの矢 #696〜

 肉体を活性化させ膨大なチャクラを一点に集中、絶大な破壊力を持つ巨大で鋭利な雷刃を作り出す超高等忍術。

陰遁忍術 #511〜

 創造を司る、精神エネルギーを元とする忍術。ハゴロモからインドラへ、そしてうちは一族へ脈々と受け継がれてきた忍術で、世界に存在する全ての幻術はこれにあたる。

陰封印 #169〜

 肉体の一ヶ所に封印を施し、いざという時のためにチャクラを貯め続ける封印術。綱手やサクラの場合は額であり、白豪の印と呼ばれる菱形の文様が出る。なお、解印時には体中に独特の紋様が浮き出る。

陰癒傷滅 #168〜

 敵の攻撃箇所を正確に導き出し、喰らう前に治療を行っておく医療忍術。敵の表情・動作・術の速度など、様々な状況下における瞬時の判断力を必要とするが、まず第一に異常ともいえる回復力を持っている事が前提となる。

雨虎自在の術 #364〜

 チャクラで雨雲を形成し、チャクラを投影させた雨を降らせる忍術。雨滴の一粒一粒が術者の感覚とリンクしており、侵入者が雨を遮れば即座に居場所を探知できる。また発動した場所に作用する術なので、術者が解除の印を結ばない限り雨が止む事はない。

渦潮隠れの里 #500〜

 渦の国に存在していた、うずまき一族が治めていた隠れ里。シンボルは渦のマーク。生命力と封印術に長けた者が多く、長寿の里とも呼ばれていたらしい。うずまき一族と千手一族が遠縁に当たる事から、木ノ葉隠れの里とは友好関係にあった。しかし戦乱の時代にその封印術を狙われ、奮戦空しく滅んでしまったという。

渦の国 #367〜

 かつて火の国に隣接していた国で、クシナの出身国。隠れ里同士が密接な関係にある事もあり、火の国と同盟を結んでいた。うずまき一族が多く住んでいたが、渦潮隠れの里の消滅と時を同じくして滅んでしまったらしい。

うずまき一族 #500〜

 渦潮隠れの里を治めていた、千手一族の遠縁に当たる一族。自然界の渦巻く気流と同調して生命力と封印術に長けていたが、その力は戦争の糧とされる内に狙われるようにもなり、結果として里は滅びてしまった。生き残った者は身分と素性を隠し、世界に散り散りになったという。彼らは全員が赤い髪をしており、長門や香燐はこの一族の末裔である。

うずまきナルト一帯連弾 #684〜

 空を覆い尽くすほどの影分身で行う、うずまきナルト連弾の究極型ともいえる体術。四方向から連続で攻撃を仕掛けて敵の四肢を封じ、その上で残る影分身が一斉に集中攻撃を行う。

うずまきナルト二千連弾 #134〜

 影分身千体で行う、うずまきナルト連弾の発展型ともいえる体術。敵を上空へ蹴り上げるまでは同じだが、最後は千体で両腕を使い二千もの拳を叩き込む。なお、両足の蹴りも加えた場合は四千連弾となる。

うずまきナルト連弾 #77〜

 ナルトが獅子連弾をヒントに編み出した、オリジナルの体術。影分身四体が敵を蹴り上げ、最後に本体が回転かかと落としで止めを刺す。

うちは一族 #3〜

 かつてマダラが長として率い、後に木ノ葉隠れの里の所属となった一族。火の性質を持ち火遁が使えて初めて一人前と認められるので、「火を操るうちはを持つ者」という事でうちわマークをシンボルとする。その起源はインドラにまで遡り、写輪眼と陰遁忍術を受け継ぐ。当初は雇われ武装集団の一つでしかなかったが、図抜けたチャクラと写輪眼による戦闘力は、森の千手一族と並んで最強の名を欲しいままにしていた。ただひたすらに戦い続ける日々を送っていた中、因縁深いライバルである千手一族から休戦の申し出があり、戦いに疲れ切っていた一族はマダラの反対意見を捩じ伏せ承諾。協力して木ノ葉隠れを立ち上げるが、里長(初代火影)に柱間が選ばれると彼を積極的に支援し、うちは主導を主張し続けたマダラを切り捨てた。後にマダラが九尾を率いて復讐戦を挑んできた事件が起こり、二代目となった扉間は二度とマダラのような反逆者を出さないよう、一族への信頼の証として木ノ葉警務部隊を設立。しかしオビトの画策で二度目の九尾襲来が起こると、里の上層部は主権を狙ううちはの者の仕業ではないかと勘繰り、転げ落ちるように一族の境遇が悪化。当然ながら不満を抱いた彼らは、里を乗っ取るクーデターを密かに進めるも上層部に察知され、命令を受けたイタチと月の眼計画遂行中のオビトによって全員(サスケ以外)殺されてしまった。この一連の事件は全世界に知れ渡っており、悲劇の一族として有名である。彼らは本来森の千手一族以上に深い愛情を持つが、それ故に愛情を失った時の憎しみも強く、場合によっては人格まで変わってしまう事があった。よって情を封印し術の力こそ全てとして、繊細な者の多い一族が闇に捕らわれ悪に落ちないように心を縛っていたという。

うちは返し #601〜

 うちは一族の長に受け継がれる団扇で、敵の術を暴風にして撃ち返す忍術。この団扇は霊樹から削り出された特異な法具であり、チャクラを吸収して風性質に変換する特性を持つ。

うちは火炎陣 #596〜

 五指に込めたチャクラを火の性質に変化させ、対象の周囲を直方体の炎で覆う結界忍術。炎は大地を触媒に増大する高熱の業火であり、術者の微量のチャクラ放出により延々と燃え続ける。触れた者は尾獣ですら焼き尽くすほどで、破るには術者を倒す以外に無い。

うちはせんべい #225〜

 木ノ葉隠れの里にあった、テヤキとウルチの夫婦が経営していたせんべい屋。里の創設時から営業していた老舗だったらしい。

ウッキー君 #16〜

 カカシの自宅、枕元に置いてある観葉植物。

裏四象封印 #481〜

 予め肉体に印を刻んでおく事で、術者の死に際に発動する封印術。体内の全血液が一気に噴出して印を描きながら球状に膨張、周囲の物質を術者の肉体に引きずり込んで封印する。これに封印されたが最後、逃れる術は無い。

裏蓮華 #85〜

 超高速で敵の周囲を飛び回りながら連続攻撃を行い、最後に捕らえた標的へ渾身の一撃を加える体術。常人には不可能な速度で加える攻撃は、一つ一つが必殺と言っても遜色ない威力を誇る。ただし八門を最低でも三つ目の生門まで開けないと発動すら出来ないため、表蓮華以上の禁術に指定されている。

雲雷峡 #408〜

 雲隠れの里にある修業場。人柱力が全力を開放できるほどの広大さと堅固さを誇る。

エー #541〜

 雲隠れの里において、雷影となる者に代々受け継がれてきた名前。

重流暴 #463〜

 雷遁チャクラを纏った腕全体で、強烈なエルボードロップを繰り出す忍体術。一点集中で標的を狙い撃つので、破壊力は抜群。

演歌ラップ #411〜

 演歌の小節とラップのビートを合わせた、ビーのオリジナルスタイル。

遠身水 #429〜

 妙木山に存在する、世界各地を繋ぐ特殊な水。

炎遁・加具土命 #464〜

 天照の黒炎を刺に形態変化させ、刃として用いる炎遁忍術。殺傷力が大幅に増加し、標的を瞬時に焼き切って燃やし尽くす。発動済みの天照を利用できるのでチャクラ消費量は少なく、形態変化を調節すれば遠方へ投擲する事も可能。

炎遁・須佐能乎加具土命 #634〜

 天照の黒炎を巨大な矢に形態変化させ、須佐能乎の弓に番えて高速発射する炎遁忍術。

炎遁忍術 #464〜

 天照の黒炎を自在に操る、火遁の術を上回るうちは一族の血継限界。天照を完全に使いこなせないと修得は不可能。

追い忍 #16〜

 抜け忍を追い詰めて始末し、この世からその人物の痕跡を抹消する抜け忍狩りを生業とする忍。その仕事の有り様から、死体処理班とも呼ばれる。

おいろけ・男の子どうしの術 #347〜

 木ノ葉丸がハーレムの術を独自にアレンジし、女性相手でも通用するように編み出した応用忍術。組み合わせ・人選・ポージングなど複雑な条件を要求されるが、特に腐女子相手には絶大な威力(?)を誇る。

おいろけ・女の子どうしの術 #347〜

 木ノ葉丸がハーレムの術を独自にアレンジし、悩殺度を大幅アップさせた応用忍術。敢えて別々の女性に変化する事で、標的の嗜好に合致する確率をアップさせている。

おいろけ・逆ハーレムの術 #682〜

 ナルトが密かに練習を続けていた、ハーレムの術を対くノ一用にアレンジした応用忍術。影分身も併用し完璧な容姿を持つ裸の美男子たちに化け、相手(女性限定)を悩殺する。

おいろけの術 #1〜

 ナルトがイタズラ目的で開発した、変化の術を応用した忍術。完璧なプロポーションを持つ裸の美女に化け、相手(男性限定)を悩殺する。

桜花衝 #156〜

 体内で瞬時にチャクラを練り上げ、拳に集結させて標的を打ち砕く体術。一般的には「怪力」として認識されているが、微細なチャクラコントロールと集中力を必要とする。熟練すれば、指先だけでも同等の威力を持たせることが可能。名の由来は、拳打を浴びた物体が粉々になって花びらの如く飛散する事から。

尾追い・牙牙転牙 #633〜

 自らの尾を追う形で高速回転し、牙で標的を一気に両断する犬塚流獣人体術奥義。地面と平行に回転するため攻撃範囲が広く、一度に多くの敵を巻き込める。

大入 #149〜

 短冊街において、最も賭け額の高い賭場。綱手はここで借金の全てを使い切った。

大玉螺旋丸 #260〜

 高密度のチャクラを大量に乱回転させて掌に圧縮し、球状にして敵にぶつける螺旋丸の発展型。使用チャクラが多いので通常の螺旋丸よりも破壊力は大きく、小型隕石の衝突にも匹敵する破壊力を誇る。

大玉螺旋帯連丸 #561〜

 多重影分身した状態で各々が大玉螺旋丸を作り出し、螺旋丸で強固な防御壁を作り出す忍術。

お越 #364〜

 日光宿場にある老舗の民宿。建物は古いが、大窓からの眺めは絶景。デイダラ戦後、サスケが暫し休息を取った。

鬼兄弟 #9〜

 再不斬の配下にいる、業頭と冥頭の兄弟の事。

音隠れの里 #39〜

 大蛇丸が野望達成の足掛かりとして田の国に興した、新進気鋭の隠れ里。シンボルは八分音符のマーク。少人数ながらも手練れの精鋭が多く集まっており、急速に勢力を拡大している。東西南北に目的ごとに分けたアジトを設けているほか、世界各国に隠れ家が散らばっている。ちなみに忍者学校は存在せず、上・中・下忍の区別も無い。

音の四人衆 #177〜

 かつて君麻呂が率いていた、鬼童丸・左近・次郎坊・多由也の4名のこと。本来は君麻呂を含めて音の五人衆と呼ばれていたが、君麻呂が抜けたため現在の呼称となった。大蛇丸の護衛を主任務とするエリートであり、結界や防壁の忍術・呪印術・封印術などに長ける。

朧分身の術 #63〜

 無数の残像を生み出し、敵を攪乱させる忍術。単なる分身の術よりも個体数が多く、応用度は高い。

表蓮華 #52〜

 空中で敵を完全に拘束し、回転を加えて地面へ脳天から急降下する体術。最初に下から突き上げる蹴りで敵を上空に飛ばす際に、高度が高ければ高いほど威力は増す。ただしこの術は八門の一つ目・開門を開け、限界に近い力を練り出して高速連続体術を行う捨て身の技であり、筋細胞に多大な負担を強いる。よって裏蓮華ほどではないが、禁術の一つとして扱われる。なお完全に拘束する以上、敵は受け身を取れないので死に至る可能性がある。

陰陽遁忍術 #511〜

 陰遁忍術と陽遁忍術を同時に使用するという、千手とうちは両方の力を操れる者のみに扱える忍術。全ての忍術を無効化する特性があるが、仙術は無効化できない。

解邪法印 #593〜

 呪印の中から術者のチャクラを解放し、術者当人を呼び出す忍術。封邪法印と対を成す。

解尾法印 #501〜

 人柱力から尾獣を強制的に引き抜き、解放する忍術。

怪腕ノ火矢 #383〜

 肉体に改造を施して腕部を着脱可能にし、それを飛び道具として射出する忍術。切り口にチャクラを集約して小規模の爆発を起こし、推進力として直線状に飛ばすのである。その威力たるや、分厚い岩盤を容易に粉砕するほど。なお飛ばした腕部はチャクラで防護されていて傷一つ付かず、切り口のチャクラに磁石の如く吸引され元通りに装着される。

かえる板 #511〜

 自来也が長門達のために考案した、奇襲避け目的の小道具。表は赤一色、裏は白一色で塗られており、裏には蛙の絵が描いてある。アジトにいる時は自分の板を表にしておき、出掛ける時は裏を向けておく(描かれた蛙はもうすぐ帰るという合図らしい)。もし表なのにその人がいなければ攫われた事になり、裏なのにその人がいるのは変化した敵という事になる。

蛙変えるの術 #369〜

 対象者の額に手を当て、イメージそのままに蛙へと強制変化させる忍術。複数名の尋問の際に有効な術であり、仲間が蛙にされるのを目撃した者は「蛙の合唱」状態に陥って、情報を朗々と詠い上げてしまう…らしい。

蛙の面に水 #511〜

 自来也が長門達に課していた修業の一つ。蛙に成りきって何事にも動じない忍耐を鍛える、らしい。

顔岩 #1〜

 火影岩の一部に彫られている、歴代火影の顔。里の平和と安寧の象徴であり、全住人にとって尊敬の対象となっている。

花果山 #566〜

 地面から巨大な山を隆起させ、頂からマグマを噴出させる四尾専用体術。

かぐや一族 #216〜

 戦場のみを安らげる唯一の場所としていた、無類の闘い好きといわれる戦闘一族。屍骨脈という唯一無二の血継限界を用いて、ひたすら戦いと殺戮に明け暮れていたという。ある時霧隠れの里に一族総出で無謀な戦いを挑み、幼かった君麻呂を残して全滅したらしい。なお一族の名の由来は、チャクラの祖であり骨を操った大筒木カグヤと思われる。

神楽心眼 #350〜

 目を閉じて心眼を開き、半径数十km以内のチャクラを索敵する秘伝忍術。人数・特徴・移動速度・位置などの全てを感知できるので、迅速に対応することが可能となる。

隠れ里 #1〜

 世界各地に存在する、忍が人口の大半を占める集落。基本的には一人の長を頂点として独立した行政を施行しているが、細かいシステムなどは里によって異なる。元々は森の千手一族が都市から離れ、山奥に村落を作ったのが始まり。住人ほとんどが忍であるため軍事力に優れており、忍界大戦の折に安定した生活を求める一般人が多く流入。それにより各里で独自の発展を遂げ、現在に至る。今では世界各国にとってなくてはならない軍事力であり(里の力は国家間の関係や立場を左右するため)、安定した居住地の確保・他所からの攻撃や侵略に対する庇護・金銭や物資などの援助といった恩恵を授かっている。

隠れ蓑の術 #2〜

 周囲の景色と似た色・模様の布を纏い、己の姿と気配を消す忍術。尾行などの諜報活動には欠かせない術の一つ。

影首縛りの術 #137〜

 影に物理的な力を与えて標的の行動を縛り、変形・移動させてダメージを与える奈良一族の秘伝忍術。影の持つ力は標的との距離が近いほど強くなる上、影真似の術との連動も可能。名前の由来は、最も有効な攻撃方法が絞首である事から。

影手裏剣の術 #14〜

 二枚の手裏剣を重ねて投げ、一枚目を防いで油断した敵の隙を突く忍術。うまく注意を惹きつければ効果は絶大だが、二枚目の存在に気付かれた場合は全くの無意味となる。

影摑みの術 #633〜

 己の影を鋼のように編み上げて強度を上げ、標的の影を補足して行動を掌握する奈良一族の秘伝忍術。どんな巨漢でも強引に動かせる剛力と拘束力があり、応用力は非常に高い。

影撫で #571〜

 堅い殻で覆われた体を丸め、身を守りつつ大車輪の如く突進する三尾専用体術。攻守一体となったバランスの良い技で、大地をも粉砕する威力を誇る。

影縫いの術 #283〜

 自らの影を複数の針状に変形・実体化させ、攻撃と同時に標的を縫い止めて捕獲する奈良一族の秘伝忍術。発動速度と持続時間に優れ、緊急を要する拘束や後方支援などに重宝される。

崖登りの業 #93〜

 片腕のみで急勾配の崖を登り切るという荒行。

影風車 #14〜

 風魔一族が開発したと思われる、大きな刃が風車のように4枚ついている手裏剣。大きさの分だけ質量もあり、コントロールにはそれなりの技量を必要とする。刃は畳めるようになっているので、持ち運びにはそれほど不自由しない。

影舞葉 #37〜

 敵を木の葉に見立て、その影を舞うかの如く動いて追跡する体術。難易度はかなり高く、下忍クラスで扱えるものは極めて少数。

影分身の術 #1〜

 チャクラを均等に分配して実体を持つ分身を生み出す、二代目火影扉間が作った高等忍術。分身にも自分としての意識があり、全く同じ能力を持って独立した思考の下に動くことが出来るため、応用度は非常に高い。また術が解除された時、分身体の経験は本体にそのまま蓄積されるという特徴がある。それを利用して危険な場所を偵察したり、敵アジトに潜入して情報収集を行う事も可能。ただし精神的疲労やストレスも同様に蓄積されるので、多用は禁物。なお本体が再びチャクラをコントロールしようと練った時、分散したチャクラが共鳴を起こして連動する性質を持つ。

影真似影縛りの術 #524〜

 己の影を操って標的の影に重ね、動きを縛って封じる忍術。影真似の術と影縫いの術の合わせ技。

影真似手裏剣の術 #332〜

 チャクラ刀に影真似のチャクラを吸収させ、それで標的の影を射抜き術を発動させる応用忍術。術を標的に悟られない工夫さえ行えば、効果範囲に限界のある影真似の術の弱点を補える。

影真似の術 #55〜

 自分の影を標的の影に繋ぎ、強制的に同じ動作をさせる奈良一族の秘伝忍術。変形や伸縮の限界は影の面積によって上下するが、途中に他の影が存在する場合は一時的に利用する事も可能なため、応用性・利便性が非常に高い。元々は鹿の角を捕るために考案された足止めの術であるらしく、元の名は影縛りの術という。

影寄せの術 #333〜

 自らの影を無数の細い触手に変化させ、掴んだモノを手元に引き寄せる奈良一族の秘伝忍術。伸縮自在であるため利便性が高く、精緻なコントロールを行えばモノを投げたりすることも可能。

蜉蝣 #49〜

 肉体を大地や草木と一体化させ、地中に存在する有機物を介して高速移動を行う忍術。発動中は気配が完全に断たれるため、存在を気取られる事はない。

籠の中の鳥 #102〜

 日向宗家の者が分家の者に施す、裏切り行為を絶対に出来なくする呪印術。術者が結ぶ秘印で発動し、対象者の脳神経を痛烈に刺激する。そのまま殺すも生かすも術者次第であり、印が消えるのは対象者が死んだ時のみ。しかも一切の情報を敵に渡さないよう、能力と秘密を完全封印した後で消失する。

霞従者の術 #61〜

 無数の忍の幻影を生み出し、敵を惑わす幻術。各個体の動きは緩慢だが、攻撃を受けると分裂し増殖する特性がある。

風影 #9〜

 砂隠れの里を治める最高指導者で、五影の一人。初代は烈斗、二代目は沙門、四代目は羅砂、五代目は我愛羅(三代目は名前不明)。

風の国 #9〜

 砂隠れの里を擁する、忍び五大国の一つ。広大な国土の大半を砂漠が占め、一年間の降雨量は非常に少ない。人々は点在するオアシスを中心に居を構えて暮らしているが、厳しい環境に反して人口は多く隣国の火の国との交易も盛ん。大名は貧しい国政を省みず豪勢な食生活を送っており、国民からは反感を買っている。

風の刃 #92〜

 指先からチャクラを放出・具現化し、見えざる刃で一陣の風と共に標的を斬る忍術。切れ味は並の刀剣以上。

片手印 #24〜

 通常両手でなければ結べない印を、片手だけでやってのける離れ業。片手が自由になるという利点はあるが、修得難度は相当に高い。

牙通牙 #76〜

 二人で体を高速回転させながら突進し、敵に痛烈な体当たりを食らわせる犬塚流獣人体術奥義。その威力は通牙の倍以上であり、二人で行うため挟み撃ちなどの応用も効く。

蛞蝓大分裂 #170〜

 全身を分裂させて無数の分身と化し、敵のあらゆる物理攻撃を無効化する忍術。分身の意識は全てがリンクしており、各個体で得られた情報は瞬時に全体で共有できる。ただしカツユのように、骨格を持たない軟体動物にしか発動できない。

蛞蝓・網療治夥 #422〜

 蛞蝓大分裂で大量発生させた分身を、味方全員に吸着させて発動する医療忍術。蛞蝓のチャクラを流し込んで適宜肉体疲労と傷を癒し、チャクラのチャージまで行える。また蛞蝓を通じて戦況や各人の状態を把握し、状況に応じた指示を蛞蝓に出す事も出来る。大規模戦闘や自然災害における被害を最小限に抑える事ができるが、その分術者のチャクラ消費量は莫大。

牙転牙 #521〜

 忍犬と共に体を縦に高速回転させ、鋭い二つの牙となって敵を両断する犬塚流獣人体術奥義。

ガトーカンパニー #11〜

 ガトーが経営する海運会社。裏ではギャングや忍を使って麻薬や禁制品の密輸、果ては企業や国の乗っ取りまで行っているマフィア組織。

火遁・炎弾 #371〜

 チャクラを錬成した油を口に含み、吐き出すと同時に火遁で着火し炎弾と化す忍術。油量は自在に調整可能で、減らせば威力は落ちるが発動までの時間を短縮できる。

火遁・蝦蟇油炎弾 #170〜

 大量に吐き出された蝦蟇油に火遁で火を付け、周辺一帯を焼き尽くす忍術。

火遁・火龍炎弾 #120〜

 チャクラを練り込んだ炎を吐き出し、荒れ狂う龍の如く自在に操る忍術。炎は前方と左右の三方向に分かれ、一斉に敵を襲撃し一瞬で灰燼と化す。

火遁・起爆炎陣 #447〜

 火遁の術を施した無数の起爆札を地面に偽装し、踏み入った標的の両足に貼り付かせて爆破する忍術。

火遁・豪炎の術 #612〜

 口から猛火を吐き出し、標的を灰燼に帰す猿飛一族の秘伝忍術。

火遁・豪火球の術 #7〜

 体内で練ったチャクラを炎に変換、巨大な火球を吐き出すうちはの基本忍術。チャクラの量を調節する事で、攻撃範囲を変化させる事も可能。

火遁・豪火滅却 #560〜

 体内で練り上げたチャクラを灼熱の炎と化し、口から一気に放出する忍術。強力な豪火の嵐が巻き起こり、周辺一帯を炎の海と化す。非常に広範囲を焼き尽くすため、躱すのも防ぐのも困難を極める。

火遁・豪火滅失 #575〜

 全てを滅ぼす業火を口から噴き出し、周辺一帯を焼き尽くし焼失させる忍術。

火遁・豪龍火の術 #390〜

 体内で練り上げたチャクラを圧縮し、焔の龍へと変化させて吐き出す忍術。出した後もチャクラで巧みに操る事ができる上、熟達すれば連続で複数発射することも可能。その火炎は上昇気流を発生させ積乱雲を生み出すほどに高温で、まともに喰らった者は瞬時に灰燼と化す。

火遁・頭刻苦 #334〜

 地面に小さな火球を落とし、一瞬で燃え広がらせて周辺一帯を焼き尽くす忍術。瞬時に焼け野原を作り出す。

火遁・大炎弾 #378〜

 自然エネルギーを錬成した油で口内を満たし、吐き出すと同時に火遁で着火する仙術。その大きさは炎弾の十数倍にもなり、逃げ場を失った敵を焼き尽くす。

火遁忍術 #7〜

 五大性質変化の一つ、火の性質を持つ忍術。触れるもの全てを焼き尽くす高熱のチャクラに依り、対象を炎上させる付加効果を持つ攻撃特化型である。性質の優劣は、水>火>風。

火遁・灰塵隠れの術 #657〜

 体内で練り込んだチャクラを高熱の炎に変換、周辺物を瞬時に燃焼滅却し灰塵を巻き上げる忍術。目晦ましに有効。

火遁・灰積焼 #323〜

 周辺一帯にチャクラを変質させた火薬を吹き散らし、奥歯に仕込んだ火打ち石で点火して大爆発を起こす忍術。空気の流れを読んで敵の動きを予測し、尚且つ味方を巻き込まないよう、戦況を細かく正確に分析・把握する能力を要求される。

火遁・爆風乱舞 #600〜

 神威で強烈な旋風を呼び寄せ、炎を吹いて巨大な炎の渦を発生させる忍術。旋風に煽られた炎は勢いを増し、螺旋を描いて周辺一帯を飲み込む。巻き込まれた者は強風と熱波で呼吸もままならず、苦しみながら焼き尽くされる。

火遁・鳳仙花爪紅 #549〜

 無数の手裏剣に炎を纏わせ、標的を取り囲むように投擲する忍術。至近距離からの攻撃に最適で、炎による追加ダメージと視界攪乱効果を期待できる。

火遁・鳳仙火の術 #46〜

 体内で練ったチャクラを炎に変換、火球を四方八方に吐き出す忍術。幾つもの炎はチャクラで術者によって制御され、正確に敵を襲撃する。また、炎の中に手裏剣を隠すなどの応用も利く。

火遁・龍炎放歌の術 #591〜

 龍の様相を呈した怪炎を口から多数噴き出し、標的を前方と左右から襲撃する忍術。

火遁・龍火の術 #49〜

 体内で練ったチャクラを炎に変換、方向性のある鋭火を一直線に吐き出す忍術。龍が吐く夥しい量の火炎の如く、一気に対象を捕らえ燃焼させる。

金縛りの術 #49〜

 見えない鋼の糸で縛り付けたように、対象を指一本動けなくする忍術。下忍クラスでも使用可能な身体拘束術だが、強度や対象数は術者の力量に比例する。

兜割 #523〜

 霧の忍刀と呼ばれる七刀の内の一振りで、いかなるガードもそれごと叩き潰す斧鎚一体の鈍刀。鋭い巨大斧と鉄鎚が強靭な縄で繋がっており、当然ながら扱いには相当の腕力を必要とする。

壁登りの術 #129〜

 文字通り壁を歩いて登る類の術だと思われるが、詳細は不明。

蝦蟇 #90〜

 自来也や四代目火影ミナトと契約している、妙木山で永い時を生きている大蛙たち。知能は人語を解するほどに高く、長い舌による攻撃や高い身体能力で契約者をサポートする。後にナルトも契約に成功し、自来也の死後は代々の契約書も引き継ぐ。彼らの名前は全て特殊な名簿に記録されており、命を落とすと名前が消える仕組みになっている。契約には契約書へのサインが不可欠で、己の血で名前を書き込み、その下に片手の指全ての指紋を血で押す必要がある。口寄せする際に結ぶ印は「亥・戌・酉・申・未」。

蝦蟇油 #409〜

 自然エネルギーを引き寄せる力を持つ、妙木山秘伝の油。非常に揮発性が高く、妙木山以外の気候では瞬時に蒸発してしまう。

鎌いたちの術 #107〜

 風を操って気流をぶつけ合わせ、真空状態を作り出す忍術。敵を無数の見えない刃で切り刻みつつ、飛来する飛び道具を悉く跳ね返す事ができる。

蝦蟇隠れの術 #367〜

 潜り蝦蟇を口寄せし、その腹中に身を隠して潜入を行う忍術。淡水であれば水深100mまで潜水できるため、湖や川に囲まれた敵陣への潜入に有効。

蝦蟇平・影操りの術 #371〜

 自身の体を極限まで薄く変形させて対象者の影と一体になり、精神と肉体の主導権を一時的に奪う術。発動中は呼吸の停止を要するが、対象者を通せば他人との会話も可能。呼吸を再開すると同時に術は解除され、肉体が厚みを取り戻していく。

蝦蟇ドス斬 #135〜

 強靭な足腰のバネで瞬時に敵の懐に入り込み、巨大ドスで一気に斬り払う蝦蟇体術。敵に避ける暇すら与えず、接近戦に持ち込むことができる。

蝦蟇油弾 #372〜

 体内で錬成したチャクラを油に転じ、巨大な油塊として一息に放出する忍術。粘着性が極めて高く、標的に接触すると同時に全身を油膜で覆い動きを封じる。また油であるが故に、着火すれば瞬く間に標的を火達磨に出来る。

紙手裏剣 #373〜

 チャクラを流し込んで硬化・研磨した紙片を、即席の手裏剣として用いる忍術。切れ味は金属の手裏剣と変わらず、場合によっては上回る事も。

神の紙者の術 #372〜

 紙にチャクラを流し込み、あらゆるものに擬態させる忍術。通常の紙のみならず起爆札などの特殊な紙にも使えるほか、擬態できるものには制限が無い。人肌や飛行可能な翼、果ては大地や海といった自然の風景までも擬態可能で、写輪眼の瞳力ですら欺ける。

紙分身 #409〜

 無数の紙片を用いて、実体のある影分身を作り出す忍術。

雷の国 #9〜

 雲隠れの里を擁する、忍び五大国の一つ。聳え立つ山脈に雷鳴が反響して轟き渡り、多くの温泉地が存在する。半島を分断して中央を走る山々から流れる河川が、河口付近を屈曲の多い海岸線に形作り、荘厳な海洋美を見せている。大名は厳格な政治で全土を掌握している名君だが、強硬な姿勢が非難されることもしばしば。

神威 #276〜

 標的を結界空間に捕らえ、空間の歪みに引き込んで異空間へ転移させる忍術。万華鏡写輪眼でのみ発動が可能であり、結界空間の位置と大きさは自由に指定できるが、転送可能な対象の質量はチャクラ量に比例して増減する。熟練すれば術者自身をも対象とすることができ、そうなれば異空間との行き来が自由自在に行える。そればかりか敵の攻撃を受けた一部だけを連続的に転移させることで、攻撃がすり抜けたと錯覚させることも可能。

神威手裏剣 #689〜

 神威の持つ能力を、須佐能乎の手裏剣に付与する忍術。切り裂いた部位を空間の歪みに引き込み、強制的に異空間へ転移させる。

神威雷切 #689〜

 雷切に神威の能力を付与し、斬り付けた箇所を異空間転移させる高等忍術。

カラクリ #1〜

 木ノ葉隠れの里で売っている、里で最も過激クールな飲料水。

烏 #34〜

 かつてサソリが作り上げた傀儡人形の一つで、カンクロウが愛用しているものの一つ。攻撃用に特化されているが、木ノ葉崩し直前の中忍試験では試験官に偽装して潜り込んだりもしている。全身に仕込まれた全ての武器に毒が塗られており、掠っただけでも命に関わる。

烏分身の術 #366〜

 数十羽の烏に自身のチャクラを投影し、実体のある分身を作り出す忍術。烏を媒介にする事で、チャクラの消費を抑えられるという利点がある。

唐松の舞 #212〜

 体内の骨を一斉に隆起させ、敵の攻撃を無効化しつつカウンターとするかぐや一族の秘伝体術。先端が全て鋭利な刃物になっており、敵の体術や突進攻撃の威力が高ければ高いほど、与えるダメージも大きくなる。

ガルBポテート #107〜

 木ノ葉隠れの里で大人気を博しているという、止められない&止まらない美味しさのスナック菓子。

牙狼牙 #203〜

 双頭狼に変化した状態で、体を高速回転させながら敵に突っ込む犬塚流獣人体術奥義。超回転で周囲に真空の渦を作り出し、直接触れずとも敵を斬り裂く事が出来る。ただし回転が速過ぎて術者の視界が失われるため、視覚ではなく嗅覚で敵を追尾する必要がある。

カロリーコントロール #188〜

 体内のカロリーを自在に操りエネルギーとして使用する、秋道一族の秘伝忍術。これを使用すると一気に痩せてしまうため、秋道一族は普段から太めの体形を維持している。なお会得前でも3色の丸薬を使えば使用は可能だが、副作用が大きく命の危険を伴う。

蛙組手 #418〜

 仙人モードを会得したものだけが行える、仙術チャクラを使った体術。拡張された危険感知力で相手の動きを察知し、最適のタイミングで強烈なカウンターを放てる。また周囲にある自然エネルギーも己の身体の一部とし、そのエネルギーが見えない打撃として作用する。

蛙たたき #569〜

 蛙組手の一種で、仙術チャクラを込めた掌底を相手に叩き込む体術。外部に対する表面的な破壊ではなく、チャクラの威力を波として伝える内部破壊なので、防御の硬いものにも有効。

川の国 #255〜

 火の国と風の国の間に存在する、広大な自然に囲まれた小国。外界からうまい具合に遮断されており、暁のような犯罪組織が隠れ家を作るのに適している。

変わり身の術 #5〜

 攻撃を受けた瞬間、素早く代替物と己を入れ替えて敵を欺く基礎忍術(壱の巻3項)。それによって生まれた隙を利用して反撃に転じたり、確実に退却したりできる。応用すれば、他人を敵の攻撃から救う事も可能。

完成体須佐能乎 #588〜

 須佐能乎の膨大なチャクラを安定させ、術者自身を包み込んで実体化する忍術。万華鏡写輪眼を極めた者のみ発動でき、その山をも越える巨体は術者の思い通りに動く。刀を振っただけで森羅万象を砕く威力を誇るほか、印を結んで忍術を使ったり鎧を翼に変化させて飛行したりも可能。その圧倒的な力により、一度見た相手は必ず死ぬと言われているらしい。

感知結界 #419〜

 感知水球とリンクさせる事が出来る、ドーム型の巨大な結界を張る忍術。不審者が侵入するなどの異常があると、すぐさま術者に方角や人数といった情報が伝わる。

感知水球 #419〜

 多数のチャクラの動きを感知し、観察も出来る特殊な水球。チャクラに反応して形状や様子が変化する特性があり、感知方法も分別や拡大など多岐に亘る。

感知タイプ #464〜

 感受性に優れ、周囲のチャクラを感じ取れる体質を持つ忍の総称。また他者が己のチャクラを感じ取った時に、それを逆感知する事もできる。

感知伝々 #633〜

 術者が感じ取った周囲のチャクラ情報を、触れた相手に伝えて共有する山中一族の秘伝忍術。まずチャクラが込められた意識をソナーのように拡散させ、物陰も厭わず周囲に存在するチャクラを全て感知。その後仲間に物理的もしくはチャクラで触れる事で、情報を繋がりのある者たちへ伝達していく。

感知部隊 #515〜

 忍連合軍を構成する部隊の一つ。青が隊長を務めており、シー・モトイ・ドダイ等が隊員に加わっている。

神無毘橋 #239〜

 第三次忍界大戦において、土の国が草隠れの里へ侵攻する際に物資補給の要となっていた橋。ミナトたちの班は橋の破壊任務を言い渡され、ミナトが前線で戦っている間にカカシたちが橋の破壊を行う作戦に出る。結果として任務は達成できたものの、オビトの命が失われて(実際には助かっていたが、マダラの手に落ちたため察知は不可能だった)カカシの心に大きな傷を残す事となった。

奇壊蟲 #41〜

 チャクラを餌として生きる、非常に小さな蟲。狂暴な性格で、集団で獲物を襲う性質を持つ。雄と違って雌の臭いはほぼ無臭であり、嗅ぎ付けられるのは雄だけ。

奇壊蟲の術 #41〜

 寄壊蟲を己の体に寄生させる、油女一族の秘伝忍術。チャクラを与え続ける限り蟲たちは契約通り意のままに動くため、術者は任務における戦闘・偵察・情報収集などの全てを委ねる。

桔梗城 #91〜

 木ノ葉隠れの里の故郷付近に佇む、屋根上に巨大な鯱を有する城。

桔梗峠の戦い #66〜

 かつて桔梗城付近で行われた激戦だが、詳細は不明。カブトはこの時の戦災孤児とされている。

機光盾封 #268〜

 傀儡の機構を利用して、術者のチャクラを放射状に開き盾とする忍術。薄幕のような見た目に反して、あらゆる物理攻撃を弾く防御幕として機能する。

奇襲部隊 #515〜

 忍連合軍を構成する部隊の一つ。カンクロウが隊長を務めており、サイやオモイが隊員に加わっている。

己生転生 #274〜

 術者のチャクラを媒介に、対象者に生命を分け与える転生忍術。対象者が生者ならば高度な医療忍術という認識で済むが、死者の場合はチャクラが魂に変換されて送り込まれるので術者は確実に死ぬ。よって人道的理由とリスクの大きさから、人体実験を行う前に禁術指定を受けたらしい。元々はチヨがサソリを不憫に想い、サソリの両親を蘇らせようと開発した術だった。なお、他者のチャクラを補助に使う事も可能。

寄生鬼壊の術 #204〜

 双魔の攻の特性を利用し、敵の体に無理やり融合する忍術。細胞やタンパク質の分解・再構成を操り、己の体を細分化して敵の体に入り込むのである。攻撃すれば自分も傷つくために敵は手が出せず、そうこうする内に細胞を少しずつ侵食し削り取っていき、結果として死に至らしめる。繊細なチャクラコントロールを要求される暗殺専門の術であり、多量のチャクラを必要とする。

寄生分身 #472〜

 他人の身体に己のチャクラの一部を移し、自分自身として遠隔操作する忍術。

寄大蟲 #633〜

 チャクラを餌として生きる蟲で、奇壊蟲の一種。寄生対象のチャクラと肉体を内部から食い尽くし、一気に肥大化して体を食い破り死に至らしめる。非常に扱いが難しく、与えるチャクラ量を間違えると術者をも殺しかねない危険な蟲。

寄大蟲・虫食い #633〜

 寄大蟲の性質を利用し、敵に寄生させて体を食い破らせる油女一族の秘伝忍術。

木登り修業 #17〜

 チャクラを足の裏に集め、手を使わずに木に登る修業。チャクラを集めるのに最も困難とされている足の裏に、木に密着する最低限必要な量だけチャクラを集中しそれを持続させる。極めればいかなる動作の最中でもチャクラを自在にコントロールできるようになり、理論上はあらゆる術を体得できるようになる。チャクラが強過ぎれば弾かれ、弱過ぎれば吸着力自体が生まれないため、修得難度はかなり高い。

牙 #523〜

 霧の忍刀と呼ばれる七刀の内の一振りで、雷を帯びた切れ味最高の雷刀。二本で一組となっている双刀である。

起爆粘土 #247〜

 粘土にチャクラを混入させ、起爆性を持たせる忍術。岩隠れの里に伝わっている「物質にチャクラを練り込む術」の応用だが、その危険性から禁術に指定されている。粘土なので自由な造形が出来る上、爆発はチャクラによる遠隔操作(「喝」の合図)で行える。また混入するチャクラの種類を変える事で、規模・効果・性質の異なる多種多様な創作が可能。生み出した全ての造形物と術者はリンクしており、各個体が見聞きした事は全て術者に伝わるため、隠密・スパイ行動にも適している。ただし土遁の性質を有しているので、雷遁を受けると起動しなくなってしまう。

起爆札 #46〜

 時限爆発式の術式が施された印符で、一般的な忍具の一つ。クナイに結んで投げつけたり、ダミーで敵を攪乱したりと応用度は非常に高い。

逆口寄せの術 #409〜

 血で契約した生き物が、契約者の方を時間・場所に関係なく呼び出す時空間忍術。呼ぶ側と呼ばれる側が通常の逆であるため、このように呼称される。

共通鍵暗号 #406〜

 とある規則に従って数字を羅列してメッセージとする、最も簡単な暗号方式の一つ。ただし解読には、その規則及び鍵となる決め事を知る必要がある。

響鳴穿 #40〜

 敵の三半規管に損傷を与え、平衡感覚を奪って戦闘不能に陥らせる忍術。腕に内部の音を極限まで増幅する特殊な仕掛けを施し、その轟音をチャクラで統制し敵に収束させるのである。なお収束させずにそのまま解き放てば、物理的な衝撃波として作用する。

鏡面襲者の術 #263〜

 土で敵の複製体を作り上げ、敵に襲い掛からせる忍術。容姿・戦闘能力共に敵と全く同じである上、元は土くれなのでスタミナは無尽蔵。複製体を倒す以外に、この術から逃れる術は無い。

巨大蛇 #47〜

 大蛇丸と契約している、人を容易く丸飲みにできるほどの大蛇たち。凶暴な性質の持ち主だが、大蛇丸の圧倒的な「力」に服従し使役されている。

霧隠れの里 #9〜

 水の国に存在し、水影を長とする隠れ里。シンボルは流れる水のマーク。全てが濃霧に覆われている謎の多い里であり、厳しい掟で忍たちを統制している。所属する忍たちは、いかなる犠牲を払っても戦い続ける事で知られる。特に四代目水影やぐらの時代は血霧の里と呼ばれ、忍者学校の卒業試験では二人一組になった生徒同士を殺し合わせていたが、再不斬が起こした事件により変革を余儀なくされたという。現在のシステムがどうなっているかは不明だが、いわゆる鎖国政策は廃止され開かれた里を目指して尽力している。

霧の忍刀七人衆 #142〜

 霧隠れの里において、軍事力の中核を成したという七人の忍たち。全員が他に類を見ない特殊な刀を武器としているが、それらは代々受け継がれていくシステムになっていた。現在正式なメンバーは大双剣・ヒラメカレイを受け継いだ長十郎のみで、断刀・首斬り包丁を持つ再不斬と大刀・鮫肌を持つ鬼鮫は既に抜け忍になっている。その上残りの雷刀・牙、鈍刀・兜割、長刀・縫い針、爆刀・飛沫については完全に行方知れずであるという。

麒麟 #391〜

 上空に存在する積乱雲で発生した雷を形態変化させ、己のチャクラで雷撃を標的へ導く忍術。自然現象を用いた術なので、僅かなチャクラ消費で行使できるという利点を持つ。ただし上空に積乱雲が無い場合は、火遁などで条件を整え作り出す必要がある。

義雷沈怒雷斧 #464〜

 チャクラを纏った状態で空高く跳躍し、脚をギロチンの如く標的に叩き付ける忍体術。落雷のような速さで繰り出される一撃は、確実に標的を地に沈める。

禁固呪の札 #675〜

 標的の心臓に呪印札を仕込み、意のままに操る呪印術。札を取り除くなどの術者に不利な行動は抑制されるので、自力で解除する事は不可能。

禁術 #1〜

 術者への負担が大きく命に関わる、天地の理に反する等の理由で使用を禁じられている術。

空砂防壁 #249〜

 大量の砂を地面より持ち上げ、宙に巨大な盾を作り出す忍術。チャクラを流して防御力を上げるだけでなく、更に地中から鉱物を含む硬度の高い砂を選りすぐって、空からのあらゆる攻撃を防ぐ。

傀儡人形 #34〜

 傀儡師が主な戦闘手段として用いる、人間の死体を使って作られた人形。動物などでも出来なくはないが、人の死体が一般的な主原料となる。臓物を引き摺り出して皮膚を剥ぎ、綺麗に洗って血を抜いて、防腐処理を施し仕込みを組んで完成する。

傀儡の術 #34〜

 両手の指からチャクラを糸状に放出し、人間や人形などを自在に操る忍術。チャクラを放出しつつ調節し続けなければならないため、非常に高度な技量を要求される。なおチャクラの糸は、一定距離であれば伸縮自在。

草隠れの里 #39〜

 岩隠れの里と木ノ葉隠れの里の中間に位置し、雨隠れの里に隣接する隠れ里。シンボルは草のマーク。外交術に優れ、強国の動静を的確に読み先手を取る手法で発展してきた。また、他国の術の解析にも余念がない。

草薙の剣 #120〜

 大蛇丸が好んで使用する剣の総称。文字通り剣圧のみで草を薙ぐほどの斬れ味を誇り、大蛇丸の意志一つで伸縮も自由自在。後にサスケにも一振り与えられる。

草薙の剣・空の太刀 #123〜

 例え手から離れようとも、草薙の剣を自在に操り動かす忍術。敵に武器を失ったと誤認させ、死角や背後から不意を突く事が可能。

草薙の剣・千鳥刀 #308〜

 草薙の剣に千鳥を流して斬れ味を上げ、更に斬った相手を痺れさせる忍術。チャクラ流しの一種であり、鋼をも容易に斬り裂くため武器での防御は不可。

口寄せ・穢土転生 #117〜

 生きた人間を生贄として、死者をこの世に蘇らせる忍術。元は二代目火影扉間が考案したもので、死者の魂をあの世(浄土)からこの世(穢土)に口寄せする。生贄に死者の魂を憑依させると、体の周囲を塵芥が覆い生前そのままの姿となる。そして蘇った死者は頭に札を埋め込まれる事で、術者の命令通りに動く自我の無い人形と化す(敢えて自我を残す事も可能)。彼らは既に死んでいるため何をしても決して死なず、魂を封印されるか未練が無くなって魂の縛りが解けるまで動き続ける。術者が自ら子・丑・申・寅・辰・亥の印で解除しない限り、例え術者が死んでも術が解ける事は無い。あまりにも人道から外れた術であり、秘中の秘たる禁術として封印されていた。なおこの術の成立には死者の肉体の一部(一定量のDNA)が手元にあり、その上で魂が浄土に存在しなければならない。ただ印さえ知っていれば死人の側から契約解除が可能であり、そうなれば完全に制御不能となる。加えてその人物が感知タイプである場合、術者はチャクラの流れから居場所を掴まれる危険性をも秘めている。

口寄せ・蝦蟇口縛り #147〜

 岩宿の大蝦蟇の食道だけを口寄せし、敵を蝦蟇の胃へ送り込む忍術。食道は柔軟性と粘着性に満ちていて足場もおぼつかず、敵は実力を発揮しきれない状況に陥る。しかも時間と共に肉の壁が押し寄せてくるため、モタモタしていると胃の腑に落ちて消化される事になる。

口寄せ・蝦蟇見世の術 #368〜

 見世蝦蟇を口寄せし、その能力で敵を腹中に閉じ込める尋問用の忍術。一度囚われたが最後、胃壁に体を拘束されて身動きできなくなってしまう。胃壁を通じて脈も図れるので、嘘を吐いてもすぐに見分けられる。

口寄せ・斬り斬り舞 #214〜

 カマタリを口寄せし、巨大扇子の狂風と鎌鼬の能力で全てを斬り裂く忍術。効果範囲は実に半径数百mにも及び、周辺一帯を更地にしてしまう威力を誇る。四面楚歌の状況や、敵が地形を利用して隠れている時などに最も有効。

口寄せ・外道魔像 #447〜

 術者の生気と引き換えに、外道魔像を口寄せし使役する忍術。魔像の性質上、千手とうちは両方の力を扱える事が絶対条件。

口寄せ・五重羅生門 #621〜

 堅く閉ざされた最強防御の門を、同時に五つ召喚する忍術。敵の攻撃の威力無力化はもちろん、防ぎ切れない攻撃の軌道を逸らす事も可能。

口寄せ・三重羅生門 #295〜

 堅く閉ざされた最強防御の門を、同時に三つ召喚する忍術。一重目の門で敵の攻撃を真っ向から受け止め、二重目の門で威力を減少させ、三重目の門で圧力を拡散させる。この防御壁にかかれば、いかなる術も術者に届く前に効力を失ってしまう。

口寄せ・土遁・追牙の術 #29〜

 忍犬たちを口寄せし、土中から臭いを辿って標的に襲いかからせる忍術。忍犬たちの優れた嗅覚をもってすれば、いかなる目晦ましも通用しない。

口寄せの術 #48〜

 血で契約を交わした生き物を、時間・場所に関係なく呼び出せる時空間忍術。契約した手や物などに己の血を塗り、チャクラを練って印を結んで、呼び出したい方向に掌を向ける。

口寄せ・屋台崩しの術 #124〜

 山のように巨大な大蝦蟇を口寄せし、敵に向けて全体重を掛けて落下させる忍術。その威力は術者の力量次第で、熟練すれば地上数百mから落下したのと同じ重力を掛けることも可能。

口寄せ・雷光剣化 #387〜

 随所に描いた印に触れるだけで、瞬時に忍具を口寄せできる忍術。いわゆる忍具口寄せの一種で、「取り出し」「構え」「発射」の行程を極端に速めることができる。

口寄せ・羅生門 #204〜

 堅く閉ざされた最強防御を誇る門を、瞬時に召喚する忍術。護身専用の門で、侵入を一切許さず敵の攻撃を完全に遮断する。

口寄せ輪廻眼 #238〜

 口寄せする生物の目に輪廻眼をコピーする、ペイン六道にも使われている忍術。視界の共有や術者の能力の一部付与など、応用度は高い。

求道玉 #638〜

血継網羅となった者だけが現出させられる、五行陰陽全ての力を内包する黒球を作り出す忍術。それぞれが森一つを軽く消し飛ばすほどの力を持ち、術者の意志で自在に操れる。また形も思い通りに変化させられるほか、複数の性質を組み替えて多彩な効果を発揮できる。

クナイ #1〜

 前部が両刃で後部が輪になっている、一般的な忍具の一つ。殺傷能力はそれほど高くないが、携帯性に優れ様々な用途に使える万能性を持つ。

くノ一クラス #3〜

 忍者学校に設けられている、女子のみのクラス。忍者には女性にしかできない任務や役割も多いため、男女別で教育を受ける事になっている。

首斬り包丁 #10〜

 霧の忍刀と呼ばれる七刀の内の一振りで、再不斬が愛用している断刀。全長250cmと非常に長いリーチを持つ分、30kgというとてつもない重量を誇る。更に人を斬り血を吸い続ける事で、血中の鉄分によりどんな刃毀れや傷でも元通りに再生できる。

颶風水渦の術 #337〜

 破奔流の水流を螺旋丸の乱回転に巻き込み、大量の水蒸気を発生させる複合忍術。高濃度の霧中を強風が渦巻き、術や攻撃を弾く堅固な障壁となる。また霧で敵の視界が阻まれるため、逃走や不意打ちに繋げる事も可能。

雲隠れの里 #9〜

 雷の国に存在し、雷影を長とする隠れ里。シンボルは雲のマーク。剣術・忍体術が奨励されているだけあって武闘派の忍が多く、徹底した国力増強と他里の忍術・忍具研究に力を入れている。雲に隠れるほどの高山に存在しており、木ノ葉隠れの里と友好関係にある。しかしかつては木ノ葉隠れと終わりの見えない争いを繰り広げており、同盟条約締結の際には白眼の秘密を狙って忍頭を差し向けた。そして忍頭が失敗し殺されたのを逆に利用し、木ノ葉の条約違反として日向宗家当主ヒアシの死体を要求。戦争を避けたい木ノ葉が渋々要求を呑んだため、同盟は継続され再戦は回避されたという。

蜘蛛縛り #138〜

 チャクラを流し込んだ蜘蛛の糸で瞬時に網を形成し、敵を確実に捕獲する秘伝忍術。糸は粘着性を有し、全身に纏わり付いて自由を奪う。

蜘蛛戦弓・凄裂 #195〜

 蜘蛛粘金で強靭な弓矢を形成し、最大限の張力で解き放つ秘伝忍術。一撃必殺と言っても差支えない威力を誇る上、矢の軌道はチャクラを流し込んだ糸を付ける事で標的の50m手前まで調整が可能。

蜘蛛巣域 #186〜

 チャクラを流した蜘蛛の巣を四方八方に配置し、敵の接触によって接近を迅速に感知する秘伝結界忍術。触糸は神経の如き鋭敏さを誇り、空気の微振動すらも逃さない。またワイヤーよりも細く強靭な糸であるため、敵の捕獲などにも応用できる。

蜘蛛巣花 #193〜

 チャクラを流し込んだ蜘蛛の糸で瞬時に無数の網を形成し、口から連続で吐き出す秘伝忍術。糸は粘着性を有し、全身に纏わり付いて自由を奪う。

蜘蛛巣開 #191〜

 襲ってくる敵を空中で一網打尽にできる、強靭な蜘蛛の巣を広範囲に張り巡らせる秘伝忍術。チャクラによって粘りと弾力性を持たせた糸は、象が二頭で引っ張り合っても切れない強度を持つ。

蜘蛛粘金 #192〜

 体内で作られる特殊な金色の金属を、意のままに固形化させ武器と成す秘伝忍術。空気に触れると鋼のように硬化するほか、あらゆるチャクラを遮断する特性を持つ。

蜘蛛粘吐 #178〜

 チャクラを流し込んだ蜘蛛の糸で作った縄を吐き出し、敵に吸着させる秘伝忍術。敵を生け捕りにしたり、そのまま投げ飛ばしたり、はたまた鞭のように殴打したりと応用度は高い。なお吸着力は、チャクラ量で調整できる。

蜘蛛繭 #192〜

 チャクラを流し込んだ蜘蛛の糸で敵を捕らえ、そのまま繭状にして完全に閉じ込める秘伝忍術。持ち前の粘着性で敵の動きを封じられるほか、チャクラ量を上げればそのまま絞め殺す事も可能。

雲流裏斬り #518〜

 眼前を斬るフリをして背面を斬る、敵の意表を突く体術。不意打ちに最適。

雲流表斬り #521〜

 眼前の敵に、大きな一振りで斬撃を浴びせる体術。雲流裏斬りと対を成す。

雲流火炎斬り #528〜

 剣に炎を纏わせ、斬り付けると同時に標的を焼き払う忍術。火炎は太刀筋に沿って巻き上がり、円を描くように放てば周辺を焼滅させられる。

雲流三日月斬り #517〜

 多方向から来る敵を居合で薙ぎ払う、主にカウンター用の体術。その軌跡は文字通り三日月のよう。

クラブフロッグ #368〜

 自来也が口寄せ・蝦蟇見世の術を用いて、雨隠れの里の最下地層に拵えたバー。蛙そっくりの外観を持つ。「本日開店、バーカウンター有り。飲み放題・500両」の看板を設置し、誘惑に釣られた忍を見事に誘い込んだ。

九喇嘛モード #571〜

 九尾・九喇嘛と人柱力が心を通わせ、全力を解放した尾獣化の完成形忍術。リスク無しで九喇嘛のチャクラを扱え、具現化された九尾の衣で防御力も飛躍的に向上する。

黒蟻 #213〜

 かつてサソリが作り上げた傀儡人形の一つで、カンクロウが愛用している内の一つ。対となる存在の烏同様に全身に武器が仕込まれているが、捕獲用に特化されており毒は塗られていない。ただし体内で絶命させる目的で作られているので、監獄となる胴体は材質・形状共に集中的な強化が為されている。

黒澤 #465〜

 ミフネが常に携えている愛刀。彼が名刀と呼んで憚らない逸品であり、彼の信念の象徴にもなっている。

黒秘技機々一発 #214〜

 烏と黒蟻の連携で行われる、傀儡の術による死の演舞。黒蟻の体内に敵を捕らえ、そこへ分離させた烏の腕を全て打ち込む。腕に仕込まれた刃には全て猛毒が塗られており、敵に確実な死を齎す。

黒秘技機々三発 #518〜

 烏と二体の黒蟻の連携で行われる、黒秘技機々一発の同時発動忍術。

黒秘技・山椒魚 #518〜

 山椒魚で防御対象を包み込み、周囲からの攻撃を防ぐ忍術。

形態変化 #314〜

 チャクラそのもので忍術の形を作り、威力や効果範囲などをコントロールする事。ただし術のシステムや修業法は各個人の研究や発想に頼る部分が多く、その種類は正に千差万別。

契約封印 #503〜

 標的の心臓に直接封印式を書き込み、標的が結んだ契約を無効にする封印術。

経絡系 #79〜

 血管のように全身に広がっている、チャクラを体の隅々まで行き渡らせる管の束。チャクラを練り込む内臓と密接に絡み合っているため、ここを攻撃されると内臓にもダメージを受ける。

激・木ノ葉金剛力旋風 #566〜

 目にも留まらぬ速さで標的に接近し、剛力を乗せた破壊旋脚を叩き込む体術。

血液用カプセル #332〜

 主に医療忍者が血液サンプルを採取するのに用いる、一般的な忍具の一つ。

結界・蝦蟇瓢牢 #381〜

 瓢箪蝦蟇を口寄せし、その体内に敵を引き摺り込む忍術。後は煮るのも焼くのも術者次第。

結界・天蓋法陣 #375〜

 術者を中心として、球状に探知結界を張り巡らす忍術。空間範囲は術者次第であり、空間内にいる者の動きは全て術者の感覚として捉える事ができる。

結界班 #419〜

 木ノ葉隠れの里に存在する、カコイが班長を務める特務部隊の一つ。里に球状の結界を張っているのは彼らであり、侵入者は即座に感知される。なお第四次忍界大戦においても、モロイを班長とする同名の混成部隊が結成されている。その目的はナルトとビーを暁から隠す事であり、島亀を丸ごと覆う特別多重結界を構築・維持している。

結界符・眼装甲 #471〜

 守護対象である眼に危険が迫ると、自動的に発動し刃を通さない札で眼を守る結界忍術。解くことができるのは、霧隠れの里の追い忍部隊のみ。

結界法陣 #185〜

 複数枚の札で結界を張り、敵が侵入した瞬間に術を発動させる忍術。術者がその場にいなくとも効果を発揮する高等なトラップであり、破るのは至難なため発見したら回避する以外にない。

血継限界 #25〜

 血脈・遺伝子・超常個体の系譜などにより、特定の一族のみに子々孫々伝えられる類の忍術。忍術では二つ以上の性質変化を同時に行うものを指し、体術では受け継がれる身体能力そのものを指す。なお三大瞳術のような特殊なものも、これに含まれる。他者が真似る事は絶対に不可能であり、努力ではどうにもならない。

血継淘汰 #525〜

 血継限界の上に位置するという、非常に稀な存在。詳細は不明だが、特徴の一つとして三つの性質変化を同時に行える。

血継網羅 #689〜

 五行陰陽全ての性質変化を同時に行える、極めて稀な存在。膨大なチャクラと人知を超えた感知力を有し、宙を浮遊する事も可能。

外道・輪廻天生の術 #449〜

 輪廻眼の力により、術者の命と引き換えに死人を生き返らせる忍術。元は六道仙人が操ったとされる禁術で、地獄道と対を成す。冥府の王の力を借りれば一人に限らず大勢を甦らせることも可能だが、原則として一定時間を経過してしまっていると蘇生できない模様。

下忍 #3〜

 基本的に忍者学校を卒業すればなる事のできる、各隠れ里で最も人数の多い見習い忍者。実力的には最下層だが、里の規模と運営基盤を支える屋台骨的な存在でもある。

煙玉 #75〜

 衝撃を受けると破裂して周辺を煙で覆う、一般的な忍具の一つ。投げつけて煙幕を張り、敵を撹乱するのがメジャーな使用法。

幻術 #6〜

 対象者が気付かない内に幻想世界へ引き摺り込み、精神と肉体の疲弊・混乱を誘って撹乱する陰遁忍術(忍戦術の心得その2)。五感に訴えかけてハメる一種の幻覚催眠法であり、対象の脳神経系に流れるチャクラを己でコントロールする必要がある。労せずして敵を戦闘不能に陥らせる事が可能で、居場所を悟られる危険も少ない。

幻術返し #114〜

 幻術を無効化する忍術。特定の印を結んで「解」と念じるだけだが、多少なりとも幻術の素養がないと、そもそも幻術に気付けないので使用できない。ちなみに自分だけでなく、他人にかけられた幻術を解くことも可能。

幻灯身の術 #238〜

 自分や他人の思念波を受信・増幅し、特定の場所に幻身を浮かび上がらせる忍術。単なる映像とは違い、思念波を放出している人物と五感を共有している。よって会話はもちろん、様々な術を発動させることも可能。

御意見番 #93〜

 木ノ葉隠れの里において、火影とほぼ同等の地位にあるいわば相談役。年齢と共に積み重ねてきた知識と経験を元に火影をサポートし、里の方針や意見を纏め上げる。

幌金縄 #528〜

 六道仙人の宝具の一つで、呪印術を宿した縄。触れる事で標的の行動を縛り、その人物が生まれてから最も多く口にした言霊を口から搾り出す。

剛拳 #79〜

 敵に骨折や外傷といった外面的損傷を与える、いわば攻撃主体の戦い方をする体術の事。

後方支援医療部隊 #515〜

 忍連合軍を構成する部隊の一つ。シズネが隊長を務めており、サクラを始めとする優秀な医療忍者が多数所属している。

拷問・尋問部隊 #43〜

 木ノ葉隠れの里において、イビキが隊長を務める特務部隊。拷問班、尋問班とも呼ばれる。情報部を拠点として、敵の忍者やスパイなどから必要な情報を絞り取る役目を帯びている。

五影 #9〜

 忍び五大国の擁する隠れ里をそれぞれ治める、全世界の忍者の頂点に立つ忍者たち。木ノ葉隠れの里の火影、霧隠れの里の水影、砂隠れの里の風影、岩隠れの里の土影、雲隠れの里の雷影を指す。

五行解印 #91〜

 指先にチャクラを集中して封印式に押し当て、五行封印を無効化する解印術。難易度はかなり高く、上忍レベルでも発動すら難しい。

五行封印 #49〜

 五大元素(木火土金水)の循環で邪を封じる事で、対象物に刻まれる封印式の一つ。主に巨大な敵や魑魅魍魎を封じた際に現出するが、その構成には非常に高い能力が要求される。

黒暗行の術 #122〜

 敵の視覚に幻覚作用を及ぼし、全ての光を奪って視界を闇と化す幻術。術者が倒れない限り、闇が晴れる事はない。

黒炎の盾 #463〜

 天照の黒炎を形態変化させ、敵の攻撃に対する盾とする炎遁忍術。

獄砂埋葬 #217〜

 大地を砕いて砂の渦を生み出し、敵を飲み込んで地中深くへと埋める忍術。地下200mまで沈め、密着した砂で圧力を掛け程なく圧死させる。

互乗起爆札 #639〜

 札が札を口寄せし続け同じ場所で爆破を繰り返す、いわゆる連続一点集中爆破を起こす忍術。不意を突くことで絶大な効果を発揮するものの、大抵は術者も巻き込まれるので生身で行えば死は免れない。穢土転生の不死性を最大限に利用できる爆砕術として、二代目火影扉間が考案した。

別天神 #459〜

 標的の脳内に入り込み、あたかも己の意志であるかのように擬似体験させて操る幻術。標的は操られている事にすら気付かないため、最強の幻術と呼ばれている。ただし発動には万華鏡写輪眼が必須である上、一度発動すると再発動するのに十数年は掛かるという。ただ初代火影柱間のように陽遁チャクラを持っていれば、数時間での再発動も可能となる。

木ノ葉温泉地 #90〜

 木ノ葉隠れの里にある、数十の温泉と忍の保養施設を擁する慰安の地。テンゾウが気に入っている高級宿場「落葉庵」もここにある。

木ノ葉壊岩升 #505〜

 身体を回転する事で遠心力を持たせ、驚異的な速度と重さの肘打ちを繰り出す体術。硬度の高い岩などを砕くのに有効。

木ノ葉隠れの里 #1〜

 火の国の中心部に位置する、千手柱間とうちはマダラによって創設された世界初にして最大最強の隠れ里。シンボルは木の葉のマーク。火影を長とした民主政治が行われており、火の意志による固い結束と多くの優秀な忍によって繁栄が保たれている。人里離れた山奥に存在するため、周囲の高い山々と深い森が天然の要塞として機能しているほか、里全体が地中から上空まで感知結界で覆われているので侵入者はすぐに探知される。また自然との調和を目的として、建造物の素材は全て樹木や岩石のみとなっている。中忍以上が着るベストの背中と肩に入っている渦のマークは、かつて滅んだ渦潮隠れの里との友好の証である。里の名やシンボルを木ノ葉としたのは、木ノ葉を額に乗せてチャクラをその一点で練り上げ、集中力を磨いて立派な忍となる修業が古くから行われていた事による。

木ノ葉崩し #92〜

 大蛇丸が立案し入念に準備した上で仕掛けられた、木ノ葉隠れの里を潰す一大計画。まずは四代目風影羅砂を殺して成り代わり、木ノ葉隠れと同盟関係にある砂隠れの里に裏切らせて成功率のアップを謀る。後に中忍選抜試験に乗じて大蛇丸が羅砂として三代目火影ヒルゼンに近づき、火影暗殺を取っ掛かりに音隠れの里と砂隠れの総力を持って里を陥落させるというものである。

木ノ葉警務部隊 #220〜

 うちは一族に対する信頼の証として、二代目火影扉間が設立した特務部隊。シンボルは黒い手裏剣にうちはのマークを入れたもの。木ノ葉隠れの里の治安維持を目的としており、フガクが隊長を務めていた。24時間体制で違法行為や犯罪を取り締まるべく、構成員は暗部同様に選りすぐりの忍ばかりであり、うちは一族のほとんどが第一分隊に所属していたという。しかし本来の設立目的は二度とマダラのような復讐者を生まないよう、うちは一族を政から遠ざけ一纏めにして暗部の監視下に置くためであった。そうして露骨に里の隅に追いやられた事が、一部のマダラの遺志を継ぐ者たちの反乱を助長する結果を生んでしまったのである。

木ノ葉剛力旋風 #143〜

 何人たりとも捉えられない速さで繰り出される、剛力を十分に乗せた回転後ろ回し蹴りを放つ体術。速さと力を兼ね備えた強烈な威力を誇り、喰らった者は有無を言わさず吹き飛ばされる。

木ノ葉古書所 #456〜

 顔岩直下の岩壁に存在する、木ノ葉隠れの里創設以来の様々な情報が納められている施設。

木ノ葉昇風 #256〜

 腰を落とした構えで力を溜め、全身のバネを使って跳び標的を真上に蹴り上げる体術。大地を蹴る力がそのまま打撃力に転化され、標的を天高く打ち上げる。

木ノ葉ジャンジャンボ宝くじ #253〜

 木ノ葉隠れの里で売られている宝くじ。一等は二千万両。

木ノ葉旋風 #37〜

 上段蹴り(フェイク)と下段蹴り(本命)を連続で放ち、敵に確実なダメージを与える体術。リーはこの術をアレンジし、最初に高速で上段後ろ回し蹴りを放った後、その回転力を活かして右足で下段回し蹴りを放っている。そうする事で敵の回避空間を限定でき、下段蹴りの命中率は格段にアップするのである。

木ノ葉大旋風 #210〜

 ローキック・ミドルキック・ハイキックを続けて標的に叩き込み、最後に踵落としを喰らわせる連続蹴撃の体術。その高速回転は術者に浮力を生じさせ、それを利用して上段への移行していく。

木ノ葉茶通り #34〜

 木ノ葉隠れの里にある、茶屋・甘味処が並ぶ通り。火影岩を眺めての一服は気分最高。こうじ茶・でぶ茶・あほ茶なる謎のお茶を売る店も。

木ノ葉つむじ旋風 #522〜

 二人掛かりで標的に疾風の如く接近し、高速回転しながら強烈な回し蹴りを叩き込む体術。

木ノ葉伝説の三忍 #64〜

 三代目火影ヒルゼンの教え子である、自来也・綱手・大蛇丸の事。第二次忍界大戦で木ノ葉隠れと激戦を繰り広げた半蔵が、自分と戦って唯一生き残った彼らに敬意を表して呼称したことに始まる。

木ノ葉病院 #89〜

 木ノ葉隠れの里にある、一般の医師と医療忍者が共同運営する大病院。医学や医療忍術の研究も行われている。

木ノ葉烈風 #37〜

 敵の死角から強烈な下段後ろ回し蹴りを放ち、バランスを崩して下半身にダメージを与える体術。技自体は単純だが、熟練者が放てば人一人が吹っ飛ぶほどの威力を発揮する。

琥珀の浄瓶 #494〜

 六道仙人の宝具の一つで、強力な封印術を宿した壺。使用者の呼び掛けに相手が応じただけで、その者の声を録音して吸い込み封印する事が出来る。遙かな昔より雲隠れの里において、八尾を封印するために使われてきた。

五封結界 #254〜

 術者のチャクラで連結している「禁」の札を、防衛拠点を中心とする五ヶ所に貼り付けて結界空間を作り出す忍術。空間内では物質破壊の一切が禁じられるため、突破するには五枚全ての札を剥がすしかない。

狐狸心中の術 #61〜

 狐狸が人を化かすかのように、敵に同じ道を延々と歩かせ疲弊させる幻術。術者はじっくりと時を待ち、長時間の行動で消耗しきった所を確実に叩くのである。

金剛封鎖 #498〜

 身体から幾つもの鎖を放ち、標的を雁字搦めにして動きを封じる封印術。うずまき一族固有の強力な封印術で、九尾ですら簡単に破る事は出来ない。

金剛牢壁 #122〜

 影分身で数十本の金剛如意棒に変化し、敵の四方八方を格子状に取り囲んで捕縛する忍術。ただし場合によっては、その堅牢さを仲間の盾として応用する事もできる。

コンビ変化 #135〜

 片方が印を組んでもう片方がチャクラを提供、二人一組で変化を行う応用忍術。二人が息を合わせる事が最も重要となる。

細患抽出の術 #253〜

 患者のチャクラの乱れを感知し、その発生元となる毒素を患部から抽出する医療忍術。毒や病原体の根源を看破する診断能力、チャクラ解剖刀で患部を切開する技術、そして毒素抽出後に損傷部を治療する正確なチャクラコントロールを求められるため、、非常に難易度が高い。通常は一連の治療後、更に解毒薬などを用いて完治させる。

最硬絶対防御・守鶴の盾 #216〜

 地中にある高硬度の鉱物を集め、チャクラで圧縮して砂に混ぜ堅固な盾を作り出す忍術。守鶴を模した狸の姿を取るため、その名が付けられている。

催戸伝心 #424〜

 標的の脳内記憶に直接アクセスし、情報を巻物に自動記録していく山中一族の秘伝忍術。

再生結界 #536〜

 非常に強固且つ再生力の高い結界を、対象の周囲に張り巡らせる結界忍術。36重もの層を成しておけば、尾獣ですら一体で破る事は不可能。

再胞吸引 #465〜

 他者の血肉を吸引し、己の細胞に変換する忍術。傷付いた肉体を即時回復させることができる。

再胞排出 #413〜

 負傷者にチャクラを含む細胞を分け与え、超回復を促す忍術。傷の度合いによっては大量の細胞を消費するため、術者の身体が子供程度にまで縮んでしまう事もある。

蠍 #518〜

 サソリの死後、カンクロウが本体だった人傀儡を回収し傀儡人形としたもの。生前のサソリと違わぬ能力を発揮する。

砂鉄界法 #270〜

 磁界の反発力を利用して磁力を一気に高め、広範囲に砂鉄の針網を拡散させる磁遁忍術。その軌道は不規則に枝分かれし、完全に見切るのは至難。また回避されたとしても、退路を断つ事が出来るので迅速に次の攻撃に移れる。

砂鉄結襲 #269〜

 膨大な量の砂鉄を結集させ高密度に圧縮して、硬質かつ巨大な鋼鉄製の武器を造り出す磁遁忍術。元が砂鉄なので形状は術者の思うままであり、状況に応じて臨機応変な形状を選択できる。

砂鉄時雨 #268〜

 砂鉄を微小な粒状に固め、散弾の如く広範囲を一気に攻撃する磁遁忍術。弾速は目視困難なほどに速く、一瞬の対応の遅れが命取りになる。弾丸の形状は術者の思い通りになり、針状にすれば殺傷力はより上がる。また磁力の反発作用を利用して、発射後に弾速を変える事も可能。

砂縛柩 #59〜

 砂で敵を絡め捕り、生き埋め状態にする忍術。砂は流動体なので脱出する術はなく、生かすも殺すも術者次第となる。

砂瀑送葬 #59〜

 砂で捕らえた標的を、圧倒的な圧力で押し潰す忍術。その力は数tにもなり、普通の人間ならば一瞬で血を撒き散らし肉塊と化す。

砂漠層大葬 #556〜

 砂で敵を幾重にも絡め取り、巨大なピラミッドを形成して生き埋めにする忍術。いくらもがいても砂が大量に纏わり付くので、脱出は非常に困難。

砂漠層大葬封印 #658〜

 守鶴の砂体で城郭を形成し、標的を深く生き埋めにする封印術。全体的に施された守鶴の呪印模様により非常に強固で、空気すら入り込めない超高密度の墓標となる。

砂瀑大葬 #215〜

 砂で覆われた大地そのものに、圧倒的な圧力を掛ける忍術。砂瀑送葬より規模が大きいので消費チャクラは多いが、砂に囚われた多数の敵を一瞬で押し潰す事が出来る。

砂漠波 #665〜

 敵の眼前に巨大な砂壁を作り出し、進路を妨害する忍術。

砂漠・叛奴 #660〜

 砂を二つの巨大な手に変形させ、自身の手のように自在に操る忍術。放たれた忍術や忍具を受け止めて衝撃を緩和したり、忍具であれば掴んで投げ返したりもできる。

砂漠浮遊 #217〜

 チャクラで砂を滞空させ、その上に乗って移動する忍術。ただし人の体重を支えるにはそれなりのチャクラを消費するため、移動できる時間や距離はチャクラ量に比例する。

砂縛牢 #248〜

 流動する大量の砂を操り、敵を四方から瞬時に包囲・捕縛する忍術。牢内は完全な密閉空間となり、捕らえた者を生かすも殺すも術者次第。砂の速度・硬度・規模などは流すチャクラ量で調整でき、敵のサイズや特性に合わせて調節が可能。

侍 #456〜

 和に忠を尽くし己の信念の下に動く、鉄の国の主戦力でもある戦闘員たちの事。彼らは自らのチャクラを短刀に流し込み、各々の得意とする形状に変化させて戦う。なお彼らが常時身につけているマスクは、毒を一切通さない対忍仕様。

鮫肌 #139〜

 霧の忍刀と呼ばれる七刀の内の一振りで、鬼鮫が愛用している大刀。とはいっても純粋な刀ではなく、刀身は文字通り鮫の肌のようにザラザラで、持ち主以外の者のチャクラを削り取って喰う性質がある。特に好みの味のチャクラを感じたり喰ったりすると、異常に興奮し体を肥大化させていく。喰ったチャクラは持ち主の体に還元できる上、その性質を保ったまま持ち主と一体化する事もできる。確固たる意志を持つ生きた武器であり、己が認めた者以外を主とする事はなく、他の者に持たれると柄から棘を出して拒絶する。鬼鮫が直属の上司だった前所有者・西瓜山を葬って以来、長く鬼鮫のチャクラを気に入って主としてきたが、キラービーに出会ってからは鬼鮫を拒絶し彼を主とする。

猿飛一族 #314〜

 木ノ葉隠れの里創設後間もなく、仲間になりたいと合流した一族。古き戦乱の時代から勇名を馳せた一族らしく、三代目火影ヒルゼンやアスマといった非常に優秀な忍を輩出している。火遁を得意とする模様。

早蕨の舞 #217〜

 地中から骨を無数に付き出し、地上にいるもの全てを刺し貫くかぐや一族の秘伝忍術。万にも達する骨の刃を全て出し終えた後、術者は骨の刃の一つと同化して地上に現れ、敵に止めを刺す。

山岳の墓場 #254〜

 滝隠れの里と音隠れの里の間、海に突き出た半島の先にある場所。オビトの一次的なアジトがある。

斬空極波 #56〜

 己の腕に排空口を仕込み、空気圧と超音波を調整して特大の破壊圧を放出する忍術。チャクラの消費量や両腕への負担が大きく多用はできないが、攻撃範囲が広く高速で命中率も高い。

斬空波 #52〜

 己の腕に排空口を仕込み、そこから調節した空気圧や超音波を放出する忍術。空気圧の衝撃波を生み出したり、飛び道具なども易々と跳ね返す突風を発生させたり、空気を送り込んで土をスポンジ状に変化させたりと用途は幅広い。

珊瑚掌 #566〜

 掌が触れた箇所から珊瑚を発生させ、標的の全身を固めて拘束する三尾専用体術。

山椒魚 #250〜

 かつてサソリが作り上げた傀儡人形の一つで、カンクロウが愛用している内の一つ。防御用に特化されている。

三色の丸薬 #188〜

 カロリーコントロールを無理やりに行える、秋道一族秘薬中の秘薬。青のホウレン丸・黄色のカレー丸・赤のトンガラシ丸の順に引き出されるエネルギーは大きくなり、一時だけ爆発的なチャクラを得られるが、その分副作用も大きく命の危険すら伴う。

散千烏の術 #327〜

 指先からチャクラを高周波に変えて放出し、無数の烏を呼び寄せて敵を幻惑する忍術。烏たちは分身を繰り返しながら敵を取り巻き、完全に視界を奪う。

三宝吸潰 #273〜

 十機近松の集によって行使される、カラクリ演技の封印術。三体で三角形の陣を組み「仏」「法」「僧」の機構を開いて、万物を吸い込む竜巻を発生させる。吸い込まれたものは悉く圧縮され、背後へと射出されていく。

三狼 #456〜

 鉄の国の中心に聳える、狼の口を思わせる三つの大きな山。

C0 #362〜

 デイダラ自身が爆弾となり、半径10kmを跡形もなく消し飛ばす究極芸術。起爆粘土を普段は封印している胸部の口で咀嚼し、心臓部の経絡系から直接チャクラを練り込む。それを爆発の瞬間まで続ける事で威力は最大限に高められ、かなりの遠距離からでも視認できるほど超巨大な人型の大爆発を引き起こす。

C3 #249〜

 デイダラの十八番の一つで、最大規模の爆発力を誇る掌サイズの起爆粘土。使い方は上空から落下させるというシンプルなものだが、里一つを消し飛ばすほどの威力に加え、その美しさと無駄を極力排したデザインが自慢らしい。

C2 #357〜

 デイダラの十八番の一つで、体内で誘導弾と地雷を作り出せる巨大なドラゴン状の起爆粘土。地中に自動爆破する地雷を敷き詰めて敵を足止めし、更に上空から誘導弾を撃つ事で敵をピンポイント爆撃する。

C4カルラ #359〜

 デイダラがとっておきと称する、無数のナノサイズの起爆粘土。最初に自らの姿を象った巨大人形を作り出し、それを自爆させる事で広範囲に不可視の超小型起爆粘土を撒き散らす。これらは吸い込んだ者の体内で拡散し、血管や細胞などのあらゆる箇所にセットされる。よってその全てが爆発した時、標的は細胞レベルで肉体を破壊されていき、傍目には自ら崩れていくように見える。

C1 #248〜

 デイダラの十八番の一つで、爆発の威力を極力抑えた小型の起爆粘土。隠密行動や奇襲によく用いられ、デフォルメされた小動物(甲虫や鳥など)のような形状が多い。

地怨虞 #326〜

 体内から生じる黒い触手をチャクラで操り、遠隔攻撃を可能とする秘伝忍術。触手は伸縮・変形共に自由自在で、先端が尖っていれば人体の縫合なども行える。なお最大の特性として他者の心臓をチャクラ性質ごと取り込む事ができ(最大で4つまで)、その分だけ術者の寿命は上乗せされる。しかもその心臓を核として分身を作る事もでき、元の持ち主の術もそのまま使用できる。以上の点から人道的に問題ありと見做され、滝隠れの里で禁術指定を受けている。

式紙の舞 #368〜

 自身の体躯を無数の紙片と化し、各個で自由自在に変形・移動する忍術。用途は偵察から奇襲まで幅広いが、あくまでも紙なので水や火には弱い。

屍鬼封尽 #123〜

 自らの魂を代償に冥府の主である死神を召喚し、敵の魂を永劫の時へと封じる究極の封印術。死神の姿は契約し発動した者にしか見えず、敵は自らの魂を掴み出されて初めて視認する事になる。死神に喰われた魂は決して成仏できず、術者の魂と共に永遠に絡み合い憎しみ合って闘い続ける。印は巳・亥・未・卯・戌・子・酉・午・巳。

屍鬼封尽・解 #618〜

 屍鬼封尽で封じられた魂を、現世へと呼び戻す忍術。死神を呼び出すために生贄を一人用意し、うずまき一族に伝わる死神の面を被せて憑依させる。そして死神に腹を裂かせれば、中に封じられていた魂が飛び出てくる。なお必然的に、生贄はまず助からない。

四脚の術 #75〜

 獣の動きを擬態して獣化する犬塚流擬獣忍術。全身にチャクラを張り巡らし、四肢による移動で野獣のごときスピードと攻撃力を得る。加速された攻撃は威力抜群で、命中率も高い。

始球空間 #684〜

 カグヤが支配する5つの空間へ繋がっている、不毛の大地が広がるカグヤの特別領域。無限月読で取り込んだ忍たちから、直接チャクラを抽出できる特性を持つ。

時空間結界 #503〜

 時空間忍術の中でも、一定領域内のものを守護する性質を持つ術の総称。

時空間忍術 #92〜

 空間や距離といった概念を超越する高等忍術の総称。異空間へと身を移し、定められた術式のある場所へ出現できる。

自業呪縛の印 #478〜

 標的に直接触れて印を施し、動きを縛る呪印術。発動すると帯状の紋様が全身に浮かび上がり、指一本動かせなくなる。

地獄突き #554〜

 指先に雷遁のチャクラを集中させ、一つの矛としてあらゆるものを刺し貫く忍体術。発動時は四本指の貫手だが、指の数を減らす程に接触面積が小さくなって力が一点に集中していき、一本になった時に最強の矛となる。また標的を切断する事も可能であり、名刀と遜色ない切れ味を誇る。

地獄道 #422〜

 輪廻眼の力により、生者の魂を喰らう冥府の王を呼び出す忍術。標的は術者に掴まれたが最後、力が抜けて魂を喰われるのを待つのみとなる。術者の質問への返答の真偽を審判する事もでき、真実を述べた者は解放されるが虚偽を述べた者はそのまま魂を抜き取られる。またペイン六道で操っている死体に限り、どれだけ破壊されても口内で咀嚼するだけで修復が可能。

指刻封印 #382〜

 指先にチャクラを集約させ、その熱量で対象に文字を刻む封印術。どんなものにでも書ける反面、かなり緻密なチャクラコントロールを要求される。

四黒霧陣 #184〜

 極めて密度の高い黒霧を出現させ、対象を外界と完全に遮断する結界忍術。四人が四方から同時に術を発動させる必要があり、封印には予め術式を込めた棺桶を用いる。成功すれば、死の束縛ですら封印できる。

屍骨脈 #201〜

 体内から自在に骨を取り出し武器として使用する、かぐや一族だけが使用可能な血継限界。しかも骨芽細胞と破骨細胞を操作しカルシウム濃度を調整する事で、骨の形状や硬度を望むままに変えられる。当然ながら数の上限などは無く、戦況や目的に応じた骨をその都度作り出していけるため、無尽蔵の武器防具でチャクラの続く限り戦い続ける事が出来る。

仕込針弾 #156〜

 腕に仕込んだ発射装置を砲台に、五本の毒針を瞬時に放つ忍術。毒はシズネが調合した猛毒であり、掠っただけでも死に至らしめる。ただし連発では撃てないため、糸にチャクラを流し込んで発射方向を統制し、一点集中・広範囲射撃などで弾道を調整する。

錏峠 #700+3〜

 任務中のサスケと、七代目火影ナルトが落ち合う予定だった場所。詳細不明。

死魂の術 #89〜

 死体の心臓を一時的に動かし、チャクラで自在に操る忍術。手術痕などの体表面に見られる痕跡はチャクラで消せるため、一見して生者との区別はつかない。

四紫炎陣 #115〜

 四角形の陣を張り、立方体の形に天地左右を覆う結界忍術。結界面は紫色の炎に覆われており、触れたものはたちまち炎上してしまう。破るには術者を倒す以外にないが、術者は結界内部にいて外部にいる者では手出しできない。加えて術者は内側にも自分用の結界を張れるため、内部にいる者でも突破は難しい。ただし、四人いなければ使用できないのが唯一の難点。

獅子首観音 #273〜

 普段は掌サイズの球体で、投擲すると獅子首に変化して標的を抑え込む忍具。封印式を仕込む事も出来る。

四象封印 #2〜

 四象(地水火風)の循環によって邪を封じる事で、対象物に刻まれる封印式の一つ。主に巨大な敵や魑魅魍魎を封じた際に現出するが、その構成には非常に高い能力が要求される。ベースは渦潮隠れの里に伝わっていた封印術で、これが二重に刻まれている場合は八卦の封印式と呼ばれる。

獅子連弾 #68〜

 サスケが表蓮華をヒントに編み出した、超高速連撃を繰り出すオリジナル体術。まず敵を宙に高く蹴り上げて追尾し、更に蹴りを食らわせる。後はその反動を利用して回転蹴りを食らわせ、それを続けながら超速落下していき着地する直前の蹴りで敵を地面に叩きつける。高度な体捌きとセンスが要求される上、体への負担も大きいので多用は禁物。

四赤陽陣 #631〜

 四角形の陣を張り、立方体の形に天地左右を覆う結界忍術。結界面は赤色で、触れたらどうなるかは不明。特性自体は四紫炎陣と変わらないが、強度は何十倍もあり十尾ですら簡単には破れない。ただその強力さゆえに、火影級の忍が4人いないと発動すらできない。

七星剣 #528〜

 六道仙人の宝具の一つで、呪印術を宿した剣。幌金縄で追い出した言霊を斬ると、その言霊を呪う事が出来る。

湿骨林 #579〜

 多くの蛞蝓たちが住まうと思われる聖地。カツユは普段、ここで静かに暮らしている。

磁遁・砂金大葬 #546〜

 砂金で激流の大津波を作り出し、あらゆるものを飲み込む磁遁忍術。比重が重いため標的の動きを鈍らせるのに最適であり、特に砂の忍術が相手の場合は完全に動きを封じる事が可能。ただし重量がある分、制御には多大なチャクラを必要とする。

磁遁・雀蜂の双刃 #546〜

 磁力を宿した手裏剣を放ち、触れた者に磁力を帯びさせる磁遁忍術。再び同様の手裏剣を放てば、磁力によって引かれ合い必ず標的に命中する。

磁遁忍術 #268〜

 土と雷の性質変化を同時に使い、磁力を発生させる血継限界。砂鉄や砂金の操作、金属製武器の無力化、磁力の引力を利用した攻撃など、用途は様々で応用性が高い。

忍頭 #102〜

 上忍の上に位置する、里の忍全てを束ねる存在。

忍組手 #538〜

 木ノ葉隠れの里の忍者学校で伝統的に行われている、神聖な訓練方式。組手前に必ず片手印を相手に向け(対立の印)、決着の後は対立の印を前に出し重ね合わせ結ぶ(和解の印)。対立の印は両手印で術を発動する所作の半分を意味し、和解の印は仲間である事の意志を示す。

忍び五大国 #9〜

 数多の屈強な忍たちを有し、卓越した軍事力を誇る隠れ里を擁する五つの国。五つの性質変化を元にして名付けられた、火の国・水の国・風の国・土の国・雷の国を指す。

忍び五大国五影首脳会談 #417〜

 鉄の国に五影が集まり、世界的に重要な案件について話し合うサミット。開催宣言については五影のみにその権利があるが、会談の司会進行は公平を期するため鉄の国の長が執り行う。なお五影がその旅程に同行させられる護衛は二人までであり、素顔を隠す仮面等は禁じられている。更に開催宣言が出てから五影が帰郷するまでの間は、忍は外出や過激な任務を自粛する決まりになっている。

忍の三禁 #150〜

 忍をダメにする三つの欲、酒・女・金の事。酒に溺れる者胆を損ない、女に溺れる者剛を削がれ、金に溺れる者情を失う、という。

忍花鳥兜 #71〜

 木ノ葉隠れの里に生えている植物の一つ。根に毒を持つが、純正の鳥兜ほどの毒性はない。

忍連合軍 #458〜

 五影会談の際、ミフネの提案で設立される事になった総勢8万の軍隊。忍び五大国の隠れ里が一致団結し、暁に対抗しようというものである。当初総司令はダンゾウが推挙されたが、それは別天神による誘導だった事が発覚したため、改めて四代目雷影エーが任命された。シンボルマークは「忍」の文字であり、デザインはミフネによる。四代目雷影エーの拠点である雲隠れの里内部に本部を置き、奇襲部隊・後方支援医療部隊・情報部隊・感知部隊・戦闘大連隊の構成でオビトの軍勢を迎え撃つ。

死の森 #44〜

 木ノ葉隠れの里に存在する、多目的に使われる第44演習場。鍵の付いた44個のゲートで円状に囲まれており(半径は約10km)、中には面積のほとんどを占める森林に中央を流れる川、そして中心には塔が建っている。なお森林は野生の宝庫で、猛獣・毒虫・毒草などが山ほど存在する危険地帯である。木ノ葉崩し直前の中忍試験では、第二の試験会場として使用された。

自爆分身 #277〜

 影分身に起爆粘土を喰わせ、自爆させる忍術。爆発による陽動を目的としており、その隙を付いて攻撃もしくは逃走する。

飛沫 #523〜

 霧の忍刀と呼ばれる七刀の内の一振りで、太刀筋に爆発の力を加えた爆刀。形状は首切り包丁にやや似ているが、刀身に隙間なく起爆札が貼り合わされている。

四方八方手裏剣 #134〜

 敵の四方八方を影分身で完全包囲し、全てが一斉に手裏剣を放つ忍術。ただ放つだけなので規則性も統一性も無いが、それ故に躱す事は困難を窮める。

志村一族 #625〜

 木ノ葉隠れの里創設後間もなく、仲間になりたいと合流してきた一族。古き戦乱の時代から勇名を馳せた一族らしく、ダンゾウを始め多くの優秀な忍を輩出していると思われる。

霜隠れの里 #515〜

 霜の国に存在する隠れ里。シンボルは五つの水滴。

霜の国 #517〜

 湯の国と雷の国に挟まれた、霜隠れの里を擁する小国。大名はあらゆる物事に対して慎重であり、国を守るために堅実な政治を行っている。

灼遁・過蒸殺 #522〜

 灼熱の球を複数作り出し、標的の中に潜り込ませて内部から熱する灼遁忍術。標的が人間であれば一瞬にして水分が蒸発し、ミイラ化してしまう。

灼遁忍術 #522〜

 風と火の性質変化を同時に使い、灼熱を発生させる血継限界。

蛇睨呪縛 #290〜

 高い知能と力を持った二匹の大蛇を口寄せし、標的を絡め取って束縛する忍術。そのまま捕獲するだけでなく、絞め付けたり毒牙で咬み付かせたりもできる。

ジャシン教 #313〜

 「汝、隣人を殺戮せよ」という教義の下、殺戮を肯定する世の中を作り上げようとする新興宗教。苦痛による痛みを快楽と捉え戒律で半殺しを禁じており、信者には祝福の代わりに呪いを齎す。なお殺しの前には必ずジャシンに祈りを捧げなければならず、殺人後にもかなり長い時間が掛かる儀式を行わなければならない。

写輪眼 #12〜

 うちは一族にのみ受け継がれている、三大瞳術の一つでもある血継限界。発動時に瞳に現れる巴型の印が特徴だが、一族全員に発現するわけではない。強い愛情を知った者がそれを失った時、つまり大きな愛の喪失や自身の失意にもがき苦しむ時、脳内に特殊なチャクラが吹き出して視神経に反応し眼に変化を齎すのである。名の由来でもある「心を写す鏡」そのものであり、憎しみに同調して持ち主を急速に強くさせる。そうして闇に捕らわれ悪に落ちた者は数多く、闇が深まるほど瞳力も増していって、最終的にはマダラのようになってしまうという。基本能力は全てを見透かす洞察眼、目にした術を瞬時に記憶・コピーする術写し、目を見たものを幻術に陥れる催眠眼の三つ。特に洞察眼は忍術・体術・幻術のシステム、つまり物体の動き・軌道・チャクラ量などを瞬時に見抜くため、力量さえ伴っていればいかなる方法でも打ち破る事は不可能。また催眠眼は熟練次第で、月読程ではないものの瞬時に恐ろしい幻を視せ体の自由を奪う事が出来る。

写輪眼操風車三ノ太刀 #49〜

 写輪眼で敵の動きを先読みし、意表を突いて死角から攻撃を行う忍術。まずは糸で繋がれた手裏剣とクナイを用意し、一ノ太刀である手裏剣を投擲。次に二ノ太刀であるクナイにチャクラを込め、糸を木などに巻き付け端を咥えてから投擲。飛んで行くクナイに引っ張られて手裏剣が戻ってくるため、咥えた糸で位置を調節し二撃を避けて油断した敵を後ろから仕留める。この戻ってくる手裏剣が三ノ太刀であり、前の二つは囮に過ぎない。

呪印術 #49〜

 対象者の能力や行動など、その将来を術者が支配するための法術。特定の条件を満たすと自動で発動(術者の秘印でも発動は可)し、例え術者が死んでも消える事はない。術者によって印の文様や効果は様々で、大蛇丸の扱う「天」「地」などの印(対象者が体内でチャクラを練ると発動、激痛と共に際限なくチャクラを引き出し邪悪な精神を解放しようとする。授印時にも地獄の苦しみを伴うため、生存率は低い。元は重吾の殺人衝動を利用すべく生み出された代物で、媒体は大蛇丸の仙術チャクラであり分離した意識そのもの)、日向宗家が分家の者に施す「籠の中の鳥」の印、ダンゾウの扱う「舌禍根絶の印」や「自業呪縛の印」、マダラの「禁固呪の札」などが確認されている。

シュウ #151〜

 自来也とナルトが宿泊した、短冊街の宿で飼われている猫。水風船で遊んでいるところをナルトが目撃し、螺旋丸の基礎のコツを掴む。

柔拳 #79〜

 敵の経絡系にチャクラを捩じ込んでダメージを与え、且つチャクラの流れを乱し内臓を壊す日向一族の秘伝体術。手の点穴からチャクラを放出するのが基本だが、熟練すれば全身の点穴からチャクラを放出し技を行使できる。日向流体術の基礎であり、効果が出るまで多少のタイムラグがある。

柔拳法一撃身 #524〜

 柔拳の応用技の一つで、体内のチャクラを両手から解放する日向一族の秘伝体術。術者に密着している敵への不意打ちや、背後からの奇襲への対策等に有効。

獣人分身 #76〜

 術者が擬獣化しパートナーの忍犬が術者に変化する事で、各々が闘争本能剥き出しの野獣となる犬塚流忍術。影分身の術ほどチャクラを消費せずに実体のある分身が得られるが、息の合った連携を行うには互いの信頼と意思疎通が必要不可欠となる。

柔歩双獅拳 #437〜

 柔拳の応用技の一つで、日向宗家の秘伝高等体術。両手から放出されるチャクラを形態変化させ、リーチと破壊力を格段に向上させる。獅子の様相を呈したチャクラは触れた相手の経絡系を喰い尽くすほか、八卦六十四掌の際にも併用できる。ただし非常に緻密なチャクラコントロールを必要とするので、習得は困難を極める。

終末の谷 #217〜

 火の国と田の国の国境にある、巨大な滝がある谷。木ノ葉隠れの里の創設者である初代火影柱間とマダラの巨像が建ち、その中央に二人の争いで生まれたとされる川が流れ、それが滝となり谷底へと繋がっている。マダラは柱間との激闘の末、ここで死んだことになっている。

守護忍十二士 #314〜

 火の国の大名を護る役目を負う、12人のエリート忍者たち。所属している者は一様に火の国の紋が入った腰布を付けており、脱退後も所属していた証として着用する。

呪術・死司憑血 #313〜

 敵の血を媒介として、敵に自分と同じ傷を負わせる秘伝忍術。血を舐め取って体内に入れ、儀式に必要な陣を己の血で描き、その中に立つ事で不可避の呪いは発動する。発動時は術者の体が黒く染まり、髑髏を彷彿とさせる白い紋様が浮き出る。

酒酒屋 #36〜

 木ノ葉隠れの里にある中華居酒屋。大皿料理と日本酒などの銘酒、炭火焼鳥などが売りで、昼間から営業している。

修羅道 #419〜

 輪廻眼の力で自分の身体に武器や兵器を口寄せし、文字通りの全身凶器と化す忍術。生身では到底不可能な体術や、異世界の未知の技術で造られた砲撃兵器で変幻自在の攻撃ができる。戦況に応じて流動的に武器を換装できるため、あらゆる相手に対応が可能。

手裏剣 #1〜

 主に投擲武器として使用する、一般的な忍具の一つ。形状や大きさは多種多様で、どちらかといえば攻撃・殺傷よりも撹乱・牽制に用いられる。

手裏剣影分身の術 #117〜

 投擲した手裏剣の影分身を千個生み出し、その全てが敵を襲う高等忍術。人ではなく物質を影分身させるため、難易度は非常に高い。

手裏剣術 #145〜

 手裏剣の扱いや投擲法の総称。忍にとって基本中の基本であると共に、最も身近な永遠の課題でもある。

手裏剣ホルスター #1〜

 大多数の忍者が使用している、手裏剣を纏めて持ち歩く際の入れ物。取り付け場所は自由だが、普通は各人で素早く取り出せる位置に付けておく。

瞬身の術 #16〜

 風と共に現れ、風のように消え去る瞬間移動忍術。実体はチャクラで肉体を瞬時に活性化させての高速移動であり、その速さを肉眼で捕えるのはまず不可能。目的地までの距離や高低などにより、消費するチャクラは変化する。

消壊虫 #515〜

 潜入困難な場所に蟲を放ち、偵察や情報収集をさせる油女一族の秘伝忍術。地中深く潜る事が出来るため、幅広い探索が可能となる。

蒸危暴威 #556〜

 体内の油と水で作った分身体を用いて、何度でも大爆発を引き起こせる無限爆破忍術。子供の形をした分身体は大量の水を油で覆った構造になっていて、アクションを起こすと表面の油が急激に熱せられ中の水が蒸発、次第に膨張して大規模な水蒸気爆発を起こす。爆発で上空に持ち上げられた空気は冷えて霰となって降り注ぎ、拡散状態となった分身体が冷やされて元に戻る。これを繰り返す事で無限の爆破が可能となるが、術の使用中は術者が酷く弱ってしまうという欠点がある。

消写顔の術 #49〜

 人間の顔に手を当て、人相を奪い取って自分のモノとする忍術。完璧な変装が可能だが、被害者は顔を失う。

掌仙術 #63〜

 傷口や患部に手からチャクラを送り込み、治癒力を飛躍的に高めて回復させる医療忍術。疾病の度合いに応じてチャクラを調節する必要があり、行使には高度な技術力を求められる。また敢えて過剰なチャクラを送り込む事で、体内の循環を狂わせ昏睡状態に陥れる事も可能。

状態1 #55〜

 大蛇丸に「天」や「地」の呪印を与えられ、且つ生き残った者だけが到達する領域の第1段階。呪印が半身〜全身にまで侵食し、通常よりも数段上の戦闘能力が得られる。

状態2 #184〜

 状態1から更に侵食が進み、皮膚の変色や体の変形など異常な変貌を遂げる段階。コントロールできればチャクラが増して戦闘力も10倍以上に増大するが、覚醒したまま放っておくと一気に侵食が進み数分と掛からず死に至る。しかしコントロールするには長時間かけて体を慣らさねばならないため、第三者の封印術によって仮死状態を保つ必要がある。

象転の術 #255〜

 術者が対象者のチャクラを生贄に分与し、対象者の同一体を作り上げる忍術。同一体の実力は分与されたチャクラ量に比例するが、本体と姿形や所持品などがそっくりになるだけでなく、全く同じ術を使えるようにもなる。ただし意識は本体とリンクしており、生贄本人に自由は無い。その上分与されたチャクラが底をつけば術は強制的に解除され、生贄も全てのチャクラを失い死に至る。

上忍 #3〜

 各里の上層部によって選抜・登用される、あらゆる面で最上層に位置する忍。中忍までのように試験があるわけではなく、具体的な選抜方法は不明。このクラスになると、最低でも二つ以上の性質変化を行える者がほとんど。

上忍待機所 #43〜

 木ノ葉隠れの里にある、上忍たちの常駐場所。任務時以外はここで待機し、火影の命や緊急時に備える決まり。

情報部 #406〜

 木ノ葉隠れの里にある、文字通り情報を主に扱う部署。暗部の拷問・尋問部隊の常駐場所でもある。

情報部隊 #515〜

 忍連合軍を構成する部隊の一つ。いのいちが隊長を務めており、アオバ・天画・ドダイなどが隊員に加わっている。

如雨露千本 #58〜

 無数の千本を使い、避けようのない全方位攻撃を行う忍術。千本を仕込んだ傘をいくつも上空に舞い上げ、回転させて千本を全方位に斉射。落下する千本をチャクラで統制、敵に向けて雨のように降らせる。その威力は、一本一本が厚さ5mmの鉄板を打ち抜くほど。

白秘技・十機近松の集 #272〜

 モンザエモンの傑作“十機近松の集”を自在に操る、指の数ともいわれる傀儡の術の極意。一指につき一体の操演が可能であり、各々が一騎当千の戦闘力を誇る。ただし各個の戦闘だけでなく可変・合体などのカラクリを開放するには、練達の超高等技術を必要とする。

真実の滝 #492〜

 島亀の背負う森に存在する、人間の心の奥底にある本心を写し出す場所。滝の前に座って集中すると己の精神世界へ入れるので、そこで自分の本心と向き合う事になる。

神樹 #646〜

 かつて人々にチャクラという概念すら無かった遙かな昔、神柱として人々から崇められていた超巨大な樹。千年に一度だけ実るという実を食べた者は神の力を得られるが、決して手を付けてはならないという伝承があったらしい。しかしそれを大筒木カグヤが破った事で意志が芽生え、奪われたチャクラを取り戻そうと十の尾を持つ化け物・十尾となって暴れ出したという。

人獣混合変化・参頭狼 #633〜

 忍犬及び影分身と共に変化を行い、三つの頭を持つ巨大な狼となる犬塚流秘伝忍術。視野が広がり爪牙が増して攻撃力が双頭狼の三倍になるが、術者が司令塔になるため使用難度が極めて高い。

人獣混合変化・双頭狼 #203〜

 忍犬と共に変化を行い、二つの頭を持つ巨大な狼となる犬塚流秘伝忍術。パワーが大幅に上がるほか、他の術と連携する事で強大な破壊力を生む。

神・樹海降誕 #677〜

 神樹からツタを延ばし、無限月読に掛かった者を包み込んでチャクラを吸い取り続ける忍術。神樹の生命エネルギーで全ての生物を縛り、ゆっくりと時間を掛けて白ゼツに変化させていく。

人柱力 #247〜

 憑依の術を始めとする幾つかの方法により、尾獣を体内に封印された人間の総称。体内の尾獣からチャクラを引き出して使う事ができ、並の人間とは比べ物にならないほどのチャクラを使用できる。更に尾獣との信頼関係を築ければ、チャクラだけでなく尾獣固有の能力をも使う事が出来る。ただし尾獣は基本的に馴れ合いを好まないため、隙あらば宿主の体を乗っ取って暴れようとする場合がほとんど。よって大抵はそうならないようにチャクラ消費を抑え、自制心を振り絞って抑え付けなければならない。また尾獣は封印される前に多大な人的被害を出している場合が多く、それを体に宿す者は圧倒的な力への恐怖と怨恨からあからさまな迫害の対象とされる。しかし忍界大戦期には、尾獣の力を制御する最も有効な方法として幾人も生み出されていたという。なお彼らは里長を守り里の力を誇示する存在なので、裏切りの無いように里長の兄弟や妻など近い血縁関係にある者から選ばれるのが常。ちなみに対象者が女性である場合、妊娠してから出産までの間は封印のエネルギーが子供に流れ、封印が弱まってしまう危険性を秘めている。

心転傀儡呪印の術 #469〜

 呪印札を仕込んだ傀儡と心転身の術を用いて、特定の相手を罠に嵌める山中一族の秘伝忍術。心転身の術で傀儡に入って敵を攻撃し、敵の反撃が傀儡に命中した時点で呪印が発動。術者と敵の意識が入れ替わり、敵は為す術なく自身の身体を術者に利用される事となる。初見ではまず見抜けない上、術者自身は離れた場所にいても発動できるので、トラップとしての有用性は非常に高い。また敵が多人数である場合、この術で一人を嵌めれば安全に奇襲を掛けられる。そして術者が術を解かない限り、身体を奪われた者が解放されることは無い。

心転身の術 #42〜

 自分の精神を放出して敵に潜り込み、相手の体を乗っ取る山中一族の秘伝忍術。成功すればその時点で勝敗が決まってしまう事もあるほどだが、術の使用時は術者の本体が無防備になる上、乗っ取った相手のダメージはそのまま本体にも反映されてしまう。また精神は直線的かつゆっくりしたスピードでしか飛ばず、避けられても数分間は体に戻る事が出来ない。術者の力量によって時間も限られるため、本来は戦闘よりも密偵の情報収集などに適した術。

心伝身の術 #573〜

 一定範囲内の人間全ての思考を繋ぎ、全員を精神的にリンクさせる山中一族の秘伝忍術。

心転分身の術 #534〜

 自分の精神を放出して二人以上の敵に潜り込み、彼らの身体を乗っ取る山中一族の秘伝忍術。対象が一人限定の心転身に比べ有用性は高いが、一度に二人を操るので精度はどうしても低くなる。

塵遁・原界剥離の術 #466〜

 生物非生物を問わず、あらゆる物質を分子に近いレベルで分解する塵遁忍術。両手のチャクラに様々な立体への形態変化を加えて象り、チャクラ量で大きさと長さを調節して放つ。効果範囲は術者の自由。

塵遁忍術 #466〜

 土・風・火の性質変化を同時に使い、数多の物質を塵と化す忍術の総称。扱えるのは血継淘汰のみ。

神羅天征 #420〜

 輪廻眼の力で掌から発生する斥力を利用して、忍術も含めあらゆるものを弾き飛ばす忍術。効果範囲や威力は自在に調節可能だが、その広さや強さに比例して次に術を使えるまでのインターバルも長くなる(最短では5秒)。

心乱身の術 #137〜

 敵の神経系にチャクラを送り込み、肉体を意のままに操作する山中一族の秘伝忍術。術者は意識を保ちつつ身の安全にも気を配れるため、心転身の術よりも使い勝手が良い。

水化の術 #346〜

 肉体を自在に液化させ、物理攻撃を完全無効化する鬼灯一族の秘伝忍術。建造物への潜入や不意打ちなどにも使えるが、密閉容器などに閉じ込められると身動きできなくなってしまう。

酔拳 #210〜

 泥酔した時の不規則な動きをあえてトレースし、変幻自在の攻撃を繰り出す体術。実際の泥酔状態でも出来なくはないが、正気を保っていないので酔い潰れたら終わりである。

水遁・霧隠れの術 #12〜

 チャクラで霧を発生させ、乳白色の世界で無音移動する忍術。発生方法は特に定まっておらず、大量の水を巻き上げたり口内で作り出した無数の水滴を吹いたりする。霧隠れの里の忍が得意としており、霧の濃淡は練り込んだチャクラ量によって変化する。

水遁・豪水腕の術 #348〜

 全身から集めた水を腕全体に圧縮・パンプアップし、一時的に筋肉を膨張・強化する鬼灯一族の秘伝忍術。凄まじい腕力を得られるが、水分のコントロールには極度の精密さが求められる。

水遁・五食鮫 #258〜

 五本の指先から水中に放たれたチャクラが、獰猛な五匹の鮫と化して敵を襲う忍術。各々が標的の周囲を高速で旋回し、生じた激流で自由を奪ってから食い千切る。

水遁・水牙弾 #142〜

 水中より生み出した水塊により、敵に物理的ダメージを与える忍術。圧縮した水に回転を加えて殺傷力を増しているほか、360度どこからでも攻撃できる特性を持つ。

水遁・水鮫弾の術 #141〜

 大量の水を掌握し、敵目掛けて一気に撃ち放つ忍術。名称の由来は、速度と衝撃力によって水が鮫の姿を象る事から。

水遁・水陣柱 #577〜

 地中から猛烈な勢いで、堅牢な水柱を広範囲に吹き上げる忍術。

水遁・水陣壁 #120〜

 下方から猛烈な勢いで水を吹き上げ、敵の攻撃を完全に遮断する忍術。水は円を描くように吹き上がるため死角は無く、水量や時間は術者の思い通りに制御できる。更に水に流し込むチャクラ量で強度や耐性まで変えられるほか、発動中も視界を確保でき次の行動に移り易い。

水遁・水弾の術 #612〜

 口内に溜めたチャクラを水に変換し、圧縮して噴き出す忍術。水遁の初歩的忍術ではあるが汎用性が高く、消火をはじめ様々な場面で使用される。

水遁・水断波 #646〜

 口から高速で一直線に水を噴き出し、ウォーターカッターのように標的を切断する忍術。

水遁・水龍弾の術 #15〜

 大量の水を凄まじい速度で標的にぶつけ、物理的ダメージを与える忍術。操れる水量は術者の力量に比例する。名前の由来は、水が龍の姿を象る事から。

水遁・千食鮫 #506〜

 掌から水中に放たれたチャクラ気弾が、獰猛な無数の鮫を象り津波と化して敵を襲う忍術。標的を骨一本残さず噛み砕くほどに強力だが、撤退時の攪乱や陽動にも使えるなど応用範囲は幅広い。

水遁・大鮫弾の術 #473〜

 巨大鮫を象ったチャクラの気弾を、標的に向けて炸裂させる忍術。術自体がチャクラを吸収する性質を持ち、相手のチャクラが強ければ強いほど無制限に大きくなって標的に襲い掛かる。

水遁・大爆水衝波 #471〜

 口から莫大な量の水を吐き出して敵を呑み込み、巨大な水牢に閉じ込めて溺れさせる忍術。水牢は常に術者を中心としているので、術者が動けば水牢も動く仕組みになっている。脱出自体は簡単でも、そのためには術者を振り切るほどの水泳速度が必要となる。

水遁・大瀑布の術 #15〜

 広範囲に亘って数十mの高度にまで水を巻き上げ、大瀑布の如く一気に落とす忍術。自然災害にも思えるほどの威力を誇るが、その分チャクラの使用量もかなり多い。

水遁・滝壺の術 #316〜

 例え水の無い場所でも湧水を起こし、水流を操って滝を生み出す忍術。修業や休息に活用したり、景観変化によって敵に所在地を錯覚させたりできる。

水遁・楯烏帽子 #414〜

 水化の術で液化させた肉体を大量の水で覆い、巨大な水の楯を作り出す忍術。

水遁・鉄砲玉 #135〜

 体内で練り上げたチャクラを水に変換し、玉状に圧縮して吐き出す忍術。高速で飛ぶ水玉の威力は正に鉄砲玉で、チャクラを練り込んで破壊力を挙げる事もできる。周囲に水が無くても使用可能だが、弾数は練り上げたチャクラに比例する。

水遁忍術 #15〜

 五大性質変化の一つ、水の性質を持つ忍術。掴みどころの無い流水のようなチャクラに依るため形態変化との相性が良く、どちらかといえば補助的な作用が多い。性質の優劣は、土>水>火。

水遁・爆水衝波 #256〜

 口から大量の水を吐き出し、敵を呑み込み押し潰す大波を発生させる忍術。波に乗っての高速移動も可能で、水流に翻弄される敵を一方的に攻撃できる。

水遁・破奔流 #337〜

 大量の水を生み出し、激流を発生させる忍術。巻き込まれれば、流動体である水の流れに逆らう術は無い。

水遁・泡沫の術 #564〜

 チャクラで作った無数のシャボン玉爆弾を放ち、触れた標的を爆破する忍術。術者の意志で意図的に爆破する事も可能。

水遁・泡沫乱波 #374〜

 浄化作用を持つ大量の泡を吐き出し、周辺を覆い尽くす忍術。一切の忍術の効果を洗い流すだけでなく、目眩ましや地面の摩擦力を失くす目的でも使われる。

水遁・水飴拿原 #326〜

 チャクラを混ぜて粘土を上げた水を、広範囲の地面に吹き出す忍術。不用意に入った者は、足を取られて動けなくなる。

水遁・水鏡の術 #564〜

 水面に映したものを瞬時にコピーし実体化させる、特殊な水鏡を作り出す秘伝忍術。一度の衝撃で水に戻ってしまうため持続性は無いが、実体化したコピーはオリジナルと全く同じ力を持っており、向かってくる敵を映して相対させる事も出来る。

水遁・水乱波 #373〜

 口から瀑布の如き水を吹き出し、標的を押し流す忍術。威力はチャクラ量で調整できるため、バリエーションは幅広い。正確な印とチャクラ調節ができれば扱える、水遁の基本忍術である。

水遁・水喇叭 #514〜

 口から大量の水を噴き出す忍術。

水面歩行の業 #90〜

 チャクラを適量だけ足の裏から放出し続け、反発力で水面を歩く修業。チャクラのコントロール力を鍛えるためによく行われる。

水牢鮫踊りの術 #471〜

 水遁・大爆水衝波で生み出した巨大水牢の中を、鮫肌と融合した半魚人状態で自在に泳ぎ回る忍術。

水牢の術 #13〜

 水で球状の牢獄を作り、標的の動きを封じて閉じ込める忍術。内部から破る事は不可能だが、術を保つには術者が絶えず一部に触れている必要がある。なお、会話や呼吸などは可能。

須佐能乎 #391〜

 チャクラが魁偉な闘神の姿を象って、あらゆる敵を滅しあらゆる攻撃から術者を守る究極忍術。両眼の万華鏡写輪眼を開眼し、天照か月読の一方を完全に使いこなせる者のみ使えるようになる。闘神が用いる武器は術者によって千差万別で、術者がイメージしたものを具現化して用いたり、術者が入手した霊器を使用したりする。ただ強力であるが故にリスクも甚大で、使い続けるほどに術者の生命力が急速に失われていく。

砂霰 #547〜

 上空に大量の砂を滞空させ、無数の砂礫を霰のように降らせる忍術。敵の足止めに有効。

砂隠れの里 #9〜

 風の国に存在する、風影を長とする隠れ里。シンボルは砂時計のマーク。砂塵の舞う過酷な環境で育った屈強の忍たちを有しており、木ノ葉隠れの里と血みどろの死闘を繰り広げた事もある。現在は同盟関係にあり、里同士の交流も盛んに行われている。一時は風の国の大名が里の軍備縮小を強引に推し進め、経費を削って依頼も木ノ葉隠れに行うなどしたために存続が危ぶまれたが、皮肉にも木ノ葉崩しを契機にその流れは止まる事となった。

砂時雨 #215〜

 砂を無数の小石程の塊に凝固させ、全方位から集中砲火を行う忍術。全てチャクラで統制されているため、死角が生じる事はない。敵の意識を上方に向けさせる囮や、行動範囲を規制する目的としても使えるので利便性は高い。

砂手裏剣 #132〜

 砂で無数の手裏剣を象り、怪力と遠心力を利用して放つ忍術。元が砂であるため間断なく放つ事ができ、硬質化された刃は全てを斬り裂く。

砂の盾 #58〜

 術者がチャクラを練り込んだ砂が、対象をあらゆる攻撃から守る忍術。対象がその砂を常に持ち歩いているだけで、どんな時でも状況に応じて自動的に効果を発揮する。

砂の手 #546〜

 敵の脚元に大きな砂の腕を出現させ、足を掴んで動きを止める忍術。

砂の鎧 #83〜

 薄い砂を鎧のように全身に纏い、防御力を高める忍術。ただし砂の盾ほどの防御力は無い上、術者の意思で発動させるため大量のチャクラを消費する。加えて砂が密着するので体が重くなり、体力の消耗も早くなってしまう。

砂分身 #111〜

 砂で術者の人形を象り、自在に操る忍術。単なる分身と違ってあくまでも砂人形なので、囮や陽動に使うわけではない。しかし攻撃を受けると同時に流砂と化して敵を捕縛したり、砂を放出して遠距離攻撃を行ったりと、応用性を高めた攻撃のみを目的としている。

墨霞の術 #284〜

 チャクラを操って墨を纏い、追手の目を眩ませる忍術。瞬身の術と併用すれば、より効果がある。

墨分身の術 #297〜

 少量の墨にチャクラを宿し、精巧な分身体を作り出す忍術。単なる分身と違い実体のある墨を媒介にしているため看破されにくく、不意打ち・潜入・暗殺などに適した術と言える。

性質変化 #314〜

 忍術を使用する際、チャクラに火や風などの性質を加えて付加効果を得る事。会得には個人の持って生まれた資質が関係するが、そのほかに努力次第で修得できるものが少なくとも一つはある。基礎となる性質は全部で五つあり、自分がどの性質を有しているかはチャクラ感応紙を使って判別できるので、その性質に見合った鍛錬を行う必要がある。ちなみにその五つの性質とは、火遁・風遁・雷遁・土遁・水遁であり、これらは全てが記した順に優劣の関係を持っている。

醒心丸 #184〜

 大蛇丸が開発した、「天」や「地」の呪印の力を無理やり引き出す丸薬。精神と肉体に禁忌とされるほどの負荷をかけ、強制的に状態2へと移行させる。

夕象 #668〜

 八門遁甲の体内門を死門まで全て開き、極限を超えた肉体で敵を屠る究極の体術。空気を殴り付けて即席の空気砲を生み出し、壱足・弐足・参足・肆足・伍足とギアを上げていく連続攻撃で敵を叩き潰す。この術の発動時は、空気を蹴って空中へ駆け上がる事も可能。

舌禍根絶の印 #452〜

 対象者の舌に施すことで、術者が口外を禁じる情報を喋れなくなる呪印術。話そうとすると対象者の全身が痺れ、身動きすらままならなくなる。

舌歯粘酸 #170〜

 口から高濃度の粘酸を吐き出す忍術。岩をも瞬時に昇華させる濃度を誇るほか、前動作が一切要らないので敵の不意を付けるという利点もある。

舌戦斬 #376〜

 伸縮自在の舌をもって、瞬時に標的を斬断する仙術。極限の硬度と名刀の如き斬れ味を誇り、岩盤ですら容易に斬り裂く。

舌戦縛 #376〜

 面を象る舌によって標的の位置を臭覚で探知し、高速で伸長して標的を縛り上げる仙術。鞭の如き柔軟性と強度を誇り、無数の疣からは強酸性の粘液を分泌できる。

潜影蛇手 #50〜

 袖口に口寄せした複数の蛇を忍ばせておき、敵の不意を突いて襲わせる忍術。噛み付くと同時に絡みついていくため、攻撃だけでなく捕縛にも使える。

潜影多蛇手 #290〜

 袖口に口寄せした多数の蛇を忍ばせておき、敵の不意を突いて襲わせる忍術。数が多い分潜影蛇手よりも多様性が増し、各個体で威嚇・牽制・捕縛などを役割分担して攻撃を行う。

潜砂絵描 #556〜

 空中に砂の粒子を散布し、見えない物体を見つけ出す物理探知の忍術。対象物に無数の砂が付着する事で、砂絵が描かれるように対象物の姿が浮かび上がる。

千手操武 #267〜

 傀儡の体内に専用の札を仕込み、そこから千の腕を飛び出させる忍術。伸縮自在な上に切り離しも可能で、一度捕らわれれば逃れる術は無い。

仙術 #377〜

 仙術チャクラによって発動させる術や技の総称。

仙術チャクラ #410〜

 忍術の基本となるチャクラに加え、更に外から自然エネルギーを取り込んで練り上げた特別なチャクラ。三つのエネルギーはバランス良く練り込まなければならず、特に自然エネルギーが多すぎると術者は蛙に変身していき、放っておくとそのまま石化してしまう(蛙石化)。また自然エネルギーを扱えるのは体内に膨大なチャクラを持つ者のみであり、そうでない者はたちまち自然エネルギーに呑まれ蛙石化する。

仙術・螺旋連丸 #433〜

 仙術で強化した螺旋丸を同時に二つ作り出し、敵にぶつける忍術。

仙族の才 #314〜

 忍僧だけが扱える、特別なチャクラの事。その才を開花させるには、日々の弛まぬ修業が不可欠。

戦闘遠距離部隊 #515〜

 戦闘大連隊において、第4部隊を任されている部隊。隊長は我愛羅が務めているが、彼には連隊長の任務もあるため手が回らない時はシカマルが代理で隊を纏める。チョウジやテマリが隊員に加わっている。

戦闘近距離部隊 #515〜

 戦闘大連隊において、第2部隊を任されている部隊。隊長は黄ツチが務めており、ヒナタ・カルイ・ネジ・黒ツチといった面々が隊員に加わっている。

戦闘近中距離部隊 #515〜

 戦闘大連隊において、第3部隊を任されている部隊。隊長はカカシが務めており、リー・ガイ・サクラといった面々が隊員に加わっている。

戦闘大連隊 #515〜

 五代目風影我愛羅が統率する、忍連合軍の中核を成す大部隊。戦闘中距離部隊・戦闘近距離部隊・戦闘近中距離部隊・戦闘遠距離部隊・戦闘特別部隊の5部隊から成る。

戦闘中距離部隊 #515〜

 戦闘大連隊において、第1部隊を任されている部隊。隊長はダルイが務めており、チョウザやテンテンが隊員に加わっている。

戦闘特別部隊 #515〜

 戦闘大連隊において、第5部隊を任されている部隊。隊長はミフネが務めており、キバ・ハナ・シノ・いのといった面々が隊員に加わっている。

仙人モード #375〜

 体内で仙術チャクラを練り上げ、仙術を用いて戦う戦闘形態。重吾の村では仙人化という。発動の証は両目に現れる隈取りであり、これが出ている間は用いる忍術・体術・幻術の全てが飛躍的にレベルアップする。更に疲労が軽減されて回復力が強まる、周囲にいる人間のチャクラをかなり広範囲まで感じ取れるようになるなど、肉体があらゆる意味で活性化された状態となる。ただし自然エネルギーを取り込むには完全静止した状態でなければならないため、通常は仙人に力を借りるなどして行使する。それができない場合、持続時間はもって5分。

千年殺し #5〜

 組んだ両手から立てた4本の指を敵の臀部に思い切り突き刺す、木ノ葉隠れ秘伝体術奥義(?)。向こう千年に亘るほどの苦痛を味わう事になる、らしい。

潜脳操砂の術 #247〜

 極小サイズの針を脳の記憶中枢に穿ち、対象者の記憶を一時的に封印する忍術。術者が術を解除しない限り、記憶が蘇る事はない。

仙法 #375〜

 仙術を用いて発動させる忍術の総称。

仙法・陰遁雷派 #674〜

 掌から無数に枝分かれする稲妻を放ち、張り巡らせた雷で標的を攻撃・捕縛する仙術。一つ一つの先端が鋭い刃となっており、比類なき貫通力を持つ。

仙法・大玉螺旋丸 #377〜

 螺旋丸に自然エネルギーを付与し、巨大化させて標的に叩き付ける仙術。

仙法・蛙鳴き #431〜

 鳴き声を特殊な超音波に変化させ、聴覚を狂わせて敵の動きを止める仙術。

仙法・五右衛門 #377〜

 油・火遁・風遁を一斉に繰り出し、周辺を煮え滾る数千度の油で満たす合体仙術。全てを一人で行う事は出来ないので、三人で分担する必要がある。

仙法・毛針千本 #377〜

 頭髪を瞬時に硬化させて無数の千本と化し、高速で撃ち放つ仙術。しかも自然エネルギーで毛根を活性化させれば、ほぼ無制限に撃ち続けることも可能。スピードが速いだけでなく攻撃範囲も相当に広いので、敵は躱す暇もなく千本の針山と化す。

仙法・磁遁螺旋丸 #674〜

 螺旋丸に磁遁の性質を付与して吸引力を上げ、仕込まれた封印術の特性で攻撃と同時に動きを束縛する仙術。

仙法・超大玉螺旋多連丸 #499〜

 螺旋多連丸に自然エネルギーを付与し、全てを飛躍的に巨大化させて叩き付ける仙術。

仙法・超大玉螺旋丸 #377〜

 大玉螺旋丸に自然エネルギーを付与し、飛躍的に巨大化させて叩き付ける仙術。一度炸裂すれば、山すら容易に抉り取るほどの威力を持つ。

仙法・超尾獣螺旋手裏剣 #688〜

 本体及び八体の影分身で、各尾獣の力を纏わせた9つの螺旋手裏剣を同時に生み出す仙術。

仙法・白激の術 #579〜

 自然エネルギーで造った光の竜を吐き出し、竜の発する強力な閃光と超音波で空気振動を引き起こす仙術。これを喰らった者は視覚と聴覚を奪われ、感覚までも麻痺させられて動作不能状態に陥る。ただし発動が近距離の場合は術者も同じ状況に陥るため、堪えられるように対策を施しておかないと術自体が意味を無くす。

仙法・風遁砂埃 #432〜

 猛烈な吐息で砂を巻き上げ、煙幕を作り出す仙術。効果範囲は非常に広く、目晦ましに最適。

仙法・明神門 #631〜

 頑強な鳥居を生み出し、標的の体を地に繋ぎ止め拘束する封印術。標的は指一本動かせなくなり、例え尾獣といえども例外では無い。対象に合わせて大きさや形を自在に変えられるほか、十尾のように強大な相手でも頭部と尾をそれぞれ封頭と封十で封じられるなど数も無制限。なお封頭は標的の頭に自然エネルギーを注入し、抵抗の意志を遮断してしまう効果もある。

仙法・無機転生 #582〜

 生体機能の無い無機物に擬似生命を与え、自然エネルギーを用いてコントロールする仙術。大地に与えた場合は激流の血脈の如く脈打ってうねり出し、正に生物のように術者の意を受けて標的を攻撃する。

仙法・木遁真数千手頂上化仏 #621〜

 莫大な自然エネルギーを体内に取り込み、山の様に巨大な千手観音を生み出す仙術兼木遁忍術。対尾獣用に開発された忍術であり、千本の腕全てで繰り出す拳は威装・須佐能乎すらも打ち砕くほど。更にその打撃が全て終わった後、観音の本体が最後の一撃を見舞って確実に止めを刺す。

仙法・熔遁螺旋手裏剣 #673〜

 仙術を用いて風遁・螺旋手裏剣に熔遁チャクラを加え、熔遁の性質を併せ持つ巨大な螺旋手裏剣を生み出す仙術。その威力たるや、神樹を一撃で両断する程。

仙法・螺旋丸 #666〜

 仙術チャクラを付与した螺旋丸を作り出し、標的に叩き付ける仙術。

仙法・嵐遁光牙 #674〜

 口の中で嵐遁と自然エネルギーを組み合わせ、牙の如く鋭い光線を吐き出す仙術。光速を誇る一閃は万物を断つ。

仙法・両生の術 #375〜

 蝦蟇とその契約者が、肉体の一部を融合させる仙術。この状態で契約者が仙人モードを発動すれば、戦いで動き回る「動」と自然エネルギーを取り込む「静」の役割分担が可能となる。

千本 #16〜

 両端の尖った串を思わせる少し大きめの針で、一般的な忍具の一つ。殺傷力は低く、主に鍼治療などに使われる。

操演・人身冴功 #265〜

 チャクラの糸を人間の頭・胴・両腕・両足に結び付け、意のままに操る忍術。元は戦場で傀儡を破壊された術者が、屍を用いて戦った事に由来する。

増血丸 #165〜

 体内の造血及び増血作用を促進させる、一般的な医療用忍具の一つ。

双蛇相殺の術 #50〜

 敵を捕らえた一瞬の好機を逃さず、諸共に心中する忍術。術者が敵の手を取り、自分の手と合わせて一つの印を結ぶことで発動する。使えば必ず死ぬ事になるため、禁術に指定されている。

双襲牙 #595〜

 二つで一組のヌンチャクを駆使し、全方位から攻撃を仕掛ける体術。持ち手の部分が竜を模っており、熟練者が扱えばさながら生きる双頭の龍がうねり舞うが如し。

操襲刃 #130〜

 幾つものクナイをチャクラで操り浮遊させ、一点目掛けて殺到させる忍術。敵の逃げ道を塞ぐと同時に、死角からの襲撃もできる。

操手裏剣の術 #358〜

 高い耐久性と柔軟性を持つ半透明の糸で、投擲した手裏剣の軌道を自在に変化させる忍術。熟練すれば、指先一つで手裏剣を縦横無尽に滑空させることもできる。

創造再生 #169〜

 各種タンパク質を刺激して全身の細胞分裂を強烈に促し、器官と組織の全てを再構築させる究極の医療忍術。急所に致命傷を負わない限り、一瞬で無傷の状態に戻る事が出来る。ただし行使には膨大なチャクラが必要である上、細胞分裂が早まる事で寿命が縮んでしまうリスクを持つ。

増幅口寄せの術 #375〜

 攻撃されたら増殖するという条件の下に、契約している生物を口寄せする忍術。この術に縛られた口寄せ動物は、当然ながらいくら攻撃されても増えるばかりでダメージを受けない。

双魔の攻 #178〜

 一人の体を二人で共有し、分裂も融合も自由自在に行える血継限界。双魔の術とも言う。基本的に主体となっていない側は眠りにつき、チャクラの回復と維持に専念する。ただし戦闘時においては、必要に応じて主体となっている側の体内・体外を自在に移動し、頭を始めとして手や足など様々な部位を好きな場所から任意に出し入れできる。よって完全に敵の不意を突き、思いもよらぬ位置から的確な攻撃を繰り出せる。また主体となっている側が何らかのダメージを負った場合、主体となっていない側からチャクラの供給を受けて回復できるため、無傷を装って敵の動揺を誘う事も可能。

空区 #354〜

 世界のいかなる国里にも属さない廃墟。知る人ぞ知る猫バアの武器屋があるが、内部は熟練の忍でも迷う迷路になっており、忍猫の案内が無ければ到達することはできない。

第一次忍界大戦 #456〜

 忍び五大国設立以降、初めて起こった忍界大戦。未だ忍界全体が混沌としていた頃の出来事であり、記録が少ないために詳細は不明。

第三次忍界大戦 #239〜

 忍び五大国による統治が揺らぎ、各国国境付近で起こった小競り合いを発端とする3度目の忍界大戦。未曾有の消耗戦が長引く戦争は五大国の国力を奪い、数多くの犠牲者を出したという。

第三の眼 #42〜

 砂や砂金で眼球を作り出し、チャクラで視神経と繋げて視界を共有する忍術。元々が砂なので、一度開眼した眼は例え粉々になっても元通り再生が可能。

体術 #5〜

 自身の体のみで攻撃し敵にダメージを与える、忍戦術の心得その1。別名を忍者組み手ともいい、柔拳と剛拳の2種類に大別される。基本的にチャクラも印も必要としないため、誰でも体得が可能(柔拳はその限りではない)。しかしそれ故に、鍛錬の差がそのまま実力差となる。

第10班 #34〜

 上忍であるアスマを班長として、シカマル・いの・チョウジの3名で構成される4人一組の小隊。

第7班 #3〜

 上忍であるカカシを班長として、ナルト・サスケ・サクラの3名で構成される4人一組の小隊。後にサスケが抜け忍となってからは、サイが代わりに入っている。

ダイナミック・エントリー #148〜

 敵の不意を突いて正面蹴りを叩き込む、見た目重視のあまり忍らしからぬ体術。よほど体術に長けた者でないと、単なるこけおどしで終わる。

ダイナミックマーキング #172〜

 空中で回転しながら尿を広範囲に振り撒き、標的に鼻印となる自分の臭いを付ける体術。副次効果として屈辱感と動揺を与えられるほか、強い酸性の液体なので目に入れば視覚も奪える。

第二次忍界大戦 #456〜

 第一次忍界大戦の終了から約20年後、再び勃発した忍界大戦。国家間の経済格差の深刻化により、“公平なる利権拡大”を理由に各国で台頭し始めた武闘派たちが、武力行使による領土拡大を押し進めていった事に起因する。

第8班 #34〜

 上忍である紅を班長として、キバ・ヒナタ・シノの3名で構成される4人一組の小隊。

第四次忍界大戦 #400〜

 オビトが五影会談において宣言した、忍の世の行く末を決める大戦。かつてうちは一族のクーデターがこの大戦の引き金になりかねないと懸念されたが、この時はイタチの手で未然に防がれ事無きを得ている。

鷹 #402〜

 木ノ葉隠れの里の滅亡を目標とする小隊で、サスケが率いる「蛇」の新たな呼び名。後にサスケが心を変えて目標が無くなったが、呼び名はそのまま残されている。

タカ丸 #250〜

 砂隠れの里で飼われている、連絡用の鷹。里で飼われている鳥の中でも最速を誇り、主に緊急事態を知らせるのに使われる。

滝隠れの里 #39〜

 土の国と火の国、そして草隠れの里に隣接する隠れ里。シンボルは滝のマーク。巨大な滝が侵入者を拒む独特の構造を持ち、未だかつて他里からの侵入を許した事のない堅固な里。

タコ足分身の術 #415〜

 足を一本切り離し、実体のある分身とする八尾専用忍術。本体同様のチャクラを持っており、写輪眼でも見抜くことはできない。

多重影分身の術 #1〜

 影分身の術を発展させた、文字通り大量の影分身を生み出す高等忍術。分身数は術者のチャクラの総量に比例するが、あまりにも大量のチャクラを使用するため、命に関わる危険があるとして初代火影柱間により禁術とされた。

多重木遁分身の術 #578〜

 木遁・木分身の術を発展させた、文字通り大量の木遁分身を生み出す高等木遁忍術。影分身以上の戦闘力を持つが、分身数は術者のチャクラの総量に比例する。

谷隠れの里 #515〜

 火の国と風の国に挟まれた隠れ里。詳細は不明。

狸寝入りの術 #132〜

 己に強制睡眠の作用を及ぼし、チャクラを体ごと尾獣に融合させる忍術。尾獣は人柱力の抑制から解き放たれ、破壊本能の赴くまま暴れ狂う。

絶牛雷犁熱刀 #473〜

 二人で雷遁・雷犁熱刀を行い、敵を光速で挟み撃ちにする忍体術。術発動の隙を与える事なく、瞬時に敵の首を吹き飛ばす。ただし二人の力が均等になっていないと、本来の威力を発揮できない。

多連脚 #203〜

 双魔の攻で一体化している二人が、一人の脚にもう一人の両脚を上乗せして蹴りを放つ体術。蹴りの重さや威力を高めるだけでなく、時間差により全て躱されるのを阻止している。

多連拳 #200〜

 双魔の攻で一体化している二人が、同時に高速連撃を繰り出す体術。一度に四本の腕で攻撃している事になり、いとも簡単に岩を粉砕するほどの威力を誇る。

多連不自連砲 #462〜

 己の細胞をフジツボを思わせる形状に変化させ、圧縮したチャクラ弾を一斉に撃ち出す忍術。

短冊街 #148〜

 賭博場・飲み屋・遊技場などが立ち並ぶ、火の国南西部に栄える大歓楽街。

短冊城 #154〜

 火の国の文化遺産に指定されている、短冊街に聳える古城。

治活再生の術 #235〜

 負傷者の体の一部を媒体とし、細胞比率を調整して欠損部分を再生させる医療忍術。九字を基礎とした巨大な魔法陣を敷き、その中で針を通すほどの精密なチャクラコントロールを行っていく。一人では到底不可能であり、最低でも4人は必要。しかも膨大な時間がかかり、尚且つ成功率は低めという非常に難易度の高い術である。

千鳥 #30〜

 肉体を活性化させ膨大なチャクラを腕一本に集中、絶大な破壊力を持つ鋭利な雷刃と化す高等忍術。カカシがコピーではなく自身で編み出したオリジナルの術であり、発動時の「チチチチ」という攻撃音が千の鳥の地鳴きに例えられたことが術名の由来。チャクラを雷属性に性質変化させているため、例え掠っただけでも敵を痺れさせることができる。ただ破壊力とスピードに優れてはいるものの、自身の移動スピードが速過ぎて敵のカウンターを見切れないという欠点もある。ちなみにカカシはこの術で雷を斬るという離れ業を実現しており、「雷切」という異名を冠される事になった。

千鳥鋭槍 #343〜

 千鳥を鋭利な槍状に形態変化させ、中距離から敵を射貫く忍術。威力そのものは千鳥に若干劣るが、射程距離が長く奇襲にも使えるという利点がある。またそのまま長い刀として使ったり、敵を貫いた後に先端を放射状に展開させて止めを刺したりといった使い方も可能。

千鳥千本 #357〜

 千鳥を無数の千本状に形態変化させ、標的目掛けて撃ち放つ忍術。千鳥特有の「チチチチ」という音と共に千本が放たれる様は、正に千の鳥を想起させる。

千鳥流し #308〜

 千鳥を全身から全方位へ放ち、触れた者の筋肉を一時的に硬直させる忍術。雷性質を持つために、筋肉が神経からの電気信号と誤認してしまうのである。特定の範囲内にいる全ての敵に攻撃を仕掛けられるので、複数の敵に対する防御策としても有効。

地爆天星 #438〜

 万象天引の力を込めたチャクラ球を生み出し、周囲の土や岩石ごと標的を吸着・捕縛する封印術。また敵を捕縛するのではなく、巨大な岩を生み出して敵にぶつけるなどの応用も可能。

チビ #445〜

 長門が両親を失い家を出て以降、彷徨っていた時に懐いてきた野良犬。子犬の頃に飼い主が戦死したため、ずっと戦地を彷徨っていた。しばらく長門と行動を共にするが、木ノ葉伝説の三忍と半蔵の戦闘の余波を受けて死亡した。

チャクラ #7〜

 体内細胞(主に内臓)から生み出される精神エネルギーと身体エネルギーを練り上げて作り出す、忍術や幻術の源となるもの。元は神樹が内包していた神の力だったが、カグヤが伝承を破ったために人々の身に宿る事となった。定められた印を結べば特定の術として発動し、その威力や持続時間などは術者のスタミナ・コントロール力などに大きく左右される。なお練り上げる際にはエネルギーを混ぜ合わせる必要があり、誰しもが無意識に回転させて練っていくがその向きは人によって異なる。各々の回転型は左右のどちらかで決まっており、頭の旋毛を見ると判断しやすい(右巻きなら右回転、左巻きなら左回転)。

チャクラ感応紙 #315〜

 チャクラを吸って育つ木から作られた、チャクラの性質で違う反応を示す紙。火遁なら紙が燃え、風遁なら紙が切れ、雷遁なら紙にシワが入り、土遁なら紙が崩れ、水遁なら紙が濡れる。要はこの紙にチャクラを流す事で、自分のチャクラ性質が一目で分かるのである。

チャクラ刀 #141〜

 持ち主のチャクラ性質を吸収する、特別な金属で作られた刀。

チャクラ流し #411〜

 武器に己のチャクラを流し込み、同様の性質を持たせて強化する忍術。

チャクラ解剖刀 #164〜

 精密に練り上げたチャクラを手先に集中させ、外傷なしに手術を行えるメスを作り出す医療忍術。皮膚を傷付けず血管や筋肉を弄れるが、繊細な作業を行うには相応のチャクラコントロールを必要とする。

中忍 #9〜

 基本小隊を率いる部隊長の資質を持ち、戦闘力・統率力・判断力に優れた忍。特に優れている者は、教育機関や選抜試験の準備委員会に選抜される事も。またこの階級以上の忍は、巻物ポーチ付きのベスト着用が義務付けられる。

中忍心得 #63〜

 三代目火影ヒルゼンが記した、中忍としての心得。「“天”無くば智を識り機に備え、“地”無くば野を駆け利を求めん。天地双書を開かば危道は正道に帰す。これ則ち“人”の極意…導く者なり」。天は人間の頭を、地は人間の体を、人は中忍を指す。頭脳が弱点なら様々な理を学んで任務に備え、体力が弱点なら日々鍛錬を怠らないようにせよ。さすればどんな危険に満ちた任務も、覇道ともいえる安全な任務に成り得る…というほどの意味。

中忍選抜試験 #34〜

 一年に二回ほど、同盟国や隣接する小国同士が示し合わせ規定に従って行う試験。勢力を競い合い争い続けた隣国同士で、無駄な戦力の潰し合いを避けるためにあえて選んだ戦いの場を起源とする。表向きは国同士の友好を深め忍のレベルを高め合うという名目だが、真の目的は下忍たちが里や国の威信を背負って命懸けで戦い、大名や忍頭などに国力を見せ付ける事にある。その差はそのまま依頼数の差となる上、戦力による外交的・政治的圧力にも繋がる。命を削り戦って力のバランスを保つこと、それこそが忍の世界での友好であり、この試験はいわば国家間の戦争の縮図なのである。受験資格は8任務以上こなしている事(通例では倍以上)、上官の推薦を得る事、そして必ず3人一組で申し込む事。評価対象として重要なのは戦闘力・情報収集力・状況判断力の3つだが、第三次忍界大戦中は戦闘力のみが重視され、他は実戦の中で体得していく方針となっていた。

中忍選抜試験準備委員会 #283〜

 毎年二回、中忍試験前に結成される組織。メンバーは主要な里の代表者で、選抜試験の運営を行う。

超獣偽画 #283〜

 チャクラを込めて墨絵を描き、紙から飛び出した絵を意のままに操る忍術。偵察・捜索・戦闘・暗殺といった目的ごとに最も適した動物を具現化させる事で、如何なる状況にも臨機応変な対処が可能。

超神偽画 #518〜

 超獣偽画の応用で、神仏を描き具現化する忍術。神速の正拳は岩をも容易く粉砕する威力で、主に肉弾格闘戦に使用される。術者の怒りが強いほどに表情は険しくなり、それに比例してパワーも上がる性質を持つ。

頂上化仏 #626〜

 光背に無数の腕を持つ巨大仏を作り上げ、一斉に拳を高速で叩き込む木遁忍術。

蝶弾爆撃 #190〜

 カロリーコントロールで得られる独特のチャクラを片腕に集中させ、全体重を乗せて突きを放つ体術。極限まで凝縮されたチャクラが脊髄を抜け、一部が肩甲骨との摩擦で蝶の羽のように可視化する事から名付けられた。

蝶チョウジモード #533〜

 三色の丸薬無しでカロリーコントロールを行い、得られる力を全身に宿し超戦闘形態となる秋道一族の秘伝忍術。使用忍術の威力と身体能力の大幅な向上はもちろん、チャクラで具現した羽根で飛行も可能。

超倍化の術 #189〜

 山と見紛う程に体を肥大化させる、秋道一族の秘伝忍術。その巨躯から繰り出される攻撃は尋常ならざる威力を誇るが、常識を超えた肉体変形は術者の体に多大なる負荷を及ぼす。

超張り手 #337〜

 倍化の術で巨大化し、掌にチャクラを集約させて打ち下ろす体術。倍化による重量とパワー、そしてチャクラで活性化した筋肉で肉厚を増した掌は、大地すら陥没させる。

超ビブラート雷遁刀 #411〜

 雷遁チャクラを刀に流し、高周波振動を起こして切れ味と貫通力を上げる忍術。なお、刀以外でも使用は可能。

知狼朽 #567〜

 触れたものを一瞬で腐らせる猛毒ガスを、極めて広範囲に噴出する六尾専用忍術。

通牙 #186〜

 体を高速回転させながら突進し、標的に痛烈な体当たりを食らわせる犬塚流獣人体術。その威力は地を削り岩をも砕く。

通信班 #250〜

 木ノ葉隠れの里に存在する特務部隊の一つ。他里や任務中の忍に対する、様々な通信物の送受・管理を担当する。

痛天脚 #163〜

 体内で瞬時にチャクラを練り上げ、踵に集結させて強烈な踵落としを標的に叩き込む体術。直撃を受けたものは粉々に粉砕される。

月の眼計画 #453〜

 無限月読で全世界の生物に幻術を掛け、全てを統一する事で蟠りや争いを消し去ろうとするマダラの計画。南賀ノ神社地下の石碑に書かれていた、無限月読でこそうちはが救われるという虚偽の記述をマダラが真に受けた事で立案された。暁はこのために設立された組織だが、それを初めから知っていたメンバーはゼツのみ。概要は第四次忍界大戦を予測しての資金集めと、十尾復活に必要となる全尾獣の蒐集。無限月読には莫大なチャクラが必要となるので、十尾の人柱力となってそれを得ようというものである。

月読 #142〜

 敵の精神を強制的に無窮の異界へ引きずり込み、術者の意のままに無限の責め苦を与える幻術。万華鏡写輪眼を発現した者のみに可能な術で、対抗できるのは同じく万華鏡写輪眼を持つ者のみ。この異界においては時間・空間・質量・重力といったあらゆる制約が術者の思い通りになり、囚われた者はただ耐え続ける以外に術がない。時に地獄の拷問を与え続け、時に阿鼻叫喚の地獄絵を見せ続け、それらを永劫ともいえる時間繰り返し精神崩壊へと導いていく。なお他者には一瞬のことでしかないため、邪魔をされる心配もない。天照と対を成す術であり、精神界と闇を象徴する。

土影 #9〜

 岩隠れの里を治める最高指導者で、五影の一人。初代はイシカワ、二代目は無、三代目はオオノキ、四代目は黒ツチ。

土の国 #9〜

 岩隠れの里を擁する、忍び五大国の一つ。国の大半は荒涼とした岩場で、国境に沿うように岩山が連なり他国との交通を遮断している。北風が山を越えて国内の細かな岩石を他国へ運ぶ、岩雨と呼ばれる自然現象が有名。大名は国随一の頑固者で体制の変化を嫌うが、隠れ里への信頼は厚い。

角折り #566〜

 標的へ猛スピードで突進し、頭部の頑強な角で突き上げる五尾専用体術。

椿の舞 #206〜

 目にも止まらぬスピードにより、骨の一刀のみで連続乱れ突きを行うかぐや一族の体術。あまりにも速いために手と刀が幾つもあるように見え、動き自体も変則的で非常に予測し辛い。そして敵が一瞬でも隙を見せた時、それまでと変わらないスピードで止めを刺す。

十指穿弾 #213〜

 指先の骨を硬質化させ、腕を鞭のように撓らせ飛礫として撃ち放す体術。各飛礫には回転が加えられており、直撃を受けた者は体の奥深くまで抉られる。

鉄甲封印 #408〜

 邪を封じる事で、対象に刻まれる封印式の一つ。詳細は不明だが、体の一部に大きく「鉄」の文字が浮き出る。

鉄線花の舞・蔓 #216〜

 己の脊柱を引き摺り出し、伸縮自在の鞭とするかぐや一族の秘伝体術。骨と骨の間にある軟骨が伸縮して撓りを生み、予測不能な伸縮を可能にする。敵を殴打するだけでなく、巻き付けて締め付ける事も可能。

鉄線花の舞・花 #216〜

 腕の骨を極限まで硬化させて矛を形成、敵の防御ごと刺し貫くかぐや一族の秘伝体術。骨を最大限に密集・圧縮して絶対的な硬度を得ているが、その分消費するチャクラも膨大なものとなる。

鉄の国 #456〜

 中心に三狼が聳え立ち、独自の文化・権限と強力な戦力を保有する中立国。遙か昔より忍が手を出す事は禁じられており、侍が国の全てを牛耳っている。年中雪が降り続ける極寒の地で、五影会談が行われる際は必ずここが会場となる。その際、特別に許可が無い限り術の使用は御法度。

伝異遠影 #585〜

 双魔の攻で取り込んだ細胞の持ち主の上半身を作り出し、持ち主の忍術を自在に行使する仙術。血継限界すらも発動可能で、対象人物の細胞さえ得られれば使えない術は無い。また発動中も術者は別の行動が可能なため、戦略性は非常に高い。

天泣 #661〜

 口内で水の針を複数作り出し、無音且つ高速で噴き出す忍術。雲無き空から降る雨の如く敵の不意を突き、急所を狙い撃つのに最適。

点穴 #79〜

 経絡系上に361個あるという、針の穴ほどの大きさのツボ。別名チャクラ穴。ここを正確に突けば、チャクラの流れを止めるも増幅するも思いのまま。

転写封印・天照 #396〜

 天照の効力を他者の写輪眼に封じ、条件を満たす対象が映った時に発動させる封印術。封印された第三者の意志とは関係なく、術者が定めた標的を燃やし尽くす。

天送の術 #529〜

 雷属性のチャクラを用い、あらゆる物質を光速で目的地へ送る忍術。人間も送れなくはないが、常人では早過ぎる転送に肉体が耐えられず死んでしまうため、人間離れした強靭な肉体か超人的な回復力が必須となる。

天地橋 #275〜

 草隠れの里に存在する、強風吹き荒ぶ深谷に架かる吊り橋。辺境にあるため、サソリがカブトとの密会場所に選んだ。

天地の書 #45〜

 木ノ葉崩し直前の中忍試験で、任務遂行能力と信頼性を見るべく第二次試験で使われた二種類の巻物。5日以内に「天の書」「地の書」双方を入手し、死の森中央の塔まで全員揃って到達する事が合格条件である。なお途中で巻物を開いてしまうと、仕込まれている口寄せの術が発動し試験官が出てきて強制失格となる。ゴールの塔内で双書を開けば晴れて合格となり、中忍心得の説明を受ける事になる。ちなみに前回の試験では、催眠の術式が仕込まれていて試験終了まで眠りこける事になったらしい。

天変地異 #628〜

 莫大なチャクラで自然エネルギーそのものに干渉し、地震・竜巻・雷・洪水といった自然災害を無数に引き起こす忍術。周辺一帯を広範囲に亘って破壊し尽くす。

峠塔 #700+4〜

 七代目火影ナルトとサスケが、待ち合わせに決めた場所。詳細は不明。

瞳術 #12〜

 特異なる瞳の力によって、敵を幻惑したり幻術を破ったりする忍術の総称。代表的なものとして輪廻眼・写輪眼・白眼があり、これらは三大瞳術と呼ばれている。

透遁術 #90〜

 偵察用に開発された術だが、詳細は不明。通称・覗き見の術。

透遁法 #15〜

 写輪眼の能力を上手く融合させ、敵を動揺させ幻惑して仕留める戦法。まずは洞察眼で動きを真似て動揺を誘い(姿写しの法)、心の揺らぎを的確に察して内心を代弁(心写しの法)、最後に催眠眼の幻術で術を先出しさせてそれを真似し(術写しの法)、敵自身の術で敵を倒す。成功する確率は高いものの、一度見られて取り逃した場合は対処法を編み出されてしまう危険がある。

遠眼鏡の術 #1〜

 水晶球を媒体として、どこにいても特定の人物を映し出せる忍術。ただし対象者のチャクラパターンを把握している事など、幾つかの条件をクリアする必要がある。

毒霧 #166〜

 練り上げたチャクラを特殊な化学物質に変換し、霧状にして口から吐き出す忍術。物質は空気に触れた瞬間に猛毒と化し、少しでも吸った者は為す術なく絶命する。緻密なチャクラ調整力と高度の医療忍術を必要とする、忍術・医療・化学の知識を融合させて生まれた術。

毒煙玉 #126〜

 敵の目を晦ませつつ、毒に侵す事が出来る忍具。

特注クナイ #239〜

 ミナトがカカシの上忍昇格祝いに渡した、重量のある三ツ刃のクナイ。飛雷神の術で使う術式が記されている。

特別上忍 #43〜

 中忍と上忍の間に位置し、各々の適性により専門的な任務に従事する忍。その分野は多岐に亘り、拷問・尋問・教育・研究など幅広い。

特別青春漢方丸 #172〜

 重傷を負ったリーのために、ガイが作り上げた特製の漢方薬。怪我や病気に良いとされる薬草や木の実などが、医術を無視した強引な配分で調合されている。酷く苦い上に食べにくい。

兎毛針 #680〜

 己の髪を鋭い棘と化し、一斉に射出する体術。動きを封じる目的で使う事が多いが、白眼を用いれば標的の弱点を的確に射抜く事も出来る。

ド根性忍伝 #415〜

 ガマ丸から予言を受けて後、自来也が最初に執筆した小説。自分たち木ノ葉伝説の三忍をモデルとした鼯鼠ナルト・ツユ・百足レンゲをメインに、木ノ葉隠れの里をモデルとした儵の里を主な舞台として、自身の体験を元に理想や信念を織り交ぜて描かれている。なお主人公の名前は休憩中に食べていたラーメンのなるとから取ったものだが、この作品を読んで気に入ったミナトはそのまま息子の名前とした。巻末には著者である自来也の写真と、物語のヒントをくれた長門の名が記されている。

十拳剣 #392〜

 霊器の一つで、草薙の剣の一振り。別名を酒刈太刀といい、剣そのものが封印術を帯びた封印剣である。突き刺した者を酔夢の幻術世界に飛ばし、永久に封じ込めてしまう。

土遁・岩宿崩し #243〜

 洞窟を形成する岩石のバランスを崩し、洞窟そのものを崩壊させる忍術。岩隠れの里では敵を洞窟に追い込んで、この術で止めを刺すのが基本戦術である。

土遁・おとし蓋 #425〜

 宙に巨大な蓋を作り出して垂直落下させ、広範囲を一気に叩き潰す忍術。

土遁・開土昇掘 #521〜

 地中の土を一気に噴き上げて、巨大な山を作り上げる忍術。土中に存在するあらゆるものを巻き込む事が出来るので、地中奥深くのものを地表まで押し上げるといった応用も可能。また、敵の足場を崩すといった奇襲にも効果的。

土遁・加重岩の術 #466〜

 対象に掛かる重力を増大させ、行動を抑制しつつ押し潰す忍術。また自身や味方に掛ける事で、速度は落ちるものの体術の威力を上げる事も可能。

土遁・軽重岩の術 #560〜

 対象に掛かる重力を軽減させる忍術。重い荷物を軽くして運んだり、味方に掛けて素早さを向上させたりと応用範囲は広い。また軽減率は術者が調節可能で、大気よりも軽くすれば対象は浮かび上がる。そして対象が人間であれば、ある程度の体制制御で自在に空を飛び回れるようになる。

土遁結界・土牢堂無 #186〜

 敵の周囲の地面を隆起させ、土で半球状の結界牢獄を作り出す結界忍術。壁面全体にチャクラを注いで内側からの攻撃を無効化しつつ、閉じ込めた敵のチャクラを術者が喰らう事が出来る。

土遁・拳岩の術 #556〜

 拳を土で覆って拳型の岩と化し、硬度と重みを増して打撃力を上げる忍術。

土遁・剛隷武の術 #466〜

 チャクラで土人形を生み出し、剛腕を持つ土の巨像へと変化させる忍術。

土遁・山土の術 #537〜

 土で巨大な半球体を2つ作り出し、対象を挟み込む忍術。通常は対象の足止めを目的とするが、攻撃手段として敵を圧死させる事も可能。半球体の大きさは調節が可能だが、足止めの際には維持にも大きさに応じたチャクラを必要とする。

土遁・心中斬首の術 #7〜

 地中に身を潜めて敵を土中に引き摺り込み、行動の自由を奪う忍術。首だけが出ている状態になるため、殺害・拷問など用途は様々。

土遁・大地動核 #612〜

 周辺一帯の地盤に無数の亀裂を作り出し、地面を大崩落させる忍術。

土遁・地動核 #518〜

 周囲の地盤にひび割れを作り、地面を崩落させる忍術。

土遁・超加重岩の術 #556〜

 対象に掛かる重力を極限まで増大させる忍術。普通の加重岩の術では加重が足りない時や、攻撃力の不足を補う時などに使用する。

土遁・超軽重岩の術 #561〜

 対象に掛かる重力を極限まで軽減させる忍術。普通の軽重岩の術では到底足りない、超巨大な物体の落下を阻止する場合などに使用する。

土遁・土中映魚の術 #46〜

 地中を音も無く移動し、敵に気付かれず近付く忍術。要人暗殺任務などによく使われる。

土遁・土中潜航 #255〜

 周囲の土をチャクラで流体状に変質させ、土中を泳ぐように高速移動する忍術。奇襲に最も適した術で、速やかに敵に接近し無警戒な死角から仕掛ける事が出来る。

土遁・土矛 #314〜

 チャクラで皮膚を硬化させ、防御力と肉弾戦での攻撃力を大幅アップさせる忍術。硬質化させた部位は動かせない事が、唯一の欠点。

土遁・土流割 #396〜

 掌にチャクラを集約し、地中の龍脈を利用して大地を切り裂く忍術。繊細なチャクラコントロールを必要とするが、熟練すれば敵軍と自軍を分断したり敵陣を破壊したりといった攻防一体の応用性を持つ。

土遁・土流城壁 #316〜

 大地を形成する土をチャクラで増量し、足元から巨大な土壁を隆起させる忍術。形状は術者のイメージ次第であり、平坦な台地から針のように切り立った山まで千差万別。

土遁・土流壁 #120〜

 口内でチャクラを土に変換して吐き出し、堅固な土の壁を築いて敵の攻撃を防ぐ忍術。単なる土壁とは比較にならない強度を誇り、火や水に対する耐性も非常に高い。

土遁・土陵団子 #188〜

 怪力とチャクラで地面の一部を持ち上げ、そのまま敵に投げつける豪快な忍術。巨大な土塊の破壊力は甚大であり、その衝撃だけでも敵を戦意喪失させるには十分。

土遁・土陸返し #189〜

 地面を叩いて畳返しの如く大地を覆し、敵の攻撃から身を守る忍術。主に遠距離からの攻撃を防ぐために使われる。

土遁忍術 #7〜

 五大性質変化の一つ、土の性質を持つ忍術。万物の硬度や性質を変えるチャクラに依り、鋼のような頑強さや粘土のような柔軟性を術や物に対して付加できる。性質の優劣は、雷>土>水。

土遁・万里土流壁 #554〜

 多人数で土遁・土流壁を行い、より堅牢で広大な土の大壁を築いて敵の攻撃を防ぐ忍術。

土遁・土竜隠れの術 #260〜

 チャクラで土を細かい砂に変え、土竜の如く地中を掘り進む忍術。潜っている間でも地上の様子は感知できるため、奇襲や工作に適している。また術者は磁力を感知する事で己の位置を見失わずに済むので、敵の手の届かない地中深くに逃走する事も可能。

土遁・黄泉沼 #166〜

 大地を底無し沼と化し、敵を地中深く引きずり込む忍術。チャクラを帯びた粘着質の泥は敵の体に絡み付き、力づくで逃れるのは不可能。沼の範囲と深度は術者の熟練度とチャクラ量に比例し、主に敵が巨大な場合や一対多数の戦いで使用される。

土遁・裂土転掌 #244〜

 地面に掌底を衝き当て、地割れを引き起こす忍術。岩隠れの里では基本忍術とされているが、衝撃を思いのままに地面に伝播するには、緻密なチャクラコントロールと高い熟練度を必要とする。

土遁・練瓦の術 #630〜

 印を組んでチャクラを練り、地面を隆起させて土壁を築く忍術。岩隠れの里においては、割と基本的な障壁忍術。

トビヒル #46〜

 死の森に棲息している大型のヒル。人の発汗や体温を察知して集団で襲い掛かり、5分ほどで致死量の血液を吸い尽くす。

飛丸 #250〜

 砂隠れの里で飼われている、連絡用の鷹。タカ丸の子であり、親に勝るとも劣らない飛行速度を誇る。

共殺の灰骨 #684〜

 自身の骨の構成要素を変化させ、武器として掌から撃ち出す忍術。刺さった標的は骨と共に崩れ去り灰燼に帰す、血継網羅にのみ可能な術。

トモシリソウ #254〜

 解毒薬の原料になる貴重な薬草。育て方が難しく、環境が悪いとあまり育たない。

トラ #9〜

 右耳にリボンをしている、マダム・しじみに飼われている猫。過剰なスキンシップが嫌で脱走したが、ナルトたちに捕まる。

南賀ノ川 #222〜

 木ノ葉隠れの里に流れている川。かつてその流域には、うちは一族の住居があった。

南賀ノ神社 #142〜

 うちは一族の氏神を祀っている、南賀ノ川下流に立っている神社。本堂の右奥から七枚目の畳の下に秘密の集会場への入口があり(写輪眼でのみ開けられるようになっている)、そこには写輪眼の本来の扱い方が書かれた書と、ハゴロモが記した文が刻まれた石碑がある。書の方は誰にでも読めるが、碑文の方は写輪眼・万華鏡写輪眼・輪廻眼の順に読める内容が増えていく形になる。ハゴロモの生涯が綴られており、序文は「一つの神が安定を求め、陰と陽に分極した。相反する二つは作用し合い森羅万象を得る」。無限月読こそうちはの救われる道だと結論付けられているが、それはハゴロモの意図ではなく黒ゼツによって故意に書き換えられたもの。

波の国 #9〜

 忍び五大国と比べて非常に小さく、他国の干渉を受けにくい島国。資源に乏しく貧しいが、国内を縦横無尽に走る川にはマングローブが生い茂るなど、緑豊かで長閑なお国柄。ガトーはそこに目を付け、国の要である海上交通・運搬を全て牛耳り私欲のままに国を蹂躙していた。元来揉め事が少ないために隠れ里を擁しておらず、忍びの力が必要な場合は五大国に頼らざるを得ない。

奈良一族 #172〜

 木ノ葉隠れの里において、数々の秘薬と影を用いた秘伝忍術を伝える一族。角が良い薬になる鹿が棲む一帯の土地を所有・管理しており、数多くの薬剤調合をマニュアル化した文書を秘蔵している。

成りかわりの術 #472〜

 一度接触した相手のチャクラをコピーし、姿形まで相手そっくりに変化する忍術。感知タイプの忍ですら区別がつかない程だが、戦闘能力まではコピーできないため用途は攪乱に留まる。

ナルト大橋 #33〜

 タズナたちがガトーの恐怖に負けず建造した、波の国の流通を支える要の橋。イナリを始めとした町民の心を変えて、勇気と希望を与えてくれたナルトに感謝したタズナたちに名付けられた。決して崩れず世界中に名の知れ渡る超有名な橋になるように、という願いが込められている。

縄抜けの術 #3〜

 縄で縛られた状態から、結び目を解いたり関節を外したりして脱出する基礎忍術。忍者学校入学後、一番最初に習う事になる。敵に拘束された場合には必須となる忍術であり、敵の施す縛り方に応じて実に様々な技術が必要となる。

軟の改造 #45〜

 肉体に特殊な改造を施し、柔軟性や伸縮性を異常なまでに発達させる秘伝忍術。体を自在に伸縮したり軟体生物のごとく曲げたりできるようになり、諜報活動はもちろん戦闘にも応用が可能。

肉弾戦車 #55〜

 大きな肉体をそのまま破壊力に変換する、秋道一族特有の木ノ葉流体術。重量と回転力を最大限に活かし、敵へ向かって一直線に突進する。見た目に反してその威力は凄まじく、触れただけで手が粉々になる。

肉弾針戦車 #189〜

 体中にクナイを巻き付け、その上で肉弾戦車を敢行する木ノ葉流体術。クナイがスパイクとなって、回転力や威力が大幅にアップする。

肉弾用々 #633〜

 倍化の術を応用して一個の巨大なヨーヨーの球となり、標的を叩き潰していく秋道一族の秘伝忍術。山中一族の感知伝々で標的の位置を捕らえ、奈良一族の影摑みの術で操ってもらう事で、最大の効果を発揮する。

日光宿場 #364〜

 宿屋や飲食店が建ち並ぶ、保養の地として有名な宿場。

忍歌 #46〜

 忍としての心得や訓令などを、和歌の形式で伝えたもの。

忍界大戦 #93〜

 五大国成立後に各地に散ばる隠れ里の大半が参加し、持てる力の全てを投入した忍の世界における大戦争。過去に三度も勃発した戦は数多くの豪傑・英雄・術を生み、同時に夥しい数の犠牲者を生み出した。そして参加国の国力も消耗戦などで著しく疲弊し、各隠れ里の勢力の趨勢が決まっていったのである。

忍機 #46〜

 忍歌の一つ。「大勢の敵の騒ぎは忍びよし・静かな方に隠れ家もなし・忍には時を知ることこそ大事なれ・敵のつかれと油断するとき」。

忍具 #1〜

 任務や戦闘上で頻繁に使用される、忍専用に開発された多種多様な道具の総称。

忍具口寄せ #90〜

 予め武器や文書を衣服などに封じておき、必要に応じて召喚する忍術。いちいち持ち歩く必要がなく、特定の印を結んだり封印式に触れたりするだけで取り出せるため利便性に優れる。

忍具転3 #700〜

 テンテンが経営している忍具屋。売り物の忍具が陳列されている中、六道仙人の宝具の一部(芭蕉扇・幌金縄・紅葫蘆)が非売品として展示されている。

忍犬 #29〜

 人語を解し高い知能を有する、主に木ノ葉隠れの里の忍と契約している特殊な犬たち。有事の際は並外れた嗅覚と超々距離まで届く声、研ぎ澄まされた牙や爪などで忍たちをサポートする。カカシと契約しているのは、パックンをリーダーとするシバ・ビスケ・アキノ・グルコ・ウーヘイ・ウルシ・ブルの8匹。背中にへのへのもへじ顔の書かれた羽織を、全員が纏っている。犬塚一族と契約しているメンバーは、赤丸・黒丸・灰丸三兄弟など(総数は不明)。彼らは主となるものに幼少時より付き添い、生涯のパートナーとして苦楽を共にする。

人間道 #419〜

 輪廻眼の力により、生者の魂を抜き取る忍術。頭に手を置かれた生者は一切の言動を封じられ、全く抵抗できない状態で死を待つばかりになる。また数秒で記憶を読み取る事も出来るので、敵地への潜入などでは絶大な効果を発揮する。

忍識札 #39〜

 カブトが常に持ち歩いている、情報をチャクラで記号化し貼り付けてある札。情報を見るにはカブトのチャクラが必要なため、情報漏洩の心配はない。

忍者登録書 #2〜

 各隠れ里で登録・保管されている、忍者としての身分証明書。忍者学校を卒業して下忍になる時、顔写真を撮影してもらって貼り付け、自らプロフィールを記入して完成する。重要性は極めて高く、当然ながら超極秘扱い。

忍宗 #446〜

 遙か昔にハゴロモが広めた、世界を平和に導くための教え。これが後に忍術と呼ばれるようになった、と伝えられている。本来は人と人の精神エネルギーを繋ぐものだったチャクラを用い、言葉が無くても互いを理解し合い人々の安定を願う力を説いたものだった。しかし人々がチャクラを互いの心ではなく、体内の精神エネルギーと身体エネルギーを繋ぐために使い始めた事で、忍術という武力が生まれてしまう結果となった。

忍術 #1〜

 体内で練り上げたチャクラを使い、対象者や自分に効果を発揮する術の総称。忍戦術の心得その3。種類も特性も実に多種多様で、連携による組み合わせも考慮すると膨大な数になる。

忍僧 #314〜

 僧を務めている忍の総称。彼らは皆、仙族の才と呼ばれる独特のチャクラを持つ。

忍体術 #463〜

 忍術と体術を組み合わせ、同時に行使する術の総称。

忍寺 #314〜

 忍僧によって運営されている、世界各地に存在する寺の総称。

忍猫 #354〜

 人語を解し高い知能を有する、猫バアと契約している特殊な猫たち。総じて気位の高いものが多く、迂闊なマネをして機嫌を損ねればたちまちズタズタにされてしまう。

忍法・鎧い食い #外伝〜満ちた月が照らす道〜〜

 己の鎧の一部を無数の触手に変化させ、敵を包み込んで拘束する忍術。

任務 #8〜

 隠れ里に舞い込む多くの依頼を上層部が吟味し、遂行に適当と判断した忍たちに振り分けられる仕事のこと。内容は子守りから暗殺まで多種多様だが、まずは難易度の高い順にS(国家レベルの機密事項に関わる案件、他国間の戦争参加・要人暗殺・機密文書運搬など)・A(里や国家の動向に関わる案件、他国間の戦争参加・要人護衛・忍部隊討伐など)・B(忍同士の戦闘が予想される案件、他国間の戦争参加・身辺護衛・諜報活動・忍殺害など)・C(担当者の負傷が予想される案件、他国間の戦争参加・身辺護衛・素行調査・猛獣の捕獲や討伐など)・D(他国間の戦争参加・ペットの所在調査・農業手伝い・子守りなど)とランク分けがなされる。その上でS・Aランクは上忍が、B・C・Dランクは内容に応じて中忍もしくは下忍がこなす事になる。報酬は成功後の後払い制で、相場はSが百万両以上、Aが15〜百万両、Bが8〜20万両、Cが3〜10万両、Dが5千〜5万両。なお遂行時は機動性の保持と隠密性の向上のため、四人一組で動くのが基本。

縫い針 #523〜

 霧の忍刀と呼ばれる七刀の内の一振りで、全てを突き刺し縫い合わせる長刀。非常に細長く、その長さは1mを優に超える。

抜け忍 #11〜

 理由は多々あるものの、一般的に所属していた隠れ里を抜けた忍の事。大抵の場合、里の秘密漏洩を防ぐために命を狙われる。

布縛りの術 #523〜

 特殊な布を自在に操り、標的の全身をくまなく縛り上げる封印術。

ぬのぼこの剣 #651〜

 ハゴロモが扱っていたという、巨大な螺旋構造を模した神剣。想いの強さが宿る心の剣であり、ハゴロモはこれで世界を創造した。

根 #284〜

 木ノ葉隠れの里の地下深くに本拠地を置く、ダンゾウが設立した暗部養成部門。公的には三代目火影がヒルゼンに決まった時に解体された事になっているが、水面下で暗部の別動部隊として密かに活動し続けている。特異な能力の持ち主、心に闇を抱える者などをダンゾウ自らが招き入れ、脱自己の訓練(幼い頃より二人一組で生活させ、互いを兄弟の如く想うようになってから殺し合いを課し、如何なる時も感情を殺す事を学ばせる)を施していく。「木ノ葉という大木を目に見えぬ地の中より支える」という意志と、「名前は無い、感情は無い、過去は無い、未来は無い、有るのは任務」という信条の下、国や里のために感情を殺して表沙汰に出来ない任務をこなしていく。メンバー全員が首領であるダンゾウに絶対の忠誠を誓っており、その証として舌には舌禍根絶の印が施されている。

猫爪 #566〜

 標的に防御態勢を取らせない疾風の如き速さで接近し、鋭い爪で容赦なく削り取る二尾専用体術。

ねずみ毛玉 #565〜

 物体に触れると無数の追尾機能付き毛針を飛散させる、チャクラを練り込んだネズミ型の毛玉を吐き出す忍術。

涅槃精舎の術 #113〜

 白い羽根の幻影を舞い降らせ、見た者を安穏たる眠りへと誘う幻術。桃源郷にいるかのような快楽に襲われるため、本能が睡眠を欲してしまう。

粘金の鎧 #194〜

 蜘蛛粘金を全身の汗腺から分泌させ、体全体を覆って防御力を飛躍的に高める秘伝忍術。ただ堅いだけでなく、一切のチャクラを遮断するのであらゆる忍術が効かない。

粘土分身 #277〜

 起爆粘土で分身体を生み出す忍術。身代わりはもちろん、敵の攻撃を絡め取って捕獲する事も出来る。後は煮るのも焼くのも術者次第。

納面堂 #618〜

 木ノ葉隠れの里の外れにある、うずまき一族が使っていた面が納められているお堂。屍鬼封尽で現れる死神の面もある。

ハーレムの術 #2〜

 多重影分身の術に、おいろけの術を複合させた忍術。山ほどの美女が全裸で絡みついてくるので、大抵の男が為す術も無く昇天する(と思われる)。

倍化の術 #55〜

 体の一部もしくは全身を一時的に肥大化させ、攻防に役立てる秋道一族の秘伝忍術。亀のように首や手足を引っ込めることもできるが、カロリー消費が激しいのが難点。

爆遁・地雷拳 #522〜

 拳で衝いた部位からチャクラを送り込み、対象を内側から爆砕する爆遁忍術。人間一人程度なら跡形も残らない威力を誇る。

爆遁忍術 #247〜

 土と火の性質変化を同時に使い、爆発を発生させる血継限界。なおデイダラの扱う起爆粘土も、この術の一種。

羽衣一族 #622〜

 初代火影柱間が子供の頃に活躍していたらしい、名の通った忍の一族。千手一族と敵対していた。

芭蕉扇 #528〜

 六道仙人の宝具の一つで、五大性質の全てを宿した扇。どの性質を使いたいかを念じて煽ぐだけで、念じた通りの性質が広範囲に具現化される。ただしチャクラ消費量も甚大であり、多用は禁物。

ハタキ棒 #410〜

 標的の体内に入った自然エネルギーを、外へ叩き出す効力を持つ棒。仙人モードの修業には必要不可欠。

破断 #521〜

 自らのチャクラで刀を生み出し、標的を一刀両断にする侍の体術。

八門遁甲の陣 #85〜

 八門の全てを開け、血の蒸気が体を包んでいる状態で行使する体術。裏蓮華の極意で本来の何十倍もの力を一時的に引き出せるが、代償として確実に死に至る。また力を引き出している最中には、常人であれば到底耐えられないほどの激痛を常時味わう事となる。

八門遁甲の体内門 #85〜

 経絡系上に頭部から順に存在する、点穴の密集した八つの場所。開門(左頭部)・休門(右頭部)・生門(喉元)・傷門(胸部)・杜門(上腹部)・景門(腹部)・驚門(下腹部)・死門(心臓)を総称して八門といい、これらには体内のチャクラの流れを制限するリミッターの役割が課せられている。このリミッターをチャクラで外せば一時的に超人的な力を得られるが、体に対する負担は甚大で再起不能になる可能性すらある。

八卦空掌 #256〜

 敵の急所に白眼で狙いを定め、超高速の掌抵を撃ち放つ日向一族の秘伝体術。掌抵は柔拳を帯びて圧縮された真空の砲弾であり、その凄まじい圧力で急所を打ち抜く。主に中・遠距離攻撃を苦手とする、体術の弱点をカバーする目的で使われる。

八卦空壁掌 #521〜

 多数で攻めてくる敵に対し、超高速の掌抵で壁の如き空圧を撃ち放つ日向一族の秘伝体術。

八卦掌回天 #101〜

 体中の点穴からチャクラを大量放出して敵の攻撃を受け止め、体を独楽のように回転させて弾き返す日向一族の秘伝体術。白眼によるほぼ360°の視界と、柔拳を極める程の才があって初めて可能となる。絶対防御と言っても差支えないほどの防御力であり、白眼の僅かな死角を補う役割も担っている。これは本来日向宗家の跡目のみに口伝で伝えられる秘術であり、通常分家の者が体得することは無い。

八卦六十四掌 #101〜

 白眼による視界を八卦の円に見立て、内側にいる敵に対して六十四回連続で柔拳を叩き込む日向一族の秘伝体術。一撃一撃で的確に敵の点穴を打ち抜くため、敵はチャクラの流れを完全に止められ立つ事も出来なくなる。これは本来日向宗家の跡目のみに口伝で伝えられる秘術であり、通常分家の者が体得することは無い。

バディシステム #288〜

 一人が動く時には必ず相棒がそれを援護する、相互支援の原則の事。これを行う二人一組をバディチームという。

林の国 #456〜

 木ノ葉隠れの里と、何らかの関わりがあると思われる国。般若衆という忍の一団が所属しているらしいが、詳細は不明。

針地蔵 #166〜

 髪の毛をチャクラで硬化し、無数の鋭い針として身に纏う忍術。防御用に特化された術であり、鋼の武器と同等の殺傷力をもつため本体に触れるのは困難だが、体を覆えるほどの長髪でないと意味を成さないのが欠点。

万象天引 #422〜

 輪廻眼の力で引力を操り、あらゆるものを己の手元へ引き寄せる忍術。

般若衆 #455〜

 林の国に所属している忍の集団。かつて根に暗部の者たちを暗殺されており、残党が五影会談へ赴くダンゾウに復讐戦を挑んだ。

万物創造 #511〜

 陰遁と陽遁(陰陽遁)を使って、無から形を造りそれに命を吹き込む忍術。いわば想像を生命へと具現化させる術であり、イザナギはこの術を応用したもの。

ビー #408〜

 雲隠れの里において、雷影とタッグを組む者に代々受け継がれてきた名。その役目は雷影の力を最大限引き出し、尚且つ護衛役も務める事にある。雷影となる者に兄弟がいればその中から選ばれるが、そうでない場合は里から優れた忍を選出し、最も相性の良い者が名を受け継ぐ事になる。

飛燕 #141〜

 クナイや剣などの刃に風性質のチャクラを宿し、殺傷力や攻撃範囲を増大させる忍術。チャクラ流しの一種であり、チャクラは刃の一部となってあらゆるものを斬り裂く。

光玉 #207〜

 一般的な忍具の一つ。強烈な閃光を発し、敵の目を眩ませる。

尾獣 #256〜

 ハゴロモが陰陽遁を使い十尾を分裂させた事で生まれた、一〜九本の尾を持つ九体の魔獣。名前がそのまま各々の尾の数を示しているが、尾の数と強さは必ずしも比例しているわけではない。どの個体も莫大なチャクラの塊で、忍界大戦期には世界中の国や隠れ里が、軍事利用を目的に競って手に入れようとしていた。ほとんどの個体をコントロール下に置いていた初代火影柱間はそこに着目し、第一回五影会談の折に条約や協定の証として他国に分配しパワーバランスを取ろうとした(木ノ葉隠れの里は九尾、砂隠れの里は当初より保持していた一尾、岩隠れの里は四尾と五尾、霧隠れの里は三尾と六尾、雲隠れの里は二尾と八尾。七尾が滝隠れの里に流れた経緯は不明)。しかしそうやって自分たちをいいように利用する人間に対し、彼らは永きに亘って怒りと憎悪の念を膨らませ続けている。ちなみに一尾は化け狸・守鶴、二尾は化け猫・又旅、三尾は化け亀・磯撫、四尾は化け猿・孫悟空斉天大聖、五尾はイルカ馬・穆王、六尾は化け蛞蝓・犀犬、七尾は化け虫・重明、八尾は蛸牛・牛鬼、九尾は化け狐・九喇嘛。

尾獣玉 #295〜

 口内で形態変化させた高密度の白黒チャクラを圧縮、球状にして吐き出す尾獣専用の忍術。里一つを容易に吹き飛ばすほどの威力を誇り、中でも九尾や十尾のそれは筆舌に尽くし難い規模となる。なお人柱力であっても、尾獣化した状態なら同様に使用可能。圧縮時にはマイナスの白チャクラとプラスの黒チャクラを2対8にするのがコツで、螺旋丸はこの術を参考に四代目火影ミナトが工夫して作った。

尾獣玉螺旋手裏剣 #676〜

 螺旋丸の代わりに尾獣玉へ風の刃を纏わり付かせ、巨大な手裏剣として投擲する忍術。

尾獣八巻き #566〜

 全身を渦のように捩り上げ、広範囲を巻き込む巨大竜巻を発生させる八尾の専用体術。その威力は大地すらも削り取り、森を更地に変えてしまうほど。

秘術・千殺水翔 #24〜

 標的の周囲に水の千本を無数に生み出し、全方位から高速で撃ち出す忍術。まともに食らえば、致命傷は避けられない。

秘術・魔鏡氷晶 #24〜

 標的の周囲に術者のみを映す氷の鏡を出現させ、反射を利用して鏡から鏡への光速移動を行う氷遁忍術。光速移動中に行う攻撃を見切るのは至難であり、敵が領域からの脱出を試みても瞬時に妨害できる。各鏡の硬度もかなり高く、外部から攻撃を加えられても破壊される心配はまずない。

秘術・蟲玉 #395〜

 奇壊蟲で敵の全身を包み込み、チャクラを吸い尽くして命を奪う油女一族の秘伝忍術。まず蟲たちを広範囲に拡散させ、チャクラを感知して敵の位置を捕捉。術者の指令で一気にそこへ集約させ、敵のチャクラを残さず吸い取る。

額当て #1〜

 忍者学校を卒業し、一人前と認められた者だけが付けられる忍の証。鉄製で中央部に各里のマークが彫られ、どこの里の忍かを示す役割も果たす。基本的には名前の通り額に装着するが、特に決まりがあるわけではないので装着場所は人それぞれ。

秘術石針 #506〜

 ワイヤー付きのクナイを敵に命中させ、チャクラを流し込んで動きを止める忍術。

秘伝 #55〜

 限定された地域に住む集団や一族が、口伝のみで子々孫々へと伝えている機密性の高い術。血継限界とは違い特殊な才能や血統は必要ないが、基本的に外部に漏れるような事はない。

秘伝・鱗粉隠れの術 #564〜

 発光性の鱗粉を口から吐き出し、周囲を包み込んで敵の視界を奪う秘伝忍術。微細な光の粒が乱反射を起こし、その輝きで敵の目を晦ませる。

人傀儡 #266〜

 生身の人体から造り上げた傀儡人形の中でも、生前のチャクラを宿したまま造られた傀儡人形の総称。傀儡師は傀儡となった人物が生前に使っていた術をそのまま扱う事が出来るが、この技術を持つのは現時点ではサソリのみ。

火の意志 #139〜

 火影を始めとして、木ノ葉隠れの里に住む全ての忍に宿る信念。千手一族の祖先である大筒木アシュラを源流とし、一人一人の心に赤々と燃える里を守ろうとする強い意志そのもの。

火の国 #9〜

 木ノ葉隠れの里を擁する、忍び五大国の一つ。緩やかな丘陵が国土全体を占め、豊かな穀倉地帯が多くの人口を養っている。五大国のほぼ中央に位置するため、古来より交通の要衝として各国の文化交流に貢献してきており、それらが経済と繁栄を支えている。大名はかなりいい加減な性格で、政治は上役と里の上層部に委ね最後の決定を快諾するのみ。

火ノ寺 #314〜

 火の国にある忍寺。非常に知名度が高く、世界各国でも知られている。

白眼 #41〜

 祖であるカグヤから千年に亘り日向一族にのみ受け継がれている、三大瞳術の一つでもある血継限界。これを持つ者の瞳は総じて真っ白で、発動時には目の周囲に血管が浮き出る。透視眼と望遠眼の力で眼前の遮断物を透視し遙か先の事物を捉えたり、人体の経絡系やチャクラ穴を正確に見極める事が出来る。他にも写輪眼と似た特性を持つが、洞察眼に関しては写輪眼を凌ぐ。なお望遠眼で捉えられるのは術者を中心に半径50mほどの360°全域だが、正確には背後(第一胸椎の真後ろ)に1〜2°くらいの死角がある。

百豪の術 #577〜

 陰封印を常時開放状態にして、創造再生をタイムラグ無しで常時発動できるようにする忍術。ただし溜めていたチャクラを使い切れば使用不能になるため、あまりに長時間の使用は禁物。

百楽 #157〜

 短冊街にある和風の居酒屋。店名の由来は「酒は百薬の長」から。

日向一族 #78〜

 木ノ葉隠れの里において、最も古く優秀な血の流れを組むといわれる名門。一族の者は必ず生まれつき白眼を備え、日向流体術を伝えていく宿命を背負う。古来より血統を受け継ぎ一族の当主を輩出する宗家と、いかなる時にも宗家を守る事を強いられる分家とに分かれている。分家の者は3歳(例外あり)になると同時に額に「籠の中の鳥」の印を施され、宗家に逆らう事は決して許されない。

日向流体術 #79〜

 木ノ葉隠れの里で最も強い流派といわれる、柔拳を基本とした体術。

憑依の術 #97〜

 人柱力を作るために、尾獣を人に取り憑かせる忍術。詳細は不明。

氷遁忍術 #24〜

 風と水の性質変化を同時に使い、氷を発生させる血継限界。

氷遁・氷岩堂無 #520〜

 岩石のように硬い氷で守護対象の周囲を覆い、半球型の防御壁とする氷遁忍術。全方位からの攻撃に対応できるため、あらゆる場面で有用な術。

兵糧丸 #76〜

 一般的な忍具の一つ。服用した者は三日三晩休まず戦えるという秘薬で、高蛋白な上に吸収も良く興奮・鎮静作用を齎す成分が練り込まれている。

飛雷神斬り #624〜

 飛雷神の術で敵の死角に回り、敵が身構える暇を与えず超高速で急所を突く体術。

飛雷神互瞬回しの術 #641〜

 飛雷神の術の使い手二人が互いの体に術式を施し、機を見て互いの場所へ飛び合うことで戦局を有利に運ぶ時空間忍術。例として味方の攻撃を敵に当てたい場合、片方が敵に触れた瞬間にもう片方がその攻撃を敢えて受け、瞬時に飛び合い入れ替われば敵は攻撃をまともに食らう形になる。もっともこれは術者たちが完璧に息を合わせて初めて成り立つ術であり、少しでもタイミングが狂えば自滅する危険を伴う。

飛雷神・導雷 #502〜

 空中に時空の裂け目を作り、対象を吸い込ませて別の場所へ転送する時空間結界忍術。転送先は術者の任意。

飛雷神の術 #240〜

 座標を示す術式(マーキング)の存在する箇所を、超高速で飛び回る時空間忍術。四代目火影ミナトが開発したオリジナル忍術と言われているが、元々二代目火影扉間が得意としていた術を自力で会得した模様。またミナトの場合は、その瞬身の術をも上回る移動速度が雷の閃光を思わせる事から「木ノ葉の黄色い閃光」の異名が冠されたという。なお術式が書き込まれた動いている物体の所へ移動する場合は、二の段と呼称されている。術者の体かチャクラが間接的にでも触れてさえいれば、理論的にはどれほど大量のものでも飛ばすことが可能。ちなみに術者が対象に施した術式は、例え術者が死亡しても決して消える事はない。

飛雷陣の術 #562〜

 三人で陣を組み、飛雷神の術と同様に超高速で移動する時空間忍術。三人いなければ発動できない上、一緒に飛ばせるのは陣の中にあるもの(人間も可)のみ。

ヒラメカレイ #454〜

 霧の忍刀と呼ばれる七刀の内の一振りで、長十郎が愛用している大双剣。常時は名前の通りヒラメとカレイを合わせたような形状をしているが、チャクラを溜め込んで形状や大きさを自在に変化させられる。

ヒルコ #238〜

 サソリが人間の体を元に作り上げた、傀儡人形の一つ。背に固い甲羅を持ち、攻防一体の巨大な尾を主な武器とする。両腕と両脚は普段はしまい込んでおり、移動は胴体を引き摺って行う。他にも様々な仕込みが施されており、その全てに致死性の猛毒が塗られている。いつ頃からかは不明だがサソリは永くこの中に本体を潜め、近距離戦を不得手とする傀儡使いの弱点をカバーしている。

昼虎 #506〜

 八門遁甲の体内門を驚門まで開き、極限まで活性化した肉体で空圧の正拳を撃ち放つ体術。放たれた正拳は相手に向かって一点に集中していき、圧縮後虎の吠え声のような音を轟かせ一気に衝撃波が拡散する。発動時に術者から立ち上る碧いオーラは、驚門を開いた事で掻いた碧い汗が己の熱気で蒸発したもの。名称の由来は、放たれたチャクラの塊が巨大な虎の姿となる事から。

蛭間 #566〜

 全身から強アルカリ液を分泌し、自身に触れたものを溶かす六尾専用忍術。己の身を守りつつ攻撃も出来る、攻防一体の術。

手配書(ビンゴ・ブック) #13〜

 特に危険視・注視するべき忍のデータが詳細に書かれている、手帳サイズの極秘資料。各里で管理されているものもあれば、各個人が持っている場合もある。

ファンファン通り #144〜

 木ノ葉隠れの里から少し離れた、宿場町にある通り。いさおや忍民といった酒処、桃色屋などの風俗店が軒を並べている。

封印術 #2〜

術や人間を始め様々な事象・事柄を、己の印を以て特定の場所に封じる忍術の総称。

封印術・億怒端数煩流奴 #566〜

 チャクラを混ぜた特殊な墨で生み出された墨分身が、標的を卍固めで捕らえて三秒で覆い尽くし固める封印術。

封印術・幻龍九封尽 #254〜

 人柱力の中から尾獣を抽出し、外道魔像の中に封印する封印術。像を起動させると口腔から九体の龍を象った封印チャクラが現れ、尾獣のチャクラを抽出し尽くし封印する。終了すると同時に人柱力は命を失い、封印像の眼が尾獣一体に付き一つ開眼(瞳が現出)する。術の発動には、人柱力が生きている事が絶対条件。なお発動には膨大なチャクラを消費するので、最大10名までチャクラの提供者を設けられる(提供には専用の刻印が入った指輪が必要)。必然的に人数が多いほど術の速度も早まるが、全員が意識を結集しなければならない。ちなみに一尾から順に封印するのがセオリーだが、順番を守らなくても支障は特にない。ただ九尾だけは最後にしないと、バランスが崩れ像が砕け散るという。

封印術・虎視眈弾 #559〜

 チャクラを込めて巻物に描かれた墨絵の虎が、標的を巻物の中に引き摺り込む封印術。超獣偽画の応用忍術であり、一度引き摺り込まれれば脱出は不可能。

封印術・獅子閉哮 #273〜

 封印式を地面や壁などに描き込み、敵のチャクラを完全に抑え込む封印術。式の中央「閉」の文字の中心に触れた者の点穴を、強制的に閉じる事が出来る。

封印筒 #451〜

 極秘の情報伝達に使用される、特殊な筒。これでやり取りする情報は色々な意味で厄介なものが多いため、忍たちの間ではあまり評判が良くない。

封印鉄壁 #314〜

 扉そのものを結界で封印し、不審者の立ち入りを阻む封印術。仙族の才でのみ、封印を解除して開ける事が出来る。

封印の書 #1〜

 初代火影柱間が禁術を記して封印し、代々の火影の手で厳重に管理するよう取り決めた書物。多重影分身の術を始めとして、幾つもの禁術が記されているらしい。

封印班 #524〜

 第四次忍界大戦時、カブトの穢土転生に対処するべく組織された班。攻撃で弱った蘇生者を捕縛し、即時封印する任務を帯びている。

封火法印 #148〜

 火遁系の忍術の効果を封じる封印術。規定の封印式と忍術に精通していないと、扱う事は出来ない。封印後は解印されない限り二度と発動しないので、危険な術の二次被害防止に適している。

封黒法印 #184〜

 血で五枚の護符に封印式を施し、対象に貼り付けて漆黒の結界と成す封印術。この結界で封じられたものは、白眼ですら透視不可能。

封邪法印 #69〜

 術者の血で書いた文字で、邪法を抑制する封印術。ただしあくまでも抑制であり、完全に封印する事は出来ない。

封術吸引 #377〜

 体内のチャクラ循環を逆回転させ、向かってくる術を吸い込む忍術。吸収したチャクラは体内で霧散し、チャクラ性質に関係なく術を無効化する。また敵に接触し、敵のチャクラを直接吸収する事も出来る。

風遁・圧害 #334〜

 高密度に圧縮した竜巻の塊を撃ち出し、命中と同時に極限まで高まった風圧が周囲を薙ぎ倒す忍術。その暴風は広範囲に及び、天災の如き破壊力を誇る。

風遁・大掛け網 #617〜

 幾つもの突風を重ね合わせて気流の大網を形成し、標的を捕縛する忍術。

風遁・大鎌いたちの術 #213〜

 巨大扇子で乱気流を生み、前方の空間を真空の刃で切り刻む忍術。鎌いたちの術の進化系。

風遁・掛け網 #552〜

 複数の突風を重ね合わせて気流の網を形成し、標的を捕縛する忍術。

風遁・風切りの術 #425〜

 烈風を生み出して鋭利な薄刃とし、あらゆるものを切断する忍術。その斬れ味は、研ぎ澄まされた名刀の如し。

風遁・気流乱舞 #612〜

 掌から乱気流を発生させ、自在に操る忍術。

風遁・砂散弾 #658〜

 チャクラを帯びた無数の砂礫を、烈風の如き吐息で猛烈な散弾と化す忍術。広範囲に及ぶため避け難い反面、威力は低く当たっても致命傷には遠い。ただし敵の体内に入り込んだ砂を操る事で、行動の自由を奪える。

風遁・真空玉 #477〜

 口内で練り上げたチャクラ玉を、弾丸の如く噴き出す忍術。間隔を短くして連続で吐き出せば、マシンガンのように標的を蜂の巣にする事も出来る。

風遁・真空大玉 #479〜

 口内で練り上げた巨大なチャクラ玉を、バズーカ砲の如く噴き出す忍術。標的を体ごと吹き飛ばすほどの威力を誇る。

風遁・真空波 #456〜

 口から鎌鼬の如き鋭い息を噴き出し、標的を切り裂く忍術。

風遁・真空連波 #479〜

 口内で鎌鼬の如き鋭い息を連続で噴き出し、標的を切り刻む忍術。

風遁・大突破 #46〜

 吐息をチャクラで増幅し、突風を生み出す忍術。規模は術者によって異なり、単なる強風から台風を超える暴風まで様々。

風遁・超大玉螺旋手裏剣 #634〜

 超大玉螺旋丸を中心に巨大な風の刃を纏わせ、巨大な手裏剣と化して投擲する忍術。

風遁忍術 #46〜

 五大性質変化の一つ、風の性質を持つ忍術。あらゆるものを斬り裂き断ち切る刃のようなチャクラと、あらゆるものを問答無用で吹き飛ばすチャクラに依り、近・中距離では一番の攻撃力を持つ。性質の優劣は、火>風>雷。

風遁・風塵の術 #532〜

 口内で塵を高圧縮し、爆風に乗せて噴き出す忍術。眼前の一切を巻き込むほどに強力。

風遁・無限砂塵大突破 #132〜

 体が膨れ上がるほどに空気を吸い込み、チャクラを帯びた砂塵と共に吐き出す忍術。広範囲に吹き荒れる突風は樹木をも軽く薙ぎ倒すほどで、砂塵による物理的ダメージも計り知れない。

風遁・螺旋丸 #337〜

 螺旋丸に風の性質を付与させ、纏った風の刃で標的を削り斬る忍術。いわば螺旋手裏剣の前段階ではあるが、その破壊力は凄まじい。

風遁・螺旋手裏剣 #339〜

 螺旋丸を中心に風の刃を纏わせ、大きな手裏剣と化して投擲する忍術。風の刃は無数の極小な刃の集合体であり、標的を無限に斬り刻むだけでなく体細胞の経絡系をも寸断する。また刃は術者の意志で自在に拡大縮小出来るため、躱したと思い込み油断した敵の不意を突く事も可能。ただし熟練度が低いと投擲できず敵に直接ぶつけないと効果が無い上、敵ほどではないにせよ術者自身にも被害が及ぶ諸刃の剣となってしまう。

風遁・烈風掌 #373〜

 チャクラの性質変化で風を生み出し、柏手を契機に圧縮して烈風に変化させる忍術。人間一人を容易に弾き飛ばす威力を誇るが、投擲した武器の威力や速度を上げる補助目的にもよく使われる。

風遁・練空弾 #135〜

 腹を叩いて外部から圧力を掛け、高圧縮された空気の弾を吐き出す忍術。大量のチャクラが練り込まれた空弾は大地を抉りながら突進し、標的に当たると同時に破裂して大爆発を起こす。

風魔一族 #369〜

 巨大な手裏剣を武器に戦う、何処かの忍の集団。好戦的であるらしいが、詳細は不明。雨隠れの里において、ペインが彼らの血を引いているというデマが流れている。

フォーメーションE #633〜

 いの・シカマル・チョウジの三人で行う、各々の特技を活かした連携攻撃。肉弾用々で一個の球となったチョウジを、影摑みの術でシカマルが操り、いのが感知した敵を叩き潰す。

フォーメーション猪鹿蝶 #55〜

 いの・シカマル・チョウジの三人で行う、各々の特技を活かした連続三弾攻撃。考案者はシカマルだが、実は父・シカクの代から受け継いだもの。

復調装置 #363〜

 高周波チャクラの送受信・伝達機能を持つ、外道魔像から生み出された物質。

不屍転生 #121〜

 自らの精神だけを肉体から切り離し、他者の肉体に乗り移って生き続ける忍術。具体的には実体化した精神が他者の肉体に入り込み、その者の精神を食らい尽くして成り代わるのである。ただし、一度術を行使すると3年間は次の体へ移れない(時期が来ると体が拒絶反応を見せ始める)。不老不死に纏わる術であるため、当然ながら禁術に指定されている。

沸遁・怪力無双 #684〜

 チャクラを沸点まで一気に引き上げ、全身の力を急上昇させる沸遁忍術。触れているものにも熱は伝わるので、身の丈を超えるような大氷でも瞬時に融解させられる。

沸遁・巧霧の術 #466〜

 チャクラを込めた霧を口から吐き出し、標的を包み込んで溶かす沸遁忍術。酸の性質を持つ霧はあらゆるもの(物質化されたチャクラも含む)を溶かす力を持つが、術者の意志で無害な霧に戻すことも可能。

沸遁忍術 #466〜

 火と水の性質変化を同時に使い、種々の気体を発生させる血継限界。

部分倍化の術 #189〜

 体の一部だけを肥大化させ、物理攻撃の威力を増大させる秋道一族の秘伝忍術。腕や足が最も頻度が高く、肥大化のスピードは正に一瞬で敵に対応する暇を与えない。

分身体当たり #133〜

 影分身で敵を撹乱し、命中率を高めてから体当たりを食らわせる体術。分身の使い方次第でバリエーションが無限に広がるため、応用性は格段に高い。

分身大爆破 #142〜

 敵に影分身を本体と誤認させ、攻撃しに近付いてきた所で影分身を爆発させる忍術。爆発の規模はかなり大きく、まともに食らえば無事では済まない。

分身の術 #1〜

 自分自身の残像を生み出し、敵の攪乱を目的とする基礎忍術。当然ながら残像に実体は無いので、攻撃に用いる際は他の術と併用する必要がある。

分裂の術 #558〜

 自分自身を二つに分ける忍術。印は要らずスピードも速いが、身体能力やチャクラ等は全て半分になる。致命傷を負ったり戦闘不能になったりした時などの、術者の緊急時に効果を発揮する。

ペイン六道 #238〜

 輪廻眼の瞳力によって、六体の死体を操る忍術。復調装置をチャクラ受信機として死体の各所に埋め込み、術者から送られる高周波チャクラであたかも生きているかのように動かす。使う死体にこれといった条件は無く、年齢・性別・体格などの全てを無視できるので、何らかの理由で失われても死体さえあれば幾らでも代えが効く。彼らの五感は全て術者とリンクしていて、得られた情報は術者も含めた全員が即座に共有できる。彼らの操る術はもちろん全て術者のものではあるが、長門の場合は効率良く行うために各個体で役割分担がされている(万象天引と神羅天征を操る「天道」、「人間道」、「修羅道」、契約している巨大動物を口寄せする「畜生道」、封術吸引を操る「餓鬼道」、「地獄道」)。なお六体とも共通の武器として、先端の尖った復調装置を用いる。

頭八刀 #470〜

 チャクラを纏った状態で、渾身の頭突きを繰り出す忍体術。その威力たるや、敵の首を撥ね飛ばすほど。

紅葫蘆 #528〜

 六道仙人の宝具の一つで、強力な封印術を宿した瓢箪。言霊を録音する機能があり、七星剣で呪われた言霊を当人が口にした時、その人間を中に封じる事が出来る。また一定時間喋らずにいても、自動的に当人を吸い込むようになっている。

蛇 #352〜

 イタチの抹殺を目的にサスケが組織した、四人一組の小隊。メンバーは水月・香燐・重吾の三名。

変化・金剛如意 #120〜

 金剛の硬度と自在の伸縮性を持つ、金剛如意棒に変化する忍術。ただし変化していながらも、臨機応変に術者自らの意志で攻撃を行う事が可能。

変化の術 #1〜

 この世のあらゆるものに変身し、敵の目を欺く基礎忍術。戦闘・諜報・陽動など、用途も実に幅広い。

胞子の術 #466〜

 己の分身を微小な胞子に変え、標的に付着させる忍術。一定時間を過ぎると付着した生物のチャクラを吸い取り、一気に成長して完全な分身体となる。なお吸い取ったチャクラを味方に分け与えたり、それを使って吸い取った本人に変化したりもできる。また敢えて標的からチャクラを吸い取らず、付着したままの状態で監視・偵察を行う事も可能。

膨張求道玉 #689〜

 神樹のチャクラを使って、求道玉を極大化させる忍術。その大きさは小惑星を思わせる程で、世界を無に帰すほどの莫大な威力を有する。

鬼灯一族 #556〜

 霧隠れの里において、二代目水影幻月や水月・満月兄弟を輩出している一族。水や体液などを利用して、肉体を変化させる能力を持つ。

火影 #1〜

 木ノ葉隠れの里を治める最高指導者で、五影の一人。仁・義・礼・智・忠・信・考・悌の理を知り、千以上の術を使いこなせなければなれないといわれている。火の国の大名たちと里の上層部が会議を行い、話し合って適任者を決定する。ただしその後に上忍衆の信任投票を行い、そこで過半数の信任を得なければならない。なお就任者には専用のマントが与えられるが、背中の刺繍はある老職人の拘りの一品となっている。初代は千手柱間、二代目は千手扉間、三代目は猿飛ヒルゼン、四代目は波風ミナト、五代目は千手綱手、六代目ははたけカカシ、七代目はうずまきナルト。

火影岩 #1〜

 木ノ葉隠れの里の中心部に位置する、顔岩が彫られている巨大な岩山。内部には洞窟状の隠れ家があり、緊急時には子供たちや非戦闘員の避難所になる。

火影式耳順術・廓庵入鄽垂手 #296〜

 木遁忍術の力を駆使して、尾獣のチャクラを強制的に抑制する忍術。人柱力に「座」の文字を直接打ち込み、周囲に出現させた十の御柱で尾獣のチャクラを抑え込む。ただ発動の条件として、人柱力にチャクラの結晶石を所持させる必要がある。

火影の首飾り #149〜

 初代火影柱間が作ったという、チャクラの結晶石を使った首飾り。孫である綱手が受け継ぎ、己が認めた相手にその証として譲っていた。しかし譲った相手が二人とも死んでしまったため、改めて二人の形見として綱手が持ち歩いている。後にナルトを前の二人同様に認める事になったので、様々な想いと共にナルトに託されることとなった。実は人柱力のチャクラを制御する効果があり、元々はそれが目的で作られたと思われる。ちなみに、売れば山三つ買える程の価値があるとか。

ボタンフックエントリー #263〜

 敵地の進入口を破壊し、全員で一気に雪崩れ込む突入方法。

ポチ #20〜

 イナリが飼っていた犬。一度アカネに捕まった際、シューティング・スターと改名されかけた上に海へ投げ込まれてしまった。しかし助けに来れなかったイナリに愛想を尽かし、犬かきを覚えて自力で陸に上がり逃走した。

まきびし #13〜

 先が鋭く尖った鉄製の棘で、一般的な忍具の一つ。標的周辺の足元にばら撒いて、足止めや撹乱を行う。

巻物蝦蟇 #370〜

 妙木山に住んでいる蝦蟇の中でも、希少な大蝦蟇の一族。腹部が巻物になっており、印や封印式を記入できるようになっている。契約者がそこに判を捺す事で契約者の体内に蔵入りし、契約者が死ぬまで機密情報を堅守する。

巻物ポーチ #1〜

 中忍以上の忍が身に付けるベストに付いている、巻物を携帯するためのポーチ。下から取り出せるようになっている。別に巻物専用というわけではなく、薬や忍具なども入れておける。

魔境の乱 #206〜

 怒鬼の体内の物質化霊を呼び起こす、魔笛・幻武操曲の終曲第九節。この曲を聴いて生き延びた者はいないという。

魔幻・気蒸の楼閣 #552〜

 辺り一帯を覆い尽くす蜃の水蒸気を利用し、水粒子の皮膜で光を曲げ無限の虚像を生み出す幻術。虚像は攻撃を受けても消える事なく、術者は安全な場所に身を潜めつつ攻撃できる。

魔幻・枷杭の術 #345〜

 写輪眼で敵を精神世界へと誘い、四肢のあらゆる部位に楔を打ち込んだかのように錯覚させる幻術。身体の自由を奪うだけでなく相応の痛みも錯覚させるので、拷問などによく使われる。

魔幻・蝦蟇臨唱 #378〜

 妙木山に伝わる秘伝の音階に合わせて歌唱し、聴いた者を精神を縛る幻術世界へと誘う仙術。その者は四方を四体の不動蝦蟇に囲まれ、脱出不能の結界に閉じ込められる。対象が何人いても問題ないが、効果が現れるまでに多少時間を要するため、近距離で音を発すると居場所が知られて反撃の機会を与えてしまう事になる。なお曲は蝦蟇の声域に合わせて作られているため、人間には歌唱不可能。

魔幻・鏡天地転 #141〜

 写輪眼で自らに掛けられた幻術を瞬時に看破・分析し、敵に同じ効能の幻術を掛け返す幻術。いわゆる幻術返しの一種だが、発動には術者同士の力関係など幾つもの要素が絡んでくる。

魔幻・此処非の術 #36〜

 己の居場所を、別の場所だと敵に誤認させる幻術。効果範囲は広く、足を踏み入れた者全員が対象となる。

魔幻・樹縛殺 #141〜

 敵に樹木に絡め取られたと錯覚させ、体の自由を奪う幻術。敵の意識を残したままにできるので、その状態で尋問を行うのが主な用途。無論、そのまま止めを刺しても可。

魔幻・奈落見の術 #6〜

 自覚の有無に関係なく、敵が最も見たくないと思っている映像を映し出し動揺させる幻術。その映像が凄惨であればあるほど、受ける衝撃も大きくなる。

またたびボトル #354〜

 最高級またたびを精製し濃縮エキスに還元したもので、忍猫の大好物。一滴でどんな忍猫もメロメロになるという代物で、これが無いと忍猫に信用してもらえない。猫バアに会う時の通行証代わりになっている。

魔笛・幻武操曲 #203〜

 三体の怒鬼を、笛の音で自在に操る秘伝忍術。各種行動様式によって曲は異なり、解析されるのを避けるため複雑化されている。修得には天性の音感と、高度な演奏技術が必要。

魔笛・夢幻音鎖 #208〜

 笛の音を聞いた敵の行動を縛り、陰惨な虚像を見せて敵の精神を疲弊させる幻術。媒介が音なので有効範囲が広く、居場所を悟られずに術を掛けられるため利便性が高い。

万華鏡写輪眼 #142〜

 写輪眼を持つうちは一族の中でも、発現した者は史上数人しかいないとされる写輪眼の極致。己にとって最も親しき者、即ち家族や親友の死を体感する事が発現条件とされる。その瞳力は並の写輪眼とは比較にならず、熟練すれば時間差で術を眼に仕込んだり尾獣をコントロールしたりもできる。ただし強大な瞳力と引き換えに、瞳術を行使する度に視力が低下していくリスクがある。よって使い続ければ失明は免れないが、それを避ける唯一の方法は自分以外の発現者の眼球を自分に移植する事。これによって視力の低下は無くなり、瞳力は永遠のものとなる。なおこの瞳術は発現者によって眼に現れる模様が異なり、中でも直巴と呼ばれる眼を持つ者は比類なき強者となる。ちなみに「万華鏡」という名の由来は、その千差万別の模様にあると思われる。

卍の陣 #12〜

 忍びの陣形の一つ。護衛対象を中心に卍型に四方を守り、敵に相対する。

万蛇羅ノ陣 #294〜

 口寄せした無数の蛇を口から吐き出し、圧倒的な物量で敵を襲わせる忍術。呑まれれば防御も回避も全く意味を為さない状況に陥り、たちまち蛇たちの毒牙の餌食となる。

三日月の舞 #92〜

 術者が三人に影分身し、各々が敵の死角から襲いかかる忍術。三方からの同時攻撃に受け身を取れるはずもなく、一撃でもまともに受ければ致命所は避けられない。名称の由来は、敵の懐へ飛び込む際の軌道が、三日月のように流麗であることから。

水飴鉄砲 #642〜

 口腔内で巨大な水飴を錬成し、鉄砲の如く噴き出す仙術。自然エネルギーで出来ているので粘度が高く、粘着した標的の動きを鈍らせる。

水影 #9〜

 霧隠れの里を治める最高指導者で、五影の一人。その時々の最強者が抜擢される事になっており、里政のトップは歴代最年長者である長老が担う事になっている。初代は白蓮、二代目は鬼灯幻月、四代目はやぐら、五代目は照美メイ、六代目は長十郎(三代目は名前不明)。

水鉄砲の術 #556〜

 指先を高圧力で水の弾丸に変化させ、超音速で発射する鬼灯一族の秘伝忍術。両手で行う事も可能。

水の国 #9〜

 霧隠れの里を擁する、忍び五大国の一つ。外洋に浮かび独自の文化を有する島国で、四方を海に囲まれているものの国土の大半は山。本島周辺にある大小の島は各島ごとに風習が異なり、未だにそれに従って生活する島民も多い。大名は心配性で優柔不断な性格で、里の事も心からは信用しておらず反乱を案じている。

水分身の術 #12〜

 水を材料として、自らの分身を生み出す忍術。元が水なので実体があり見分けるのは至難だが、分身体の能力はオリジナルの10分の1ほど。更に複数生み出す事も可能であり、影分身の術と似た特性を有する。ただし本体からある程度離れると、分身体を維持できなくなる。

水虫堂 #3〜

 木ノ葉隠れの里にある店。おそらくは水虫の薬を売っていると思われる。

耳飾りのしきたり #533〜

 秋道一族・奈良一族・山中一族に代々伝えられている、特別な習わし。結束を強めて一族を守るため、中忍になった際に承認役である猿飛一族から託される耳飾りに誓いを立てる。それは誓いを忘れないよう常に耳に言い聞かせるためであり、子供が下忍になったらその子が中忍になるまで己の耳飾りを付けさせ、誓いを耳に留めさせる。

妙木山 #91〜

 木ノ葉隠れの里から徒歩で一ヶ月の距離にある、多くの蝦蟇たちが住まう聖地。迷い山ともいう。辿り着く方法は蝦蟇たちだけが知る極秘ルートを通るか、彼らと契約した者に逆口寄せしてもらうしかない。しかしごくたまに、迷い込んだ旅行者が偶然に辿り着く事もあるとか。

無限月読 #467〜

 輪廻眼と神樹の力をもって、月に自身の眼を投影する大幻術。人間に幻術の夢を見せ続けるだけでなく、生かしたまま個々の力を利用すべく神樹の根に繋げ生きた奴隷とし、やがて彼らは永い時間を掛けて白ゼツへと変化させられる。十尾を神樹の形態に戻して蕾を付けさせ、それが開くと中心にある術者の眼が天上の月に写って術は完成する(十尾そのものを術者が取り込んでいる場合は、額に顕現する第三の眼が月に写る形になる)。規模が大きい分だけ発動には莫大なチャクラを必要とするが、その力は地球に存在する全動物に及び影をも貫き通す眼光からは決して逃れられない。また開花に掛かる時間は、内蔵しているチャクラの量に比例する。なお解術の際には、術者(もしくは同等の力を持つ者)が子の印を結ぶだけで良い。

蟲食い #566〜

 標的目掛けて高速で突進し、接触と同時に肉を食い千切る七尾専用体術。離脱と突進を繰り返す事で、標的は文字通り虫食い状態と化す。

蟲邪民具の術 #517〜

 一定範囲内に無数の蟲を散らし、チャクラ感知を惑わせる油女一族の秘伝忍術。味方の情報を敵に読み取られるのを防ぎ、戦況を有利に導ける。

蟲分身の術 #126〜

 何千何万という奇壊蟲を一ヶ所に集め、術者の姿形を象らせる油女一族の秘伝忍術。囮や陽動に使えるほか、予め蟲を潜ませておいた場所に分身を形成する事も出来る。

無塵迷塞 #524〜

 無数の水滴を纏って光を曲げ、己の姿を消し去る忍術。光学迷彩と同じ原理。

六赤陽陣 #643〜

 復調装置で六角形の陣を張り、巨大な六角柱で天地左右を覆う結界忍術。結界面は赤色で四赤陽陣の更に上を行く結界術の最高峰だが、発動できるのは六道仙人の力を持つ者のみ。

迷彩隠れの術 #241〜

 チャクラの働きで自身の光の反射をコントロールし、己の姿を背景に溶け込ませる忍術。目視で術者を捉えるのは不可能であり、看破には写輪眼や白眼などの特殊な術を必要とする。

木遁・花樹界降臨 #575〜

 チャクラを養分として地中の樹木を急成長且つ巨大化させ、意のままに操る木遁忍術。隆起した幹枝は山を割り岩を穿ち、地を覆い尽くして敵の逃げ場を奪う。また蓮に似た花が睡眠作用を持つ花粉を撒き散らし、吸い込んだ者を行動不能に陥らせる。

木遁・挿し木の術 #605〜

 自身の身体を苗床に無数の梢を生み出して投擲し、標的に刺さった時点で活性化と急成長を促す木遁忍術。体内に喰い込んだ木材が高速で伸長・枝分かれを起こすため、標的が生物であればほぼ確実に致命傷を負う。なおこの術は印を結ぶ必要が無く、意志のみで発動し怒りや闘争心といった激情に呼応して伸びる。

木遁・四柱家の術 #287〜

 地中にある植物の根をチャクラで木材に変換し、急速な成長を促して建築物を組み上げる木遁忍術。サイズや形状は術者のイメージに依る。

木遁・四柱牢の術 #286〜

 土中でチャクラを材木に変化させ、急成長させて木製の監獄を形成する木遁忍術。サイズはチャクラ量で調節可能であり、木材にはチャクラのコーティングが施されていて破壊は困難。

木遁・大樹林の術 #340〜

 肩から先の部分を巨木へと変化させ、攻撃・拿捕などを行う木遁忍術。活性化と急成長を促す事で高速での伸長・枝分かれを起こし、枝部分で敵を捕らえたり尖った先端を槍として敵を貫いたりできる。

木遁忍術 #120〜

 土と水の性質変化を同時に行って、樹木を生み出す血継限界。多々ある血継限界の中でも特異な存在であり、極めれば尾獣をもコントロールできる。

木遁の術 #288〜

 木遁忍術で発生させた樹木を、意のままに操る忍術。樹木は自在に伸縮・形状変化する事ができ、あらゆる状況で役立てられる万能性を持つ。

木遁秘術・樹界降誕 #120〜

 チャクラを生命の源として巨大な樹木群を生成、それらを意のままに操り攻防と捕獲を同時に行う木遁忍術。

木遁・榜排の術 #621〜

 獣の難を喰らうという、敵の攻撃を弱体化させる木遁忍術。鬼神の如き木面には術者が潜む事の出来る空隙があり、それによって攻撃を完全に受け流す。

木遁・皆布袋の術 #621〜

 周囲に巨大な木の手を多数出現させ、意のままに操る木遁忍術。出現場所は術者の任意で発動時間も短いため、汎用性と機動性に富む。

木遁・黙殺縛りの術 #494〜

 紐状に伸びた樹枝で標的を絡め取り、縛り上げて拘束する木遁忍術。樹枝は柔軟性と耐久性に優れており、一度捕縛されれば脱出は困難。

木遁・木錠壁 #293〜

 チャクラで地中の根を活性化させ、術者を基点として木柱を出現させる木遁忍術。木柱は術者を護るようにドーム状に組み合わさるため、位置を調節すれば敵を挟撃するのにも使える。他にも中に敵を閉じ込めたり、一対一の状況を作り出したり、遠距離攻撃を防ぐ防護壁として活用したりと応用性が非常に高い。

木遁・木人の術 #620〜

 チャクラを与えて樹木を急成長させ、巨大な木の鬼人を生み出す木遁忍術。物理的な攻防に秀でているほか、頭部は術者を収容出来る構造になっている。

木遁・木分身の術 #293〜

 自らの細胞をチャクラで木に変質させ、分身を生み出す木遁忍術。通常の影分身よりも耐久度が高く、攻撃を喰らっても簡単には消えない。また木であるために植物と一体化する事が可能で、偵察任務によく使われる。種子状の送信木に変化させて対象者に飲ませれば、その者の位置をチャクラ共鳴で本体に知らせる小型発信機として機能する。

木遁・木龍の術 #607〜

 チャクラを樹木に与えて巨大な木の龍を生み出し、敵を縛り上げ締め付ける木遁忍術。チャクラを吸収する特性を持ち、かつて九尾をも縛り上げた。

木遁・連柱家の術 #451〜

 急成長を促した樹木を操り、木工の匠の如く多数の家屋を組み上げる木遁忍術。利便性は高いが、チャクラの消費量も莫大なものとなる。

潜り蝦蟇 #367〜

 妙木山に住んでいる蝦蟇の一体。腹中がチャクラを遮る結界空間になっており、中に潜んでいれば感知系の忍術の一切が通じない。

森の千手一族 #398〜

 かつて初代火影柱間が長として率い、後に木ノ葉隠れの里において主流となった一族。一族の名は忍・体・幻術全ての使い手が揃っていて、千の手を持つ一族として恐れられたことに由来する。その起源は遙かな昔のアシュラにまで遡り、愛情を力とする心と陽遁忍術を受け継ぐ。当初は雇われ武装集団の一つでしかなかったが、木遁忍術を操る柱間を始めとして尋常ならざる戦闘力を有し、うちは一族と並んで最強の名をほしいままにしていた。ただひたすらに戦い続ける日々を送る内、やがて誰もが永く続く戦乱の世を憂うようになり、因縁深いライバルであるうちは一族に休戦を申し出て承諾を得る。共に協力して木ノ葉隠れを立ち上げ、柱間が初代火影となった事で里での主導権を握る事になった。

夜ガイ #671〜

 八門遁甲の体内門を死門まで全て開き、極限を超えた肉体で敵を屠る究極の体術。「積」で己のチャクラを限界以上に搾り出し、燃える龍の如きチャクラを纏って「流」で一気に距離を詰め、空間が捻じ曲がるほどの速度で飛び蹴りを喰らわせる。正に一撃必殺の威力を誇るが、代償として術者の骨は砕けやがて全身が灰になる。

焼肉Q #172〜

 木ノ葉隠れの里にある焼肉屋。ネギタン塩が絶品だとか。

八坂ノ勾玉 #551〜

 須佐能乎から巨大な勾玉を幾つも作り出し、手裏剣のように投擲する忍術。

八十神空撃 #680〜

 チャクラを込めた掌を突き出し、無数の巨大な拳撃を発生させる体術。一発一発が凄まじい威力を秘めており、攻撃にも防御にも使用可能。

八咫鏡 #393〜

 霊器の一つで、あらゆるものを跳ね返すといわれる盾。

宿八 #459〜

 鉄の国にある宿屋。ナルトたちが四代目雷影エーに会った後で宿泊するも、オビトの来訪により半壊してしまう。

柳の舞 #205〜

 風に揺られる枝垂れ柳の如く、敵の攻撃を受け流してしなやかに舞うかぐや一族の秘伝体術。特に一対多数の乱戦で真価を発揮する体術であり、思うままに敵を翻弄する事が出来る。攻撃手段も両掌と両膝から突き出させた骨なので、無駄な動きなど一切ない流麗な舞が可能となる。

八岐の術 #392〜

 白蛇の持つ再生力を媒介に、白色の八岐大蛇に変化する忍術。マンダをも超える巨躯を用いて、周辺を思うがままに蹂躙し尽くす。

山中一族 #425〜

 木ノ葉隠れの里において、精神を司る転身系の術を伝える一族。花紋は紫の花・萩で、前向きな恋・想いを象徴する。なお、全員が感知タイプだと思われる。

やまなか花 #93〜

 木ノ葉隠れの里にある花屋で、いのの実家。店内に咲く四季折々の花々の鮮やかな色彩と香りは、人々を夢の世界へ誘う。

湯隠れの里 #515〜

 湯の国に存在する隠れ里。シンボルは温泉マーク。豊饒な自然と観光資源を有し、戦いが無くなっていく時代の流れに乗って戦力を大幅に縮小。今では戦を忘れた里と呼ばれている。

雪一族 #29〜

 霧隠れの里において、血継限界・氷遁忍術を受け継いでいた一族。忍界大戦時には重要な戦力として活躍したが、大戦後はその力を恐れる者たちから忌み嫌われ、里の片隅へ追い詰められた挙句に滅亡。直系だった女性が亡くなって以降、息子の白が唯一の末裔となっている。

湯の国 #517〜

 湯隠れの里を擁する、田の国と霜の国に挟まれた小国。大名は戦争経験の無い平和主義者で、第四次忍界大戦勃発時には戦々恐々としていた。

熔遁・護謨玉 #555〜

 ゴム状の膜で対象を覆い、鞠のような球体にして敵の攻撃から守る熔遁忍術。弾力性があるので、物理攻撃の衝撃を吸収できる。

熔遁・護謨壁 #554〜

 ゴム状の壁を生み出し、敵の攻撃を遮蔽する熔遁忍術。伸縮性に富んでおり、打撃で破る事は非常に困難。

熔遁・灼河流岩の術 #564〜

 口内で熔岩を多数作り出し、連続で噴き出す熔遁忍術。触れるもの全てを燃やし溶かす。

熔遁・石灰凝の術 #514〜

 体内で速効性のセメントを生成し、粉塵の状態で大量に吹き出す熔遁忍術。水に触れると一気に凝固するので、敵が踏み込んだところで水遁を用いれば足を捕らえて動きを封じられる。

熔遁チャクラモード #565〜

 熔解したマグマのような高熱のチャクラを纏い、身を守りつつ攻撃できる熔遁忍術。

熔遁忍術 #353〜

 火と土の性質変化を同時に行って、熔岩を生み出す血継限界。

溶遁忍術 #465〜

 火と土の性質変化を同時に行って、溶解液を生み出す血継限界。

陽遁忍術 #511〜

 木遁忍術とも深い繋がりがある、生命を司る身体エネルギーを元とする忍術。ハゴロモからアシュラへ、そして森の千手一族へ脈々と受け継がれている。

溶遁・溶怪の術 #465〜

 体内のチャクラを強酸性の粘液に変換し、口から噴き出す溶遁忍術。あらゆるものを溶かし尽くすほど強力で、形状はある程度の調整が可能。細かく噴き出して射程距離や弾速を高めたり、酸の壁を形成して道を塞いだりできる。

与作切り #470〜

 重心移動を巧みに利用し、巨大斧で豪快な横薙ぎを放つ体術。重みによって加速もされるため、一閃の威力は相当なものになる。

夜月一族 #408〜

 雲隠れの里に住んでいる、仲間を非常に大事にする一族。元は雲雷峡を住処としてきた一族だが、初代雷影エーの志に賛同し土地を譲ったという。

黄泉比良坂 #681〜

 輪廻写輪眼の力により空中に穴を開け、始球空間及び繋がっている5つの空間(溶岩・氷・超重力・砂・酸)内を自在に行き来する忍術。発動には印も予備動作も一切必要なく、回避・攪乱・奇襲といったあらゆる戦術に活用できるほか、標的を別空間へ放り出すといった使い方も可能。

ラーメン一楽 #1〜

 木ノ葉隠れの里にある、テウチが店主を務めるラーメン屋。特にとんこつ味のラーメンは絶品で、通をも唸らせるとか。

ラーメンスナック豚の背脂味 #34〜

 木ノ葉隠れの里にて、マニアックなブームを呼んでいるスナック菓子。ナルトも大好き。

雷我爆弾 #463〜

 敵を頭上に高々と抱え上げ、渾身の力で後頭部から地面に叩き付ける忍体術。普通なら素早い相手には決め難い大技だが、雷遁で身体能力を上げた状態で行うため捕捉は難しくない。また落とす時に尻餅を搗く事で、自重をも落下の衝撃に上乗せする事が出来る。

雷影 #9〜

 雲隠れの里を治める最高指導者で、五影の一人。その時々での最強者が影の証たる「エー」の称号を受け継ぎ、同時に選出されるビーの名を与えられた里随一の護衛役とタッグを組む決まりがある。初代から四代目までの本名は不明で、五代目はダルイ。

雷虐水平千代舞 #463〜

 雷遁チャクラを纏った腕で、敵に手刀を叩き込む忍体術。力が一転に集中する事で、単なる拳よりも破壊力が増す。また技がシンプルな分、急所を狙い易いという利点もある。

雷水龍弾 #588〜

 水遁・水龍弾の術に雷遁チャクラを融合させ、標的を痺れさせる効果を付与した複合忍術。

雷伝 #568〜

 影分身と二人で千鳥を発動させ、繋ぎ合わせて伸縮自在の鋭利な刃とする忍術。一直線上に結ばれた雷遁の帯は、あらゆるものを一刀両断する。

雷遁・影分身の術 #421〜

 雷遁のチャクラを集めて実体と為し、雷の性質変化を加えた影分身を生み出す忍術。敵に倒されても感電させて動きを止められるため、攻撃だけでなく陽動や分析など多様な局面で活用できる。

雷遁・感激波 #461〜

 水遁で生み出した大量の水に雷遁チャクラを流し込み、水に触れている者全てを感電させる忍術。

雷遁・偽暗 #334〜

 雷を鋭い槍状に変化させ、標的を正確に射抜く忍術。雷鳴の如き高速で飛来する槍を避けるのは至難であり、岩をも穿つ斬れ味は非常に高い殺傷力を誇る。

雷遁・黒斑差 #527〜

 自身から放出する無数の雷を結集し、黒豹を思わせる雷獣を創り出す忍術。放たれると同時に耳を劈く咆哮のような雷鳴を轟かせ、電光石火の速度で標的に次々と襲い掛かり殲滅していく。また大量の水があれば、それを利用して一気に雷を拡散させ広範囲の敵を感電させることも可能。

雷遁・四柱しばり #425〜

 標的の四方に岩柱を発生させ、放電して敵の動きを封じる忍術。高速で四方から飛来する雷の嵐を避けるのは不可能。

雷遁チャクラモード #460〜

 雷遁チャクラを身に纏い、身体能力を活性化させる忍術。迸る雷が神経伝達速度を上げ、同時に如何なる術にも耐えられる強固な鎧となる。

雷遁忍術 #334〜

 五大性質変化の一つ、雷の性質を持つ忍術。雷の如き電気の力を持つチャクラに依り対象を感電させる付加効果を持ち、拡散しやすいので中・遠距離戦に向いている。性質の優劣は、風>雷>土。

雷遁・雷幻雷光柱 #461〜

 雷光で敵の目を眩ませ、その隙に幻を見せて動揺を誘う幻術。

雷遁・雷光柱 #612〜

 雷の閃光を全身から急激に発し、敵の眼を眩ませる忍術。

雷遁・雷獣追牙 #421〜

 千鳥を形態変化させ、獲物を負う雷の狼と化す忍術。遠距離から素早い攻撃が可能なだけでなく、練り込むチャクラの量で速さや射程距離を調節できる。追尾機能と変則的な動きが回避をより困難にするので、特に初見の敵には絶大な効果を発揮する。

ライム帳 #411〜

 ビーが常に持ち歩いている手帳。いかなる状況においても、いいライムを思い付いたら即座にメモする。

羅漢拳 #188〜

 桁外れの膂力があって初めて使いこなせる、怒れる羅刹の如き威力を誇る体術。膝で敵を蹴り上げる「昇膝」、強靭な肩をもって体当たりする「突肩」、強烈な張り手を繰り出す「崩掌」、敵を上空へ張り飛ばす「昇撃掌」、敵を叩き潰す「圧掌」、岩をも砕く拳「岩撃」などの技がある。

螺旋丸 #150〜

 高密度のチャクラを乱回転させて掌に圧縮し、球状にして敵にぶつけるAランク超高等忍術。その回転から生み出される破壊力は小さな台風ともいえるほど強力で、まともに喰らった者は命を落とす事も。元は四代目火影ミナトが尾獣玉を参考に三年かけて開発した、人柱力であるクシナに授けるための術である。人柱力や尾獣を相手にした戦に特化しつつ、人柱力自身のチャクラ量に呼応する特徴がある。印などは一切不要だが形態変化の究極形ともいえるだけに難易度が高く、並の努力では到底会得できない。なお術の命名者はクシナであり、ヒントになったのはミトから教わった渦と螺旋の考え方。ミナト自身は術名を「光輪冷菓発起旋毛自来也双式ノ丸」としたが、自来也にもクシナにもダサくて長いと却下された。

螺旋吸丸 #545〜

 空中に螺旋丸を生み出して留め置き、そこへ周囲の敵を叩き付ける忍術。

螺旋閃光超輪舞吼参式 #639〜

 六本のクナイを標的に打ち込み、接近して隙を作るという忍術。実際に発動された事はなく、詳細は不明。

螺旋超多連丸 #499〜

 多重影分身の状態で無数の螺旋丸を作り出し、一気に敵にぶつける複合忍術。

螺旋乱丸 #545〜

 螺旋丸を同時に幾つも生み出し、群がってくる敵に同時に喰らわせる忍術。一対多数時に有効。

螺旋連丸 #432〜

 螺旋丸を両手それぞれで作り出し、同時に敵にぶつける忍術。逆回転の螺旋が中央で干渉し合い、通常の倍以上の威力が生じる。

雷遁・雷犁熱刀 #413〜

 チャクラを纏った腕全体で、敵の首元にぶちかましを掛ける忍体術。光速を思わせる速度で繰り出されるそれは、一撃で血肉を吹き飛ばし致命傷を与えるほど。

乱獅子髪の術 #372〜

 チャクラで頭部の代謝機能を高め、伸ばした頭髪を自在に操る忍術。硬度はチャクラにより鋼線に匹敵するほどになっており、束ねればその分だけ強度や破壊力が増す。

乱身衝 #164〜

 チャクラを電気質に変換して電界を生み、敵の経絡系に流し込んで身体制御を攪乱させる忍術。脳から発する電気信号が正しく体に伝わらなくなり、敵は思い通りに動けなくなる。

嵐遁忍術 #464〜

 水と雷の性質変化を同時に使い、嵐を発生させる血継限界。

嵐遁・励挫鎖荷素 #464〜

 組み手から複数の光線を放射し、自在に操って標的のみを狙い撃つ嵐遁忍術。

六道十尾柩印 #636〜

 輪廻眼の力で十尾を体内に封じ込め、自らが十尾の人柱力となる忍術。かつてのハゴロモと同じ力を得て血継網羅に到達できるが、制御には先天的な適性と強靭な精神力が必要となる。

六道仙人の宝具 #528〜

 かつてハゴロモが操ったと伝えられる、最強と渾名される5つの忍具(琥珀の浄瓶・幌金縄・七星剣・紅葫蘆・芭蕉扇)。いずれもチャクラを大量に消費するため、普通の人間では一気に全チャクラを吸い取られて死に至る。扱えるのはハゴロモのように、無尽蔵のチャクラを持つ者のみ。

六道仙人モード #673〜

 十尾の人柱力になるのではなく、ハゴロモから直接同等の力を授けられた者のみが操れる仙術。血継網羅となった術者はあらゆる命の流れを悟り、世の成り立ちを達観し、理を違える事のない交流で味方を増やせるようになる。

六道地爆天星 #690〜

 標的に直接触れ、陰陽の力で標的自身を地爆天星の核とする封印術。ハゴロモはこの術で十尾の本体を封印石と化し、遙か高空へと打ち上げ月と化せしめた。

リク丸 #342〜

 奈良一族の所有地で飼われている、雄々しく巨大な角を持つ牡鹿。その角は万病に効く秘薬の原料となる。

流砂瀑流 #215〜

 地中で莫大な量の砂や砂金を生み出し、それで津波を発生させ周辺一帯を飲み込む忍術。敵の攻撃をものともせず術者に有利な環境を作れる上、迅速に次の手を打てる。

龍地洞 #579〜

 多くの蛇たちが住まうと思われる聖地。重吾の一族が持つ特別な体は、ここを起源とするらしい。

両 #150〜

 世界共通で使われている通貨単位。一両で10円相当の価値。

燐壊虫 #475〜

 油女一族の扱う蟲の中でも非常に微細で、細菌に近いナノサイズの毒蟲。侵入した人間のチャクラを破壊する性質を持ち、体内で飼うには特殊な抗体が必要となる。

輪廻眼 #238〜

 かつてハゴロモが唯一持っていた、三大瞳術の中で最も崇高とされる血継限界。両の眼に広がる独特の波紋模様を特徴とし、千手とうちは両方の力を併せ持つ事が開眼の必須条件。所有者は忍術の基礎である五大性質変化及び陰陽遁忍術を全て使いこなし、生と死の存在する世界の外で生死を司る術をも操れる。またその圧倒的な力故に世が乱れた時に天より遣わされる創造神とも、全てをゼロに戻す破壊神とも呼ばれている。

輪廻写輪眼 #609〜

 十尾とカグヤのみが持つ(後にサスケにも発現)、文字通り輪廻眼と写輪眼の合わさった特殊な眼。

輪墓・辺獄 #659〜

 輪廻眼の瞳力により、現世と隣り合う見えざる世界・輪墓に不可視の分身体を生み出す忍術。外部からの物理攻撃は全て通過してしまう上、分身体からの攻撃は全て有効打となる。更に輪廻眼でしか視る事は適わず気配も無いため、その行動を束縛することはまず不可能。対抗できるのは同じ輪廻眼開眼者か、もしくは人知を超えた超感覚の持ち主のみ。なお六道仙人特有の仙術チャクラだけは分身体にも攻撃を当てる事ができ、そのダメージは本体にも反映される。また分身体が本体から離れて行動できる時間は決まっており、持続時間が切れると一定時間は本体に戻る必要がある。

霊化の術 #530〜

 己の精神を肉体から切り離し、霊体となって標的に取り憑く忍術。他者の魂を感じ取れる上に物理的な攻撃も通用しないので、位置も距離も関係なく容易に標的の下に到達できる。戦争では主に取り憑いた人間の精神を崩壊させ殺す目的で使用されたが、仲間の生死の確認や意志の伝達など可能な用途は多岐に亘る。なお術者の資質を問う一面がありらしく、使える者はそう多くない。

霊器 #393〜

 普段は実体が無く、チャクラによってのみ一時的に具現化する武器や道具の総称。

連弾砂時雨 #464〜

 砂礫を無数の弾丸と化し、間断なく連発する忍術。さながら激しく降り注ぐ驟雨の様相を呈し、逃れるのは非常に困難。

火了(ロ)班 #421〜

 木ノ葉隠れの里において、暗部を構成する部隊の一つ。対ペイン戦において、シズネの護衛と拷問・尋問部隊のガードを命じられる。

惑星螺旋丸 #553〜

 大きめの螺旋丸の周囲に小さな螺旋丸を複数公転させ、これを纏めて敵にぶつける忍術。螺旋連丸を更に強化したものであり、複雑な乱回転が生じて威力が跳ね上がる。